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ホテル業界ニュース

2023.12.13

2023.06.05

【2023年版】最新の旅行トレンドとは?ホテルマーケティングに使えるアイデア4選

ホテルの売上を上げるためにはマーケティングが欠かせませんが、効果的な施策を行うためには最新の旅行トレンドを押さえておく必要があります。

いち早く旅行トレンドを押さえたホテル・旅館はユニークな宿泊プランを販売して話題になったりと認知の拡大に成功しており、マーケティング戦略における必要性をお分かりいただけるかと思います。

本記事では、2023年の旅行トレンドをご紹介するとともに、どうやってマーケティング戦略に活かすべきかについても解説していきますので、目新しい施策をお探しの方はぜひ最後までご覧ください!

2023年の最新旅行トレンド4選

コロナによる行動制限もなくなってきており、自由に旅行が楽しめるようになったからこそ今までとは違うトレンドが出現しています。今回は、2023年の最新旅行トレンドを厳選してご紹介していきます。

①知られざる観光スポットと地域コミュニティとの交流を楽しむ旅行

新たな旅行トレンドとして、あまり知られていない観光スポットを訪れて、地元の人との交流を楽しむスタイルに人気が出ています。コロナ禍で人と関わる機会が減ったことで人気が出たと考えられ、アメリカンエクスプレス・トラベルの調査によると、特にZ世代とミレニアル世代の79%が興味を示していることがわかっています。

定番化した観光スポットではなく、せっかく旅行で訪れた先でしか体験できない地元の楽しみ方は世界中で注目されていますが、インドでは98%の人が興味を示しているのに対し、日本は最下位で48%の人しか興味を持っていないことから、国内客ではなくインバウンド客に向けてマーケティング施策を考えた方が良いでしょう。

地元ガイドとコラボした宿泊プランの販売やイベントを開催したり、地元出身のホテルスタッフが紹介するコンテンツなど、Z世代とミレニアル世代がよく使うSNSでプロモーションを行うことで、より効果的なマーケティングが行えます。

②映画やドラマのロケ地巡りやアニメの聖地巡り

続いて注目されている2023年の旅行トレンドは、映画やドラマのロケ地巡りやアニメの「聖地巡り」です。旅行の目的地選びにSNSやポップカルチャーが大きな影響を与えていることから、SNSで話題になっている映画やドラマ、アニメなどにインスパイアされた旅行スタイルが人気となっています。

SNSをよく利用しているZ世代とミレニアル世代に関しては、約70%がこの旅行トレンドに興味を示しており、ホテルマーケティングにおいても活かすことができます。

近くにロケ地があることが前提となってしまうので全てのホテル・旅館で行える施策ではありませんが、このようなコンテンツがある施設様はぜひ活用していきましょう。映画やドラマ、アニメの制作会社とコラボして限定の宿泊プランを販売したり、施設内でイベントを行うこともできますが、SNSやブログなどで積極的に紹介することで話題になる可能性もあります。

また、SNSキャンペーンとしてホテル・旅館での体験と一緒にロケ地での体験を投稿してもらう施策を行えば、UGCを活用してSNSマーケティングも可能です。インフルエンサーにも依頼すれば、より効果が見込めるでしょう。

③食体験を目的とした旅行

2023年の旅行トレンドとして最も注目されているのは、「食体験」でしょう。旅行中は外食が中心となるため、旅行先でしか食べられない食事を楽しみに旅行をする人も多く、このトレンドもコロナ禍で外食を控えていた背景があるからと考えられます。

旅行者の81%が旅行中の地元の食べ物や料理を楽しみにしており、多くの旅行者がSNS等を参考にレストランを選んだりしていますが、ホテル・旅館で旅行者が求めている食体験を提供できれば、施設での体験がより充実したものになるだけでなく、顧客満足度が上がって口コミが良くなり、予約が増える可能性があります。

すでにこのようなサービスを提供している、またはこれから実際に導入するという施設様で売上に伸び悩んでいるのであれば、SNSマーケティングやコンテンツマーケティングで魅力を伝えることがおすすめです。

宣伝用に撮影した綺麗な写真だけでなく、ユーザーが投稿してくれたUGCを活用して、ホテルの中にいては分からない魅力を発信したり、現地でレストランを探している際にリーチできるよう、コンテンツマーケティングでSEO対策を徹底したり、Googleマップの情報を豊富にしてMEO対策を行うなど、さまざまなマーケティング施策で認知の獲得が期待できます。

④セルフケアやウェルネスを目的とした旅行

旅行業界に限らず、セルフケアやウェルネスが注目されていることから、これらを目的とした旅行が2023年のトレンドとなりました。日々のストレスを癒すために旅行へ行く人が多く、75%が旅行中にスマホやPCの使用時間を減らし、68%が自然に囲まれた環境でリフレッシュしたいと考えていることがわかっています。

しかし、国によってウェルネスに対する認識や求める形が違い、日本ではプライベートビーチやマッサージ、SNSデットクス、スパ、ヨガや瞑想に対する関心が他の国と比べて低い傾向があります。

先述した旅行トレンドにもあったように、地域コミュニティとの交流を好んでいる海外の旅行客が多いため、インバウンド客をターゲットとして「日本でしか体験できない環境のなかで楽しめるウェルネスプラン」などを考えて戦略的にプロモーションすることで、インバウンド客の集客が期待できます。

まとめ

今回は、2023年の最新旅行トレンドとどうやってマーケティングすれば良いかについて取り上げましたが、参考になりましたでしょうか?ユニークなプランを造成できても戦略的にプロモーションができなければ、マーケティング施策が失敗に終わってしまいます。

せっかく旅行トレンドを取り入れたプランを造成するのであれば、戦略的にプランを造成しましょう。売れるプランの作り方は、「売れるホテルは実践している!思わず予約したくなるプランの作り方とは」の記事でもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

すでにプラン造成を戦略的に行えているのであれば、こちらの記事を参考にプランを効率よく売っていく方法を考えていきましょう。

マーケティング施策がたくさんあってどれから手をつければいいかわからない施設様は、無料のオンライン相談も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。数々のホテル・旅館様の売上を改善してきたノウハウを持ち、業界に特化している弊社だからこそ提供できるマーケティングをコンサルしております。

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