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2023.11.21
2023.02.13
新型コロナウイルスの影響で訪日外国人が減少し、観光市場は大きな打撃を受けましたが、2022年秋頃から世界各国で渡航規制が緩和されたことをきっかけに、インバウンド需要に期待が高まっています。
コロナ前と現状では訪日旅行のニーズが変化してきているので、時代や環境に応じた対応をしていくため、市場の動向やトレンドを調べることが重要です。
最新のインバウンド集客に関する課題や今後の施策について確認して、ホテル・旅館の売上を上げていきましょう。宿泊施設のマーケティング担当者様は、ぜひ最後までご覧ください!
日本政府観光局が公表している月別の訪日外客数の推移(上図)からもわかるように、コロナの影響で減少していた訪日外国人が2022年の後半ごろから戻ってきており、ホテル・旅館の市場では価格設定に大きな変化が出てきています。
コロナ禍では、ホテル・旅館の宿泊料金は値下げ傾向でしたが、2022年10月には円安の影響もあり、インバウンド需要が高まっていることから、外資系ホテルやラグジュアリーホテルは、訪日外国人からの予約を狙って料金を大幅に上げています。
なるべく利益損失を出さないためにも、直近で残っている在庫は国内客を狙って直前割やセール、クーポンなどのマーケティング施策を行い、客室を売り切る戦略をとっています。
コロナ禍ほど急激な観光需要の低下がない限り、今後は料金が大幅に下がることはないと予想しているので、施設に最適なインバウンドマーケティングを行うことを一層重要視しています。アフターコロナでも売れ続ける施設になるためには、独自のサービスやプランを展開し、他の施設との差別化をして「選ばれるホテル・旅館」になっていくことが大切です。
インバウンド需要の回復によってホテル・旅館の売上増加に期待が高まっているとはいえ、継続的にパフォーマンスを高めていくためにも、マーケティング戦略をしっかりと立てていく必要があります。
続いて、インバウンドマーケティングの課題と施策について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
マーケティング戦略の効果を高めるためには、アプローチする媒体の選定が重要なポイントです。国内では楽天トラベルやじゃらんnetなどを利用するユーザーが多いので日本人には訴求できますが、訪日外国人はBooking.comやExpediaを利用するユーザーが多いので、違うマーケティング戦略が求められます。
また、インバウンド需要は世界情勢の影響を受けやすく、集客・売上にも大きく関わります。訪日外国人の約3割を占める韓国人ですが、2019年に日本と韓国の関係が悪化したことで、旅行のキャンセルが相次ぎました。両国の関係が悪化した状況でプロモーションを行うと炎上する可能性もあるので、マーケティング戦略を考え直す必要があります。
インバウンドに向けたマーケティングでは、国内の旅行者とは違うニーズや情勢があるので、最新のマーケット動向を常にチェックして戦略的に動かなくてはなりません。
インバウンドマーケティングの施策の一つとして、公式サイトを多言語に対応することももちろん重要ですが、施設の概要だけでは魅力が伝わらないので、「ここに泊まってみたい!」と思ってもらえるような訴求が必要です。
これまでは「地名+ホテル」と検索してホテルを探している人が多かったので、多言語でSEO対策をすることで集客対策ができていましたが、現在はSNSでホテル・旅館を探す方法が主流になってきており、SNS運用がインバウンドマーケティングのカギを握っています。
広告より口コミの方が信頼されやすいように、家族や友人がSNSで投稿したホテル・旅館を参考にしているユーザーが多くいます。ホテルはもちろん、旅行した先での”体験”も合わせて投稿されていると、より一層行ってみたいと思う傾向があるので、UGCを活用する際にはぜひ参考にしてみてください。
インフルエンサーやUGCを活用して魅力的な写真や動画が楽しめるSNS運用を行うことで、言語に関係なくマーケティングができます。どのような投稿が人気なのかを分析しながら最適なマーケティングを行っていきましょう。
さらに訪日外国人が増えていくことが今後は予想されるため、インバウンドマーケティングが必要不可欠ですが、さまざまな課題を踏まえたうえで戦略的に施策を考えていく必要があります。
アフターコロナに向けて値上げしている施設もありますが、料金が高くても予約される施設は、戦略的なマーケティングで成功しています。海外旅行をしに来ている訪日外国人は、国内旅行者よりも予算に余裕があるため、インバウンドマーケティングで訪日外国人を取り込むことができれば、売上にも期待ができます。
今から準備をしたいけど、具体的な取り組み方がわからないとお悩みのホテル・旅館の施設様向けに、インバウンド予約を増やすホテル・旅館向けの7つの施策についてまとめた記事がありますので、集客力アップにぜひお役立てください!
本記事でも紹介したように、国内旅行客と訪日外国人では旅行のトレンドや傾向などが変わるため、違う施策が求められます。最新の宿泊動向の流れをまとめた無料のE-Bookもございますので、ぜひご覧ください。
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