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2023.11.21
2020.04.09
本記事でご紹介する「リモートワークでも成果を出すためのマーケティング思考とは」を、より親身に受け止めたい方は、【Part1】と【Part2】の記事を先にご覧ください。
同一人物でもオフライン上とオンライン上では行動と心理が異なることから、Web上でのユーザー(顧客)にどういったアプローチをすればいいのでしょうか。
Web上では、ユーザーの顔が見れないことから、頼りになるのはサイト分析によるデータを基に、ユーザーが求めている情報を読み取ります。また、Web検索で利用されているGoogleなどに評価されるためには、ユーザーの心理を理解することが重要です。
営業へ行けない地域に住む人や企業にアプローチするのであれば、いかにWeb上で興味・関心度合いを上げられるかが、Web集客の鍵となります。
Web上でユーザーには何か伝えたい・届けるのなら、感情を揺さぶることが行動に繋がり、極端に言うのであれば良いか悪いかの判断で、Webサイトを読み続けるか離れるかを決めます。
リスティング・ディスプレイ広告などの類は表面的なアプローチなので、デザインやキャッチーな問いかけ(言葉)が閲覧したユーザーの心理を揺さぶることができます。また、記事やSNSのコンテンツは内容を読んでから良い悪いを判断をします。
Webマーケティングに共通する点としては、良いコンテンツを提供すること。他メディアのマーケティングに関する記事は、専門用語や小難しい表現をしていますが、本来やるべきことは至ってシンプルです。
ただ、「良いコンテンツ」という定義はさまざまです。
わかりやすい事例を挙げますと、ファミリー層を増やしたいと考えている旅館があるとします。Web上での集客を強化するために「疲れを癒すための贅沢宿泊プラン」という広告を打ち出しているのものの、実際に宿泊してくる客層は6〜7割が男女カップルでした。
つまり、どのようなコンテンツ(ブログや広告)を提供していたのかを分析しなければなりません。ファミリー向けにプランを掲載していたが、コンテンツの分析をしてみると、カップルの予約が6~7割以上を占めていました。つまり、家族向けに適したプランではなかったことが判明しました。
このことから言えるのは、宿泊プランの詳細はカップルに適したものであり、「カップル」というキーワードであれば、より多くのカップル層を集客できた可能性も考えられます。そもそも保有している旅館はファミリー層よりカップルに適していることも考えられます。
さて、上記のコンテンツは果たして「良いコンテンツ」と言えるのでしょうか?
「良いコンテンツ」とは、あらかじめ決めていたターゲット(顧客)に届くこと。そして、アクション(行動)してくれることを指します。言うだけでは簡単ですが、Web上では特定のユーザーだけでなく、一人ひとりが違う考えや目的を持っています。
それらを明らかにするためにWebマーケティングは欠かせず、Webマーケティングを行うためにはWeb上でのユーザー行動や心理の分析が必要です。
オフライン・オンライン関わらず、「誰に・ 何を・どのように」を常に心がけることで、真の意味で「良いコンテンツ」となるのではないでしょうか。
今回の新型コロナウイルスの影響により、リモートワークが導入されたことで、Web上での施策がより重要視されるようになりました。
【本記事でのポイント】
・ユーザーの感情を揺さぶる(心理)
・良いコンテンツを提供する
・誰のために届けるかを明確にする
Part2とPart3では、Web上でのユーザー行動や心理の分析の記事だったので、次回は最終章になります!
Webサイト上でのマーケティング戦略って何をすればいいの?という悩みに対して、事例集や要点を取り上げた記事があるので、合わせてお読みください!
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