【ホテルWeb戦略】自社サイトでのSEO対策は本当に必要なのか!?

ホテルを予約するユーザー層には、旅行を目的としている人・仕事目的で利用する人と大まかに2タイプに分かれています。

従来の集客方法はOTAが主流で、日本人は楽天やじゃらんなどの”国内OTA”を利用している割合が多く、訪日外国人旅行者の場合は、Booking,comやExpediaなど海外OTAを利用しています。

OTAが浸透し始めてから約20年間が経過したものの、いまだに予約方法は変わらず、OTAの数が急増しているのが宿泊予約の現状です。

最近では、複数の検索エンジンから選び出した検索結果を統合して1ページにまとめて表示する「旅行比較サイト(trivago,Skyscannerなど)」の検索ができるようになり、ユーザーは最安値で掲載されているサイトを探します。

さらに、OTAの独自の割引キャンペーンとユーザーの比較検討が上手くなっていることから、正規料金は遠ざかっています。そうなると宿泊施設の公式サイトで提供している料金の方が下回ってしまい、本来のブランド(価格)が安くなってしまうのも問題です。

このようなことが起きているのは、宿泊施設側は自覚しています。
長い期間OTAに依存してしまっていたことから、公式サイト含む他の媒体での集客ができないのが課題となっていて、今後こういったホテルや旅館はさらに増えるでしょう。

ホテル公式サイトでSEO対策を行うべき理由

デジタルマーケティングを駆使している宿泊施設はほとんどありません。最近になって、大手ホテル会社でも、自社マーケティングの強化に莫大なコストを費やすようになりました。

公式サイトの構築やSEO対策(Googleなどの検索順位を上位にするための取り組み)は欠かせないのですが、「宿泊施設はSEO対策をする必要はない!」という人もいます。

SEO対策は効果が出るまでに時間がかかり、成果の見えづらいのが難点です。目先の売上につながる広告掲載に費用を投下している施設が多く、実は費用対効果が低いケースの方が多いのです。

“広告費をいくらかけているのか・ターゲットは誰なのか・宿泊料金はいくらなのか・選定したキーワード・地域や時間帯”など細かい部分はたくさんあります。

デジタルマーケティングが発展していない宿泊業界では、適切なアプローチを行えている施設は少ないのです。

逆を言えば、改善できる点はたくさんあり、宿泊施設が行うデジタルマーケティングの順序に従うことで、予約獲得単価を最小限に抑えることができて、利益率を伸ばすこともできます。

見出しにもなっている「ホテル公式サイトでSEO対策を行うべき理由」は、ブランディング戦略と直接予約の獲得が目的です。

OTAでは施設ブランディングに特化していないので、競合施設との差別化が難しい点があります。また、OTAで施設を閲覧した約半分のユーザーは公式サイトを閲覧してから予約に至る傾向があります。

公式サイトのコンテンツが充実していなければ、予約成約率が下がってしまうので、SEO対策を含むサイトの構築は欠かせません。

さらに、Googleマップを活用した地図検索(MEO対策)をするユーザーも増えていることから、予約獲得数を増やすためには、さまざまな対策を行うことが集客強化に繋がります。

ホテル公式サイト上でのWeb戦略

一人ひとりサイトに訪れる目的が違えば、行動パターンや心理状態も異なるので、ユーザーにとって満足度の高いサイトを構築するには、定期的なサイト分析が必要です。

・ツールの導入と設定
・本体サイトとGAの接続
・本体サイトと外部サイトの接続

上記の設定をすることで、Webサイトのデータを取得することができます。

ホテルや旅館様がツール(Google Analytics)を導入するべき理由は他の記事でご説明しているので、そちらをご覧ください!

・ホテル公式サイトの構築
・定期的なサイト分析と改善

・SEO対策,MEO対策(エリア検索)
・徹底的なキーワード選定

OTAに依存しないホテル予約を増やすためには、3ヶ月〜4ヶ月くらいがテストを交えた期間で、大体20~30%の直接予約を目指し、半年〜1年間を目安に直接予約の割合をさらに増やしていきましょう。

予約数を伸ばすためのマーケティング施策について気になる方は、【予約が途切れない集客戦略】ホテル・旅館が今やるべきWeb対策とは?をご覧ください。

ホテル・旅館がSEO対策に取り組むべき理由と実践方法についてのオンランセミナーも開催しています。次回は8月21日に行うので、ご都合よろしければご参加してみてください!

自社サイトやオウンドメディア、SNSで予約獲得を狙うためには、自社マーケティングの強化をすることが重要です。現在、宿泊事業様に向けて、ホテルの売上高を伸ばすための電子書籍を配布していますのでぜひご覧ください!

予約がキャンセルされにくいWebサイトの仕組みとは

投稿者プロフィール

渡邉典史
渡邉典史
デジタルマーケティングによる集客戦略を担当。独立後コンテンツマーケティングにおける企画立案から記事作成などを行い、サービス提供開始から最短2ヶ月で集客数6.5倍を達成。Googleアルゴリズムの研究を行い、SEO,MEO対策の目標達成が短期間で可能。海外経験を活かしインバウンドマーケティングの責任者としてホテル・旅館を中心に集客支援を行っている。