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2023.11.21
2020.04.02
デジタル化社会に移行している宿泊業界では、OTA集客が中心となっていますが、1予約あたりの支払い手数料が高く、自社のWebサイトからの集客(直接予約)に注力する施設様も増えてきました。
しかし、多くの宿泊施設サイトでは適切なWeb対策が行えていなかったり、そもそもWebサイトの改善に取り組んでいません。
それらを踏まえて、旅館のWebサイトでよく見られる傾向をご紹介しております。これを機にぜひWebサイトを見直してみてください!
Webサイトを一度作成したら、何年以上も放置しているケースが多く、予約プランだけ変更するものの、ボタンの配置やサイトデザインを変更していない旅館のWebサイトはよく見かけます。
また、「ここの部分を変えて欲しい」という依頼をWeb制作会社にしても、成果が見えづらいことはありませんでしたか?
Webサイトのデザインがおしゃれなだけでは、Webサイトからの予約率は改善されない傾向となっています。
理由としては、旅館のWebサイトで情報取得がしづらいから、というデータが出ています。下記が旅館のWebサイトでよく見かける問題です。
・画像だけが羅列されている
・1ページごとのテキスト量が少ない
・地名や駅名のキーワードが含まれていない
・他のページへの行き方がわかりづらい
・予約フォームに行きづらい
このような問題を抱えているWebサイトは、「旅館名」または「地域名+旅館」で検索しても、GoogleやYahooの上位表示に掲載されていないケースがよくあります。
その結果、Webサイトを閲覧しようと考えていたユーザーは、OTA上で予約を済ましたり、他の宿泊施設様へ目移りする可能性も高くなり、ますます自社のWebサイトを閲覧される機会が減っていきます。
そうならないためにも、
・テキスト量を多くする
・検索されそうなキーワードを使う
・ページを増やして魅力をアピールする
・予約フォームのボタンをわかりやすくする
凝ったデザインにするのではなく、Webサイトを閲覧するユーザーにとって見やすいサイトを作ることです。
よくありがちなサイトデザインは、最初に開くトップページに凝りすぎて、視覚的に見づらいサイト作りになっていることから、ユーザーはサイトを離脱してしまう傾向にあります。
続いては、「Webサイトを閲覧して予約の申し込み」までのありがちなケースをご紹介します。
・宿泊プランの比較検討がしづらい
・記入する情報が多すぎる
・何回も違うページに移る
・Webサイトで特典がない
各ページに予約ボタンをいくつも設置しているWebサイトもよく見かけますが、予約ボタンを増やしても予約率は上がりません。
宿泊施設のゴール(予約)において難しい部分でもある、購買時期についてですが、OTAではなく自社のWebサイトを閲覧するお客様は、購買検討熟度が高い傾向うにあるので、サイト内で「ウザい」や「めんどくさい」と思われないことが大切な要素です。
OTAと異なる部分では、自社のWebサイトでは細かい情報やオリジナル性を加えることができ、施設ブランディングが高めることができます。
予約率を増やすための改善策は、
・予約までの導線を見直す
・予約情報の項目を減らす
・申し込み〜チェックアウトまでわかりやすく説明されている
・自社のWebサイトで特典を用意する
今回の新型コロナウイルスの拡大により、宿泊需要は一気に下がりました。こういった期間は、無理に集客するのではなく、オペレーション面やWebサイトの見直しと改善を行うことです。
【本記事のまとめ】
1.Webサイトの情報量を増やす
2.予約ボタンを目立たせる
3.予約特典をつくる
4.利用者目線で考える
事態が収束したときに、いち早く販促できるようにWeb集客の戦略は欠かせません。
Webに関わるのであれば、採用よりも専門業者に依頼した方が節約に繋がるでしょう。外注依頼に失敗しないためのお役立ち記事を参考にしてみてください!
将来的に、OTA集客の割合を減らし自社サイトでの予約獲得を増やすのであれば、自社マーケティングの強化が求められます。
ホテルや旅館を運営する方に向けて、直接予約を増やすためのデジタルマーケティングの電子書籍を配布していますので、ダウンロードしてぜひ実践してください!