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客室数:1,400室
施設カテゴリ:ビジネスホテル
平均宿泊単価:8,000円
導入前稼働率76%→87%
115%増加
毎月の販促費用が戦略的に決められておらず、無駄な支出が多かった。例えば、重複してしまうプロモーションを繰り返して効果が薄れていたり、ターゲット層に合わない広告を出稿していたりしていました。また、時期や需要に応じた適切な販促戦略が欠けていたため、コスト対効果が低い状況が続いていました。
ホテルの規模に見合った販売促進活動ができておらず、一部の客室やプランだけに集中していたため、稼働率の底上げができていませんでした。さらに、季節やイベントに応じて適切なプランを組み込んでいなかったり、競合他社との差別化が不十分であったりして、予約獲得につながらない状況が続いていました。
販促コストの運用・管理を行い、各施設様に最適なOTAを選定し、適切な露出戦略を立案します。目標売上達成やOTA手数料などを考慮した予算配分を行います。
OTAで開催される特集やセールの企画立案をサポート。宿泊需要や稼働状況によって、参画する特集・セールを取捨選択し、売上に貢献するための販売促進を行います。
実践した施策の振り返りや競合施設/マーケットの動向を元に、販売分析と翌月以降の改善施策をご提案し、販売施策を実践いたします。
サービス金額合計:320,000/月
こちらの施設の担当
渡邉
高橋
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担当者と直接お話しされたい方03-6822-2689
客室数が多いホテルでのOTA運用課題として、コミッション費用の抑制が挙げられます。当ホテルでは、各OTAのプロモーションと販促費用を見直し、最適化を実現した結果、予約売上の維持や改善とともにコミッション削減が可能となりました。さらに、海外OTAの活用も行い、予約増加にも繋げることができました。このような販売戦略は、直販比率向上を目指す宿泊施設においても有効です。
渡邉
日本国内でもトップクラスの客室数を誇るホテルでのOTA運用の手法はどのようなことを意識するのでしょうか? 当時に抱えていた課題を踏まえて教えてください。
客室数が多いホテルにほど見受けられるのが、毎月のコミッションが非常に多いということですかね。ご契約当初の当ホテルでも、販売実績よりも販促コストに目がいっちゃいましたね。 各OTAの販売促進について見ると、広告やクーポンを取り合えず購入しておけばいいや…というような印象を受けるほどの大量買いをされていたので、もっと費用対効果の良い結果を還元できると確認しました。
高橋
渡邉
実際にお客様の方で購入されていた広告やクーポンは不適切だっということでしょうか?
そういうわけではないんですけど、広告やクーポン施策は”費用対効果の最大化”が求められるということです。細かい話になってしまうんですけど、予約を獲得するにもコストが掛かっているので、1予約あたりの獲得単価をできるだけ抑えることが必要になります。
高橋
渡邉
なるほどですね。各OTAのプロモーションと販促費用を見直して、最適化することで予約売上は維持または改善できつつ、コミッションの削減に繋げられるのですね。
はい。国内OTAはポイントやクーポンを活用することで手数料率が高くなってしまうので、施設側で行える割引率の見直しと、今まで活用していなかった海外OTAでのプロモーションを行なったことで、予約増加を実現することができました。まとめると、各OTAの予約シェアやパフォーマンスを分析しながら、それぞれで使用する予算の最適化が重要ですね。
高橋