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2024.01.19
2021.07.30
SEO対策をすればアクセス数を上げることができ、ホテル・旅館の知名度も上げられます。適切なキーワード選定でユーザーの検索意図にあった情報を提供できれば、宿泊予約の獲得も期待できます。
そこで今回は、SEO対策に必要なキーワードの選定方法とどこに設置するかについて詳しく解説しています。
本記事はSEO対策の実践編になるので、まず基礎編を学びたい方は、宿泊予約につなげる!ホテル・旅館の最大の課題であるSEO対策とはの記事を読んでからご覧ください!
SEO対策をすると検索結果の上位に表示することが可能で、検索結果の掲載順位が上がることでWebサイトのクリック率も上がります。また、自社でやれば費用をかけずにできるので、効率的にホテル・旅館の知名度を上げられるようになります。
知名度を上げることができれば宿泊予約の獲得へとつなげることもでき、SEO対策だけでもかなり効果が見込めます。
そこで重要となるのが、「キーワード選定」です。どんなキーワードで検索結果の上位を狙うかのことで、どういったキーワードなら需要があり、どんな情報をユーザーが必要としているか考える必要があります。つまり、検索意図を理解することでSEOの対策ができるようになります。
検索意図は大きく4種類に分けることができます。
ホテル・旅館の場合、「行きたい」または「知りたい」(観光情報)に該当します。この4種類を踏まえることで、より検索意図が理解しやすくなり、ユーザーが必要としている情報を提供することができます。すると、検索結果の上位に表示されやすくなり、ホテル・旅館の知名度を上げることも可能になります。
関連記事:【ホテルWeb戦略】自社サイトでのSEO対策は本当に必要なのか!?
Google広告は、アカウントを作成すれば誰でも利用できるサービスです。自社に関連したキーワードを検索するユーザーや興味を持っている見込み客に対してウェブ上で広告を出せるだけでなく、どういったキーワードがどのくらいのボリュームで検索されているかが分かり、広告を出すことでより詳細なデータにアクセスできるようになります。
Google広告のキーワードプランナーで、狙いたいキーワードを入力します。
すると、月間平均でどれだけそのキーワードで実際に調べられているのかが分かります。(下図①)
また、すでに検索結果に表示されているサイトとの競合性が高いのか低いのかも分かります。(下図②)
通常、検索ボリュームが多いほど競合が高い傾向がありますが、その分情報を必要としているユーザーがいるということなので、そのキーワードを選定する価値はあります。ですが、あくまでここに表示される競合性は、Googleでリスティング広告を出稿している場合の競合性なので、SEO対策の競合性と全く同じではなく、参考程度にしておきましょう。
指定したキーワード一覧の下には、関連するキーワードの候補も表示されるので、もし最初に指定したキーワードではなく別のキーワードにしたい場合、他の候補として参考になります。
このように、検索ボリュームや競合性を考慮した上でキーワードの選定を行います。
キーワードの選定が終わったら、実際にそのキーワードで検索してみて、競合サイトはどういった情報を提供しているのか確認します。すでに上位に表示されているということは、検索意図に合った情報を提供できているということなので、競合サイトを参考にします。
検索意図とキーワードが合っていなければ、ユーザーが必要としている情報を提供できず、ウェブサイトを運営する目標=CV(コンバージョン)を達成することができません。また、Google側もユーザーに適切な情報を提供していないと判断し、検索順位が低くなってしまいます。
関連記事:【SEO対策】ホテル・旅館のWeb集客で重要となる「キーワード選定」とは?
キーワード選定が終わったら、どこにキーワードを設置して検索上位に表示させるか考えます。キーワードがウェブページの中に入っていなければ検索上位に表示されることはなく、Googleが認識するポイントはある程度決まっています。どれか一つだけやればいい訳ではなく、全ての場所でキーワードを入れてSEO対策をすることが重要です。
タイトルは、検索結果の画面でクリックするかしないかが別れる要素なのでとても重要です。最初に考えた検索意図から、ユーザーの質問に答えるようなタイトルを設定します。また、キーワードは文の最初の方に入れた方がユーザーにもGoogleにも認識されやすく、上位表示が狙いやすくなります。
見出しもタイトルと同じように、なるべく文の最初の方にキーワードを入れます。ですが、全ての見出しにキーワードを入れると不自然になってしまう可能性が高いので、あくまで自然な表現になることを優先します。
ディスクリプションとは、検索結果でウェブサイトのタイトルの下に2〜4行程で表示される説明文のことで、そのウェブページには何が書かれているのかについて説明します。ディスクリプションの中にもキーワードを入れることで、SEO対策となります。
最後に、キーワードを使いながら本文に検索意図の回答となる内容を書きます。タイトルや見出しにキーワードが入っていても、本文にキーワードに関連する内容が書いていなければ、検索意図に合った情報を提供できません。すると、ユーザーにもGoogleにも適切でないと判断されてしまうので、本文にもキーワードを入れて上位表示を狙います。
ホテル・旅館の公式サイトを表示させるには、SEO対策が必須です。検索意図をしっかり理解することでどのキーワードで対策を取ればいいのかも分かり、ユーザーに必要とされている情報を提供できるようになります。
ホテル・旅館の忙しい業務の合間にキーワード選定からコンテンツの作成までできるようになるには時間がかかりますが、専門家でもあるマーケティング会社に頼むのも一つの手です。マーケティング会社に委託すれば、アドバイスももらえるので行き詰まることなくSEO対策ができるようになります。
「地域名+ホテル(旅館)」と検索して出てくる公式サイトは何が違う?押さえておきたいSEO対策の知識を解説!の記事でもSEOに必要な知識について解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
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