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ホテル業界ニュース

2023.11.21

2021.11.01

【旅行トレンド】注目される「ブレジャー」とは?ホテルが取り入れるべきNewスタイルを解説

ブレジャー 出張 旅行 トレンド

新型コロナウイルスをきっかけにワーケーションが拡がり、新たな旅のスタイルが確立されました。

出張などのビジネス目的の旅行は、コロナ禍でも貴重な宿泊需要であるため、最適なマーケティング施策で集客を行いたいところです。

そこで今回は、ブレジャーと呼ばれる新たな旅行トレンドについて取り上げていきます。

聞いたことがあるけど、具体的に何なのか・実態が分からない、どうしたらブレジャー客を取り込めるのか、とお悩みの宿泊施設さまはぜひごお役立てください!

ブレジャーとは一体なに!?

ブレジャーと聞いて、一体なんのことだろうと思った方も多いのではないでしょうか?

ブレジャーとは、ビジネスとレジャーを合わせた造語で、「Business+Leisure=Bleisure」から来ています。出張などの”ビジネス目的”の旅行で、あえて余分に時間を取ってビジネス以外をレジャーとして楽しむ新たな旅行スタイルです。

たとえば、出張に合わせて有給休暇を取得して、仕事以外の時間は観光地を訪れたりして旅行を楽しむことがブレジャーとして知られています。

最近よく耳にするワーケーションと何が違うかというと、ワーケーションは旅行をしながら働く旅行スタイルで”旅行”が主な目的のため、仕事のために旅をするブレジャーとは異なります。

海外では認知度の高いブレジャーですが、国内ではあまり浸透していません。というのも、ブレジャーは出張をベースとしているため、会社の経費申請や万が一のケガや事故の際の労災の区分が曖昧になりがちで、会社からの許可が必要となったり、ブレジャーのような制度を取り入れていない会社もあります。

ですが、観光庁がブレジャーとワーケーションを「新たな旅のスタイル」として推奨しているため、これからブレジャーを行う企業が増えることが予測されます。

関連記事:ワーケーションプランの需要は伸びる?ホテル・旅館が販売すべき理由を解説!

コロナ時代におけるブレジャーの需要は、、、?

新型コロナウイルスの影響により、多くの企業が出張を見送ってオンラインで会議をするようになりました。そこで、いくら観光庁が推奨していてもブレジャーの需要は少ないのではないのか?と疑問に思った方もいるかと思います。

先ほども述べたように、日本では認知度が低くても世界的にブレジャーは人気な傾向があります。日本政府観光局によると、コロナ禍でもビジネス目的の訪日外国人はいるため、ブレジャーの需要はあります。

また、規制はあるものの最近になって海外旅行を再開している人も多く、未来の予測は難しいですが、まずビジネス目的のインバウンド需要が日本では回復すると予測して、いつでも対応できるように今のうちからマーケティング施策の見直しが必要となります。

言い方を変えれば、いわばブレジャー客は貴重なインバウンド客であり、難しい状況下だからこそマーケティングを強化してブレジャー客を獲得し、最高のサービスを提供すれば、また来たいと思ってもらうことができます。

ホテル・旅館側が行うべきマーケティング施策とは

ホテル・旅館側でブレジャーを活性化させるためには、ビジネス環境を整える必要があります。

ブレジャーの場合、出張が目的なのでホテル・旅館に戻ってから長時間仕事をするケースは少ないかもしれませんが、ワーケーションとブレジャーを組み合わせる人もいます。

ですので、仕事ができるワーキングスペースの提供や、大きめのテーブルがある部屋への案内、 コーヒーセットの貸し出しなどを”ブレジャープラン”として打ち出すことで、宿泊したいと思ってもらえます。

たとえばオリックス・ホテルマネジメント株式会社では、さまざまな事業を行なっているグループ会社の強みを活かし、プリントサービスやネックマッサージャーの無料提供や、キッチン・洗濯機付きの部屋の提供、延長コードの貸し出しや無料で30分のマッサージなど、ブレジャー・ワーケーションで訪れる宿泊客に快適な仕事環境を提供することで好評を得ています。

また、まだ国内ではブレジャーの認知度が低いことから、ブレジャーという新たな旅のスタイルをSNSやブログで発信することも一つの手です。コンテンツマーケティングは、観光情報や旅の提案をすることで、ホテル・旅館の認知度を向上させられるマーケティング施策の一つです。ホテル・旅館の集客のためにも、さまざまな旅のスタイルの提案ができると差別化も可能となります。

新たな旅のスタイルを提案して宿泊需要をつくる

ホテル・旅館の強みを活かしたマーケティング戦略や、周辺の観光地からの流入を期待した集客戦略ももちろん良いですが、どのホテル・旅館でもやっていることなので差別化へとつなげるには努力が必要です。

ですが、新たな旅のスタイルを提案することで新たな宿泊需要を作り出すことができ、差別化による集客が可能になります。

いち早くトレンドを掴むことがホテル・旅館における成功へとつながるので、最新の傾向を理解できるホテルは売れる!宿泊プランに隠された秘密とはの記事もぜひ参考にしてみてください。

弊社では、宿泊施設さまのブランディングに欠かせない写真撮影やドローンによる撮影、公式サイトの改善やSEO対策、OTA・SNS運用など、多岐にわたってホテルマーケティングを行っています。

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