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ホテル業界ニュース

2023.11.21

2023.05.10

稼働率70%超えのホテル・旅館が約半数!宿泊需要の回復を感じるなかで不安の声も上がる現状の業界を紐解く

稼働率70%超えのホテル・旅館が約半数!宿泊需要の回復を感じるなかで不安の声も上がる現状の業界を紐解く

本記事では、メトロエンジン株式会社が実施した「宿泊事業者を対象にウィズコロナのホテル運営とDX活用についてのアンケート」の結果を参考に、現在ホテル業界が直面する課題や解決するための方法について考察していきます。

ホテル業界の方々にとって有益な情報となり、業務効率化や人手不足の改善策を見つける手助けとなることを願っています。

宿泊需要の回復を実感する事業者が98.1%

①98.1%のホテル事業者がコロナ禍と比較して需要の戻りを感じていると回答、大半の宿泊事業者が需要の回復を実感中。

■殆どのホテル事業者が需要の戻りを感じており、回復実感は全国旅行支援が開始された2022年10月〜12月との回答が最も多い結果になりました。また、2023年以降に需要の戻りを感じたと回答したのは5.5%となり、半数以上のホテル事業者がこの半年以内に需要回復を果たしたと回答しました。

【調査レポート】―ホテル事業者に聞きました― 98.1%が宿泊需要の回復を実感、メトロエンジン調査が示す最新トレンドと客室単価引き上げの可能性より引用

調査結果より、多くのホテル事業者が宿泊需要の回復を実感しており、その背景には全国旅行支援と2022年10月からのインバウンド需要の回復による効果が大きく影響していると考えられます。また、2023年以降に需要回復を感じたホテル事業者も増加しており、これはウィズコロナ時代への適応やワクチン接種の普及が影響していると推測されます。

②現在の稼働率は70%以上と回答したホテル事業者は全体の45.4%、うち、90%を越える事業者は1.8%

■コロナ禍と比較すると稼働率が30%以上伸長したと回答した施設も全体の6割となり、宿泊・観光業界の需要回復を裏付けました。

【調査レポート】―ホテル事業者に聞きました― 98.1%が宿泊需要の回復を実感、メトロエンジン調査が示す最新トレンドと客室単価引き上げの可能性より引用

③70.9%のホテル事業者が客室単価を上げることを検討中

■需要の戻りを受け、今後3ヶ月以内に客室単価を上げる予定のある施設は半数越えと多くの施設で客室単価が上がっていくことが見て取れました。単価の変動方法を検討中の事業者も20%と、全体として単価上げに前向きな傾向に。更なる売上獲得を目指す意向が伺えます。

【調査レポート】―ホテル事業者に聞きました― 98.1%が宿泊需要の回復を実感、メトロエンジン調査が示す最新トレンドと客室単価引き上げの可能性より引用

宿泊需要の回復を受け、ホテル・旅館のWeb集客戦略が今後ますます重要になると予測されます。効果的なWeb集客のためには、SEO対策を含めたマーケティング施策や適切な価格設定が求められます。また、オンライン予約システムの導入やSNS活用など、デジタル化を進めることで、予約率の向上やコスト削減が見込まれます。

競合他社との差別化を図るため、オリジナリティのあるサービス提供やユニークなプロモーション活動を実施し、顧客満足度を高めることが求められます。顧客にとって魅力的なホテル・旅館づくりを目指し、安定した売上アップを実現しましょう。

人材不足と競争激化が業界にもたらす不安の声

稼働率70%を超えるホテル事業者が増えている一方で、人材不足や将来性に対する懸念も無視できません。コロナ禍で人員削減を行った事業者が多く、宿泊需要が回復してきた今、人手不足の問題が深刻化しています。これにより、労働力の獲得や従業員教育が急務となっているのです。

また、新規開業ホテルや民泊の参入が急増し、業界の競争が激化しています。これに対応するためには、戦略的な集客が不可欠です。具体的には、差別化を図るためのサービス改善や、オンラインプラットフォームでの顧客獲得に焦点を当てることが重要となります。

デジタルマーケティングの活用により、効果的な集客や競争力向上が期待できます。また、Webプラットフォームを活用して、労働力の獲得や人材教育のプロセスを効率化することが求められます。

さらに、業界全体で人材不足や将来性への懸念を解決するためには、継続的な教育・研修制度の整備や、働きやすい環境の構築が重要です。これにより、業界の競争力を維持し、持続可能な成長を実現できるでしょう。

まとめ

メトロエンジン株式会社の調査から、ホテル・旅館業界では宿泊需要の回復が進む一方で、人材不足や競争激化が深刻な課題となっていることがわかりました。これらの課題を解決するために、デジタルマーケティングを活用し、効果的な集客や競争力向上を図ることが欠かせない考察もしました。

一例として、SNSやオンライン広告を活用して、ターゲット層にアピールするキャンペーンを展開することで、集客効果を高めることができるでしょう。また、ホテル・旅館の売上アップに役立つ資料のダウンロードを促すことで、顧客満足度の向上につながります。

興味がある方は、micadoの無料サービスで配布している資料をダウンロードして参考にしてください。

また、人材確保やマーケティングの専門知識が不足している状況では、外部の専門業者やコンサルタントに業務を委託することで、適切な戦略立案や施策実施が可能となり、効果的な結果が期待できます。

「社内のマーケティング力を上げていきたい」や「予約を増やすOTA集客のノウハウが知りたい」など、成功事例をつくりながらノウハウを蓄積していくコンサルティングをご希望のホテル・旅館様は、無料でオンライン相談も行なっております。

これからのホテル・旅館業界においては、DX化の推進や人材不足解消などの取り組みが不可欠です。適切な戦略と効果的なツールの活用により、業界がさらなる発展を遂げることが期待されます。お気軽にお問い合わせください。

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