コロナ渦中に生まれた「バーチャル旅行」とは?現地を超えるオンライン上でのおもてなし

2020年の始まりと同時に、新型コロナウイルスの感染が拡大しました。観光産業は大きなダメージを受けていて、8月中の国内ホテルの稼働率は31.2%(英調査会社STRの調査)とと低い水準のままです。

その他にも、観光産業に携わる観光施設、イベント・コンベンション、ガイド、旅行会社なども経済的なダメージを受けています。

そのなかでも、現代社会で浸透するオンラインを活用した観光、「バーチャル旅行」というのが密かに盛り上がっていらしく、その実態を調べてみました。

今回はバーチャル旅行がテーマとなるので、宿泊施設には関係ないだろう…と思う方もいらっしゃるでしょう。本記事の最後では、今後活用できそうなPR戦略をアイデアベースですが紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!

バーチャル旅行とその魅力とは?

VR技術や動画、オンラインゲームを通じて体験できる、バーチャル旅行のことを指します。バーチャル旅行自体は以前から存在していましたが、新型コロナウイルスが従来の観光産業に大きく影響を与え、観光の形も多角化してきた今、注目を集めているのです。

正直、バーチャル旅行を調べる前には全く需要はないと思っていました。しかし、調査していくごとにバーチャル旅行の魅力を感じることができたのです。

そこで旅行者の視点から、バーチャル旅行のメリットを2つに分けて解説していきます。

①「リーズナブルで旅行体験が可能」

リアルとオンライン上でまず異なるのが「価格帯」です。

総合旅行プラットフォーム「エアトリ」の調査データによると、1泊2日の国内旅行の平均的な予算が7.7万円、1週間の海外旅行の平均予算が32.9万円であることがわかりました。

バーチャル旅行では、現地に訪れないので移動や宿泊など費用がかからないことから、リーズナブリに楽しむことができるプログラムとなっています。

平均相場は、旅行コンテンツによって異なりますが、1,000円〜15,000円くらいです。

②「オンライン観光の付加価値」

「バーチャル旅行なんだから、リーズナブルに旅行体験ができるのは当たり前だろう!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。続いては、”オンライン観光の付加価値”について紹介していきます。

バーチャル旅行での付加価値とは、ご当地お土産の生産者の方のお話しを聴きながら発送されてきたご当地グルメを画面の前で味わうコースなどがあります。

その他にも、既に存在しない遺跡の再現を著名な歴史家のガイドを聴くことができるプランや、旅のしおりと共にオンラインバスに乗車し、現地の生中継の景色を楽しみながら、他の旅行者との交流も楽しめるコースなどなど、旅行者のニーズに適した様々なプランがあります。

バーチャル旅行を活用した宿泊施設のPR戦略

バーチャル旅行の魅力をまとめると、現地の魅力をオンライン上で楽しめるだけでなく、未来の顧客を開拓にも繋がります。

地域一帯でバーチャル旅行に取り組むのであれば、宿泊施設も認知度を上げるために参画すべきとも言えます。

宿泊チケットやお食事券など、それぞれの宿泊施設で強みとなるもの付加価値にすることが現地に足を運ぶキッカケになるでしょう。

宿泊施設は単体で考えるのでなく、より観光に溶け込むためにも多様化が必要だとも考えられます。

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