ホテル・旅館が徹底すべきMEO対策とは?集客力を上げる運用ポイントの解説

注目されている「MEO対策」は取り組まれているでしょうか? 競合施設が多いホテル・旅館様が予約競争に巻き込まれないためには、欠かせない対策と言っても過言ではありません。明日から始められるMEO対策の特徴についてご紹介しているので、ぜひお役に立ててみてください。

現代社会での口コミの重要性は広告以上!?

つい最近まで、旅先や宿泊施設を見かける媒体はテレビや雑誌などが主流でした。
例えばCMで「成田空港から九州圏の航空券が5000円引き」「関東から四国間での新幹線チケット4000円引き」など、さまざまな宣伝広告を目にしていました。

もちろん今もCMによる宣伝は効果的ですが、その広告費を出せる企業は限られています。しかし、現代社会では「スマートフォンによる検索行動」が一般的になってきました。
テレビCMよりもリスティング広告、SNS広告、Youtube広告に力を入れる企業も増えています。宿泊施設の規模や広告にかける予算によっては、思うような成果が出づらいので、あまり得策とは言えないでしょう。

「デジタル広告だけが集客に効果的なのか?」と思う方もいるでしょう。実は広告のように予算をかけずとも集客できる方法があります。

それは「口コミ」による効果です。

ホテル・旅館に携われている方であれば、口コミも重要性はご存知だと思います。口コミは、「長期的な効果」「信頼性」「低コスト」の3つにより集客効果を発揮することができます。
広告は指定した期間や予算の間で幅広い層に向けて宣伝することができますが、全ての人が利益に貢献してくれる顧客ではありません。

インターネット上では、「宿泊予約」が目的となりますが日時まで予測することはできません。
”今すぐ客”に結びつくお客様より、”見込み客”になる割合の方が多く、デジタル広告で費用対効果を出すことが厳しいことが考えられます。

CMや広告などで見かける宿泊業に関連する企業は旅行会社やOTAなどが多いのは、不特定多数の顧客を狙うことができるからです。続いて、広告よりも低コストで長期的な効果が期待できる集客戦略をご紹介します。

口コミから宿泊予約の獲得を狙う「MEO対策」とは?

MEO(マップエンジン最適化)とは、Google Mapを利用した地図検索のことを指します。
「業種名」「地域名」「サービス内容」を含めた検索をするユーザーが増えていることから、実店舗を持つ企業は必須のツールです。

「検索キーワード」「ユーザーの位置情報」から、条件にマッチした情報が表示されます。
ターゲットとなる顧客が検索するキーワード対策のことで、検索ヒット率が上がるので、認知度や集客力の向上が期待できます。

ホテル・旅館がGoogleマイビジネスに登録するメリットとしては、OTAよりも直接予約に結びつきやすい傾向なので、OTA手数料の削減にもつながります。

【MEO対策を活用するべき4つのメリット】


1.地図検索をするユーザーが増えている

2.競合施設との差別化がしやすい

3.直接予約に結びつきやすい傾向がある

4.インバウンド集客にも役に立つ


以前、
Googleマイビジネスの口コミ数を130~150件以上にして4.0以上の評価をキープすることで、予約獲得が1.13~1.17倍になるというデータを見つけたのですが….。証拠となるURLが見つからず説得力は欠けてしまいますが、頭の隅にでも入れておいてください。

Googleマイビジネスの口コミで言えることは、現代社会ではリアルな声(口コミ)の重要視されていて、施設情報を調べるときに必要な材料にもなることから、宿泊客からの口コミを獲得することが予約数を増やすポイントです。

【Googleマイビジネスの登録】

Googleマイビジネスの設定方法は簡単ですが、記載する情報を間違ってしまうとお客様からのクレームになったり、Googleの評価基準に満たないので注意して設定してください。詳しい設定方法はGoogleサポートをご参考ください。

MEO対策での差別化ポイントとは?

地図検索で上位表示するためには、Googleマイビジネスを活用した対策が必要です。

最も重要なのが「初期設定の情報入力」です。宿泊予約をしてくれそうなお客様が検索するキーワードまたは関連性のあるキーワードを含めることがMEO対策のファーストステップです。

例えば、東京都内に位置しているから「東京+〇〇」というキーワードで上位表示を目指しても、競合が多かったり、幅広いユーザーが検索する可能性が高いので、利益につながりやすいとは言えません。

現代社会のマーケティングでも一般的な考え方でもある、「ニッチなキーワードを狙う=コアなお客様を獲得できる」にシフトすることです。

上記で例えると、東京都内に位置しているから「東京+〇〇」ではなく、東京都内の”どの地域に位置しているか”まで深掘りしなければなりません。

東京都内で絞ると、江戸川区にいると人でも新宿区の宿泊施設に検索ヒットしてしまうので、「都道府県<地域名」に絞った方が目的意識がはっきりとしていて、宿泊予約につながりやすい顧客の獲得が期待できます。

Google Mapの検索順位を上げる方法

検索順位を上げる方法としては、「口コミの数が多く、高い評価を維持できているか」「Web上で被リンクまたは施設名(会社名)が拡散されているか」「関連性の高い情報があるか」「口コミの返信をしているか」など、いくつかのルールに沿って対策をする必要があります。

今まで宿泊施設のGoogleマイビジネスを分析してきた中で、「地域名+宿泊施設」の検索キーワードが多い傾向でした。少し高度な方法ですが、ホテル・旅館のターゲットとなる宿泊利用者の検索行動を予測し、求めている情報を発信することで、予約検討熟度が高まります。

その他のMEO対策は、Googleマイビジネス内で写真を積極的に投稿することも効果的です。オーナー(アカウント)が投稿した写真が利用される傾向ですが、GoogleMapに表示される写真は自分たちでは選ぶことができません。

宿泊価値を高められる写真を投稿し、「施設の外観」「お部屋」「料理」「施設周辺の風景・観光スポット」などの写真を投稿することが、ユーザーの興味・関心度を上げることができます。

MEO対策に裏技はなく、“Googleマイビジネスの定期的な情報更新”“投稿による情報発信”などの細かい作業をすることが重要です。日々の仕事が決まっている宿泊施設は、専門業者に依頼する傾向が見受けられます。

【MEO対策で重視するべきポイント】

・ニッチなキーワードを狙

・被リンクを獲得する

・高い評価の口コミを増やす

・最低週1回の投稿はする

まとめ

今後OTA集客以外にも、他の媒体で予約を獲得していくことが「集客のリスク分散」につながります。

SEO対策よりも表示順位を上位にすることも容易で、短期間で成果が反映されやすいことから、一つの集客媒体として欠かせないツールです。

ホテル・旅館がMEO対策をする(基礎的な)メリットについては、こちらの【ホテル集客術】広告よりも費用対効果の高いMEO対策とは?をご覧ください。

将来的にはOTAに頼らず、公式サイトで予約を増やしたいと考えている方は、直接予約を増やすマーケティング戦略をご紹介している資料をお役立てください。

近年、OTAの予約キャンセル率が約50%と高くなっています。予約検討熟度が高い顧客の獲得をするには、公式サイトの活用が欠かせません。ぜひご覧ください。

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