今やUGCは当たり前!?ホテルの集客を成功させるためのインスタグラム活用術

ホテル・旅館において、滞在のイメージが沸きやすくなるインスタグラムは欠かせませんが、公式サイトで使うようなプロカメラマンが撮った写真だけを投稿していませんか?

インスタグラムでは、たくさんの宿泊客が滞在の思い出や体験を投稿しているため、宿泊を考えているユーザーはプロカメラマンが撮った宣伝用の写真よりもリアルなコンテンツを参考にする傾向があります。

そこで本記事では、ユーザーが投稿したコンテンツ(UGC)の活用方法について、ホテル・旅館の集客へとつなげる方法と共に紹介します。

本記事はこんな方におすすめ!

  • フォロワーが増えず、集客ができているのか分からずにお悩みの方
  • インスタグラムの投稿ネタが尽きている方

UGCを活用したSNSはユーザーに親近感を抱かせる

UGCとは、User Generated Contentの略称で、「一般ユーザーによって作られたコンテンツ」のことを指します。

たとえば、SNSで投稿される写真や動画など、消費者が商品や企業について評価するために投稿するSNSでの投稿や、口コミサイトでの投稿もすべてUGCに含まれるのです。

近年、オフラインでもオンラインでも広告が溢れかえっていることから、消費者は”押しつけ感のある”広告へ嫌悪感を抱くようになり、実際に利用したユーザーによる口コミやSNSの投稿などのUGCを参考にするようになりました。

また、SNSはユーザーとの距離が近くなることも魅力ですが、企業が作ったコンテンツだけを発信していると、従来の広告のように一方的になってしまいます。UGCを活用してユーザーとのコミュニケーションを大切にし、距離を縮めることで広告に対する嫌悪感をなくし、親近感を抱いてもらえるようになります。

インスタグラムにおけるUGCの影響力

UGCの代表例でもあるインスタグラムでは、購入前の意思決定に与える影響力が大きくなっています

インスタグラムは写真や動画をメインにしているため、言葉だけでは伝わりにくいホテル・旅館の魅力がわかりやすく、インスタグラムをきっかけに予約検討熟度の向上につながります。

Eコマースのマーケティング支援を行っているShift4Shopによると、70%の消費者がUGCによるレビューや評価を見てから購買行動に至っており、82%の消費者が「UGCは参考にする価値がある」と思っていることがわかりました。

また、インバウンド客に関しては言語の壁があるため、インスタグラムでホテル・旅館の情報を収集する傾向があり、写真や動画で訴求できるインスタグラムはUGCの投稿数も多く、とても効果のある集客ツールです。

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事例を用いたUGCの活用方法

ここまで紹介してきた中で、ホテル・旅館のインスタグラムを盛り上げるためにUGCはとても効率的であることはおわかりいただけたと思います。

続いて、UGCを活用してインスタグラムを運営していく上で、必要となる知識について事例を用いて紹介していきます。

2種類の運用方法

UGCを活用したインスタグラムの運営方法には、2つのパターンがあります。

  1. UGCのみを投稿する
  2. UGCをピックアップして投稿する

インスタグラムでUGCのみだけを投稿すると、自社でコンテンツ作成をしなくていいので運用コストを抑えることが可能です。しかし、一般ユーザーが投稿しているコンテンツなので、クオリティを保つことや内容のコントロールができず、求めているUGCが集まらなければ投稿回数が減ったり、予定していた内容の投稿ができないケースがあります。

一方、UGCを一定数ピックアップして自社で作成したコンテンツと織り交ぜて投稿する運用方法もあります。自社コンテンツとUGCをバランス良く投稿することで、”押しつけのある”広告感は緩和できますが、自社でコンテンツを作成しUGCも選定するとなると、ある程度コストや時間がかかってしまう点はデメリットになる場合もあります。

同系列ホテルでも特にフォロワーの多いリッツカールトン大阪

リッツカールトン大阪ではUGCと自社コンテンツの両方を投稿することで、国内にある5つのリッツカールトンの内、一番多くのフォロワー数を獲得しています。

東京・京都・日光・沖縄と国内でも有数の人気観光地の中でも、大阪が一番フォロワーが多い要因として考えられたのが、UGCを活用しているかどうかです。

大阪以外のリッツカールトンが運営するインスタグラムでは、自社コンテンツのみ投稿しているか、UGCの活用に非積極的でした。対してリッツカールトン大阪のフォロワーは、5,000人以上の差をつけて多く、UGCも投稿することでファンになっているユーザーが多いことが分かります。

UGCを利用する上で注意すること

UGCを活用する上で、いくつか気をつけなければなりません。

  1. ULSSAS(ウルサス)を意識した流れ
  2. UGC作成者名の共有とリポストすることの通知
  3. リポスト用のハッシュタグを作成

ULSSAS(ウルサス)とは、SNSでの購買行動のことで、UGC(ユーザー投稿コンテンツ)、Like(いいね)、Search1(SNS検索)、Search2(Googleなどの検索エンジンでの検索)、Action(購買)、Spread(拡散)の頭文字を取ったものです。

このサイクルを作るために、どうしたらクオリティの高いUGCを活用できるかがポイントになります。ホテル・旅館だけに特化したインスタグラムのアカウントもあるのでUGCの協力を募ったり、ホテル・旅館側からもキャンペーンを打ち出して、よりUGCを投稿しやすい環境を作り出すことも必要となります。

また、UGCを活用する際には、必ず投稿者のアカウント名を記載したり、使用する許可、感謝のコメントを入れなくてはなりません。いくらユーザーがリポストを許可していても、アカウント名を記載しなければ盗作されたと感じてしまいます。

リポスト用のハッシュタグを作成し、アカウント名を一緒に記載することで、UGCだとわかりやすくなり、UGCを活用する際は細部にまで気をつけましょう。

UGCを活用すればホテルの集客が可能に

インスタグラムは今や口コミサイトよりも影響力のがあるため、UGCを活用することでホテル・旅館の認知度を上げて集客ができるようになります。

他にフォローしているアカウントの邪魔にならないように、基本的には二〜三日に一回程度、または多くても一日に一回の投稿頻度に抑えることで、フォローを外されにくくなります。

インスタグラムでは、「インサイト」と呼ばれる機能を活用することで、投稿に対するいいねなどのアクションが分かります。詳しい利用方法については、Instagram運用で知っておきたい “インサイト”を活用する方法と用語とは?の記事で解説しているのでぜひご覧ください!

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投稿者プロフィール

髙橋瑞希
髙橋瑞希
ホテル・旅館の集客戦略やブランディングなどの情報を発信し、mint(micado hint)のメディア運営を担う。海外のホテルマーケティングを研究し、新たなデジタルマーケティング施策を推奨しながら、宿泊業界に貢献をする。