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2023.11.21
2022.09.13
アフターコロナに向けて競合意識しているホテル・旅館よりも一歩先の取り組みはできていますでしょうか?
今回はコロナ禍で変化した宿泊情勢と今から取り組むべきホテル・旅館の集客戦略について解説いたします。本記事では、現代社会に欠かせない集客戦略や各施策のポイントまで知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
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コロナの感染拡大によって、気軽に旅行がしづらくなったことから、宿泊需要の低迷期が続いています。ビジネスホテル ・シティホテル ・リゾートホテルなど、全タイプの宿泊施設を利用する宿泊客のニーズが変化しており、オフラインでの接客サービスからオンライン上での集客・プロモーションで求められることも多様化しています。
下記より、コロナ禍に入ってから大きく変化した3つのポイントについて取り上げてみました。
コロナ前は、旅行代理店を通じた団体旅行客の需要が高く、国内旅行者のグループやインバウンドのグループ客がさまざまな観光エリアに賑わせていました。
団体旅行客で多くの売上シェアを占めていたホテル・旅館さまは多くいらっしゃいましたが、コロナ禍では団体予約は激減し、個人旅行客の集客にシフトしています。
今やほとんどのホテル・旅館はOTA(Online Travel Agent)からの宿泊予約が主流になり、Web媒体を活用した販売促進が一般的です。宿泊業界にOTAが普及してから約20年の歴史になりますが、まだまだOTAを活用した集客ができていないのがホテル・旅館の課題だと言えます。
2022年9月中旬頃に、感染者数が落ち着いてきたことや円安が進んだことから、インバウンド需要の回復が期待されています。実際に、グローバルOTAからは訪日外国人のアクセス数や予約数も右肩上がりで、22年の四半期からは宿泊業界に拍車がかかる時期だと予想されています。
ですが、ホテル・旅館が気を付けたい点は、”国内旅行者とインバウンドが宿泊比率を戦略的に考える必要がある”ということです。
仮にコロナが再拡大したり、世界情勢に影響する問題が起きた場合には、やはり”国内旅行者”に頼らなければならず、新規・リピーターの獲得が欠かせないホテル・旅館業ではバランス良くすることがリスクの分散にも繋がるでしょう。
旅行代理店や法人契約を通じたセールスマーケティングからの予約が多かったホテル・旅館は特に注力すべきなのが”デジタルマーケティング”によるWeb集客です。
スマートフォンやパソコンで情報収集をするのが当たり前な世の中で、アナログな集客はコスパが悪く、デジタルマーケティングの方が圧倒的に費用対効果が良いことが言えます。
今までは待てば予約が入る時代でしたが、自らプロモーションをして呼び込む集客をしなければ、収益増加が難しい時代となりました。
「ホテルのお部屋が綺麗だから」や「料理が美味しいから」という理由が予約のキッカケにはならず、”施設のコンセプト”や”他では体験できないこと”を発信して知ってもらうことが必要です。
“コロナ禍におけるホテル集客の戦略は変わった”の見出しでは、自社の集客強化が欠かせない取り組みになったことはご理解いただけたでしょうか。
当記事をご覧になっている多くの施設さまでは、すでにデジタルマーケティングによる認知拡大やWeb集客を行っているかと思います。
続いて、アフターコロナを見据えたときに、絶対に力を入れておきたいマーケティングと、各施策のどういった点に注目すべきかを解説していきます。
“ググる(Google検索)”よりも「タグる(SNSのハッシュタグ検索)」が増えてきた時代で、SNSマーケティングは外せない取り組みとなっています。
ホテル・旅館業にとってSNSの効果は絶大で、戦略的なプロモーションやユーザーによる拡散につなぐことができる施策です。
SNS上でのキャンペーンやインフルエンサー活用などを駆使することで、多くのユーザーに情報を届けることができて、フォローから宿泊予約までが見込めます。
また、写真と文章のみで世の中へ発信できるのが忙しいホテル・旅館でも継続できるのが大きなメリットです。
自社集客を強化するにおいて、SNS以外にもGoogle・Yahoo! JAPANで検索するユーザーも数多くいます。
特定のキーワード検索をしたときに、関連しているキーワードでは自社サイトが上位掲載されていることが理想的です。上位であればあるほど、クリックされやすくなり、アクセス数増加や予約増加につながりやすくなります。
Google・Yahoo! JAPANでの露出強化を狙ったSEO対策をすると同時に、検索結果の上部に表示されるGoogle広告も行うことで、短期間で公式サイトの成果を出すことが可能です。
ただし、SNSマーケティングよりも専門性の高い分野なので、経験と知識を兼ね備えた担当者がいないと成果は出づらいため、最初からホテル・旅館に特化したマーケティング会社に外注するのもいいかと思います。
前述で紹介したSNSマーケティングやSEO対策/Web広告は、認知拡大や公式サイトへのアクセス数の役割は8割以上を占めています。
最終ゴールとも言える宿泊予約(直接予約)の確率を上げるためには、サイト訪問をしてから予約までの導線がわかりやすくなっていることが重要です。
また、サイトの視認性やデザイン性が低いと予約検討熟度が下がってしまうので、自社サイトの在り方は最も注力しなければいけない取り組みであることが言えます。さらに、予約を検討しているユーザーはOTAでの予約も選択肢の一つなので、自社予約のメリットを打ち出しておく必要があります。
サイトリニューアルを考えているけど、100万円以上の予算をすぐに準備できない施設さまは、月額3.98万円から運用できるホテル・旅館に特化したWebサービスをご利用してみるのはいかがでしょうか?
アフターコロナに向けたホテル・旅館のマーケティング戦略はより重要視されて、先に取り組んでおくと競合施設との差別化もしやすくなります。
本記事で取り上げた内容でもっと詳細を知りたい方は、他の記事コンテンツやホテル・旅館のマーケティング成功事例を厳選したE-Bookをご覧ください。
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