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客室数:1,000室
施設カテゴリ:ビジネスホテル
平均宿泊単価:7,000円
導入前稼働率52%→58%
112%増加
これまでマーケティング活動を行なっておらず、OTAでの価格調整やキャンペーンの参画のみで集客しており、ホテル特有の持ち味を活かしきれていませんでした。ターゲットが不明確だったことから、「誰に、何を提供するのか」という考え方ではなかったため、ありきたりな販売戦略となっていた。
課題1と連動して、計画的な販売計画やマーケティング計画がなかったため、OTAのクーポンや特集にのみ注目しており、自社発信のマーケティング活動をされていませんでした。自社サイトで販売しているプランも特色がなく、他社には無い魅力的なプランが販売できていませんでした。
構築されていなかったマーケティングの基盤を構築し、自社のポジションを明確にした差別化戦略を提案。年間を通したマーケティング計画を立て、販促活動をサポート。
ターゲット顧客のニーズを市場動向から分析し、競合施設と差別化することを目的とした、ホテル内でのイベントやブランドとタイアップしたプランの販売を実施します。
直販増加と、予約獲得単価の最適化を目的としたGoogle、SNS広告の企画、クリエイティブ作成とから運用、データ分析を徹底したA/Bテストを常時実施します。
公式サイトに訪問しているユーザーの行動データの分と、予約増加に必要な改善策を実施。最も予約したくなる公式サイトに成長させます。
サービス金額合計:250,000/月
こちらの施設の担当
田代
高橋
サービスについてのご相談フォームからお問合せ
担当者と直接お話しされたい方03-6822-2689
マーケティングの基礎となるターゲティングやポジショニングが定まっていなかったことから、さまざまな課題に派生してしまっておりました。 そのため、数日にわたりこれまでの客層の分析と、ターゲット顧客の言語化をし、競合施設の分析から優位性の高いポジションを見つけることを行いました。 それにより、USP(Unique Selling Point)の表現方法を固めることができたので、ブランディングの基盤を構築できました。
田代
施設の第一印象としては、あまり見ないタイプの規模感と雰囲気だったので売り出し方については結構アイデアがあったんですけど、今思い返すと現在のブランディングイメージに辿り着くまでにかなり時間をかけてしまった思い出があります。。 ブランドを形にする際に一番苦戦したことってなんでしたか?
一番時間がかかったのは、ペルソナを作り込むことです。当時、宿泊して欲しい客層と現状で宿泊している客層に乖離があり、まずはペルソナを作って方向性を固めようとしましたが、施設の規模感が多いこともあり、4名のペルソナを作りあげるのに時間がかかりました。
高橋
田代
確かにペルソナ作成で時間がかかっていましたね。結局は複数人のペルソナを作成して、短期間でのテストを行ったことで実際のマーケットの答えが見れたのでよかったですよね。 ブランディングと一括りにしてしまうと、何から手をつけるべきか分からない人が多いと思いますが、今回のケースではどのような事がブランディングに繋がったと思いますか?
ペルソナを作ったあとにポジショニングマップで自社の現状を再度確認したことで、競合施設が埋められていない「ポジション」を見つけることができ、ホテルの皆様にも納得いただけるブランディング構築ができました。
高橋
田代
正しいポジションを可視化できると、販売するプランだけではなく、公式サイトでの表現方法にも反映できますし、配信する広告にも影響するので、顧客に描いてほしいブランドのイメージを固める事ができたのはやはり大きかったと思います。 現状かなり予約も増えて、ブランドのイメージも浸透してきていますが、これからのステップで意識していることはありますか?
今は狙うべきターゲットやブランディングも明確となり、あやふやとなっていたマーケティング戦略がしっかりと立てられるようになりました。現在配信している広告では、予約につながる文章の作成もできており、費用対効果の高いマーケティングを実施できています。 これからも年間を通した計画的なマーケティング戦略とコストに対する予約のリターンを分析して、費用対効果の最大化を目指していきたいですね。
高橋