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デジタル戦略・戦術 ホテルマーケティング

2024.01.19

2020.09.26

2021年以降に向けてやるべき3つのこと! “Go To”は一部のプロモーションにしかすぎない。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、GoToトラベルの一時停止が2月7日までの延長が決定しました。

観光需要の喚起を目的とした”Go To”の波に乗ることは重要ですが、多くの事業者(ホテル・旅館・飲食店など)さんたちは、”Go To”に頼りすぎているようにも感じます。

そこで今回は、2021年以降に向けてホテルや旅館で見直すべき3つのポイントを取り上げました。

「今は稼働しているけど、春以降は維持できるのか….?」と考えている方や、「もう少し先を見据えて、自社施設の集客・販売戦略を見直さないといけないかも」という課題を感じている方は、ぜひお役立てください!

”Go To”以降の利用客数は減っていくワケとは!?

Go To キャンペーンが始まってから、昨年よりも月間売上・月間稼働率が高かった施設様のお声を伺ったところ、「売上だけでみれば例年よりもいいけど、顧客満足度を前年と比べると決して良いとは言えないよね。Go To トラベルを通してウチの施設に泊まってくれた8〜9割以上のお客様はリピーターにならないだろうね。」と口にしていました。

普段、その施設がターゲットとしているのは高級志向の方々で、収入なども世間と比べるとあり、定期的に高級宿に泊まるような客層。

ですが、Go To キャンペーンが解禁されてからは、前年前月よりも新規顧客の割合が高く、年齢層も10歳〜15歳くらい下がっているらしく、今までにはない要望やクレームもある、と少し不満そうな声で言っていました。

コロナ渦中で、ビジネスホテルよりもレジャー系・リゾート系の施設を利用する傾向ですが、顧客とニーズマッチしないと長い目で見たときに、あまり期待できないのでしょうか。

売上を少しでも改善することは大切ですが、「宿泊」となると”売る”だけに注力しすぎてはいけないと捉えることもできますね。

”Go To”の先を見据えてやるべき3つのコト

前の見出しを踏まえると、”Go To キャンペーン”を通して宿泊したお客様に2回,3回と何回も利用してもらうための対策が欠かせないことが言えます。

1.ターゲット層を絞った販売活動

施設ブランド・コンセプトに見合ったターゲット層に絞った販売活動が最も刺さりやすく、予約行動に移る可能性があります。もちろんターゲット層以外に、潜在顧客という”これから自社施設のお客様になってくれる可能性を秘めたお客様”に向けたプロモーションも必要です。

インターネット上で販促する場合には、ターゲット層や潜在層ごとに分けることで、的確なアプローチができるようになります。

ターゲット層を絞った販売活動に関して、こちらのホテルの稼働率を上げる集客アイデアとは? 過去の宿泊客にアプローチする方法も参考になるので、ぜひ一読ください。

2.施設ブランドを意識した販売戦略

施設ブランドを壊さない・ブラさない販売戦略は実践できていますか?
例えば、皆様の中で「ウチのホテルは〇〇だから、お客様には〇〇なイメージだと覚えてほしい」とぼんやりでもあるかと思います。

しかし、そのようなことを頭の中で考えていても、イメージと反する宿泊プランを販売していたり、プロモーションをした経験などないでしょうか?

少しずつデジタル化が浸透してきて、インターネット上での見せ方次第で、ユーザーのイメージは右にも左にも動きます。見せ方次第では、ユーザーのイメージを操作することもできるので、いかに販売戦略を緻密に練るかが重要です。

施設ブランドを意識した販売戦略を詳しく知りたい方は、新しい施策はいらない!? ホテルや旅館の集客力を伸ばす5つの宣伝方法をご覧ください!

3.公式サイトの分析・改善

「2.施設ブランドを意識した販売戦略」でも触れた”少しずつデジタル化が浸透して….”を掘り下げると、インターネット上での検索方法が簡単になっていたり、音声検索やSNS検索などの多様化など、どんどん発展しています。

その中で最も重要とされるのが、「自社の公式サイト」です。
どの媒体よりも魅力を引き出すことができて、サイトのデザインやレイアウトはいつでも変更できたり、販売活動やプロモーションの効果検証などが行えます。

ですが、デジタル化が遅れている宿泊業界では、公式サイトの重要性に気づいている方々が少ないのも事実です。

たった1回の施策による”大成功”は期待しない…!?

日本の観光需要はまだまだ伸びていくことが予想されていますが、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大によって、施設側の販売手法や利用者側の宿泊ニーズなど、大きな変化が起こっています。

一つの集客チャンネルではなく、いくつもの集客チャンネルを利用しているので、1回のプロモーションで継続的にヒットする確立は極めて低いことが考えられます。

1ヶ月に1回または2ヶ月に1回、公式サイトやOTAの分析を行い、施設のターゲット層に向けた販売・プロモーションなどの施策を立案し、効果検証を行うことが重要です。

【コロナ渦中でも自社サイトの集客力を上げるためのお役立ち記事】

1.【GoToトラベル一時停止の延長決定】優先順位度の高いWeb上での対策とは?

2.【3分で読める】2021年からホテル・旅館が取り組むべき”たった1つ”のコト

”Go To”や“コロナ渦中”だからこそ対策すべきことは、他にもたくさんあります。ホテルや旅館は従来の集客方法だけでなく、”販路拡大に向けたデジタルマーケティングの集客施策”を取り入れることが今後の活路となるでしょう。

私たちはこれまで培ってきた支援実績から得た経験や独自のノウハウを基に、ホテル・旅館さまの望む結果を出すための最適な提案をさせていただきます。

Web周りを担当する方がいなかったり、デジタルマーケティングを活用した業者をお探しの方は、ご要望を聞かせていただければ幸いです。

お問い合わせフォームよりご連絡いただければ、Webサイトのチェックを含めたオンラインミーティングを実施いたします。

micadoの詳細をもっと知りたい方は、ホテル・旅館に向けたマーケティング知識やノウハウを公開している弊社メディアをご覧ください。

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