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2024.01.16
2020.05.22
日々、記事を更新しているのにオウンドメディアのユーザーが増えない、という問題を抱えている方は多いのではないでしょうか。Web上での売上を伸ばしたり、競合他社との差別化を図るために、記事を制作することは今や当たり前になりつつあります。ですが、”成果に結びつくコンテンツマーケティング”を実践できているメディアは決して多くありません。
とりあえず記事を量産して特定のキーワードで上位表示をすれば、コンバージョンに結びくつくと捉えている人もいます。サイトページの訪問だけが目的であれば問題ありませんが、一つひとつの記事で具体的な目的を設定しないオウンドメディアが多いでしょう。
また、PV数や各記事の伸び具合など、表面的な部分を気にしているあまり、成果を伸ばすための分析と改善の立案につながっていません。
記事制作は効果が見えづらいので、修正やリライトのタイミングが難しいのも、オウンドメディアの成果が伸びにくい要因の一つとも考えられます。Web上でよく目にするメディアや成功事例はもちろん参考になりますが、真似しても上手くいかないのは、そのコンテンツの需要や競合社数が異なっているからです。
つまり、情報が溢れているWeb上で成果を出すためには、競合の多いボリュームやキーワードを除き、ニッチ戦略が勝算を左右します。バズるコンテンツがあるに越したことはありませんが、全員がターゲットなわけではありません。見られる頻度が少なくても、ニッチな人に良質なコンテンツを届けることの方が、よっぽど大切なのです。
質の高い記事でも読まれないコンテンツの価値は無に等しく、「ただ書く」ではなく、「誰に・何を・どのように」の3つの要素を明確にすることが成果を出すカギとなります。
【成果に結びつくコンテンツマーケティングは「企画力」がポイント】
・課題や問題を解決できる文章構成をする
・現状とさらなる可能性を見せる
・競合他社がやっていない企画をつくる
全てのコンテンツにおいて、タイトル付けは最も重要視されています。検索したときに、一番最初にサイトページのタイトルが表示されますよね。意識されていない方も多いと思われますが、「自分の悩みを解決してくれそうなタイトル」「コンテンツが面白そうなタイトル」だと、思わずクリックしてしまったことはないでしょうか?
これらは、その情報を検索するユーザーの性格や心理状態など、あらゆることを予測した上でタイトルが決められています。商品やサービスに興味がなかったとしても反応してしまうのは、心理的な部分を緻密に分析しているからです。
【タイトルで注意するべきこと】
・変な言い回しや違和感があるようなタイトルにならないこと
・タイトルと本文にズレ(矛盾)がないようにすること
・タイトルで全てを話し過ぎないことが大事
関連記事:ホテルブログの担当者なら知っておくべき!読まれる記事タイトルの付け方
タイトルがクリックされたあとは、本文が読まれます。すぐに離脱されてしまう記事は冒頭文に問題があり、良く見受けられるケースは、最初から記事のメインとなる部分から入ってしまっています。良質なコンテンツでも、冒頭文で違和感を与えてしまうと離脱の原因になるので、気をつけたいポイントです。
冒頭文の課題をクリアしたら、本文の完成度がユーザーの満足度につながります。適切な文章構成となっていて、情報発信するターゲットの課題や悩みを解決できているのかや、スッと入ってきやすい説明なのかを確認し、最後まで読んでもらえる記事の構成や表現なのか意識して作成するといいでしょう。
特に、専門用語は噛み砕けているのかや、専門用語を知らない人でも伝わっているかの確認を忘れずに。
【記事制作で注意するべきこと】
・冒頭文の入りを違和感を出さずに書く
・本文で課題や悩みを解決できているか
・専門用語はなるべく噛み砕くようにする
最後まで読んでもらえるような文章構成になったら、記事のゴールを設定します。提供している商品やサービスがある場合には、CTA(Call To Action)と呼ばれる購買行動に促すクリックボタンを設置することで、目標の達成率が上がります。
ただ、全ての記事に商品・サービスの購入ボタンを設置すればいいわけではありません。例えば、扱っている商品が車だったら、その場で購入する人はいるでしょうか。購買行動は、数段階に分かれていますので、購入以外の資料請求やお問い合わせなど、ゴールのハードルを下げることで最終的なゴールを達成しやすくなります。
良質なコンテンツを生み出すための企画から記事のゴールをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
コンテンツマーケティングで成果を出していくためには、本記事で紹介していない施策もたくさんあります。低コストで手軽に始めることができても、奥が深いのもやりがいです。
しかし、企業のマーケティング人材が足りていない問題もあるので、その場合は外注依頼をおすすめします。こちらのオウンドメディア運用・記事制作を外注で依頼時に確認するべきこと3選を読んでみてください!
具体的にコンテンツマーケティングについて相談されたい方は、無料のオンライン相談も受け付けているので、ぜひお気軽にご連絡ください。