【2021年最新旅行トレンド】観光白書から考えるホテル・旅館の集客戦略とは

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2020年初めに新型コロナウイルスの感染が拡大してから約1年半の間に、旅行者の宿泊行動や旅行トレンドは大きく変化しました。

3密を避けて人が少なく自然豊かな場所に旅行する人が増えたり、移動中の感染リスクが低い近場での観光が人気になったりと、「安全性を最優先にする旅行」が当たり前になっています。

また、リモートワークの普及によって、ホテルでのワーケーションや長期滞在が新たな旅行のトレンドになりました。

今回の記事では、2021年6月に観光庁が発表した「観光白書」をもとに、コロナ禍の旅行トレンドをまとめてみました。トレンドを踏まえて、ホテル・旅館さまが経営に取り入れるべき集客戦略についても紹介しているので、ぜひ最後までお読みください!

コロナ禍によって変化した旅行トレンドとは

新型コロナウイルスの影響の長期化によって、感染対策と経済活動の両立が重要視されるようになりました。感染対策を行いながら徐々に国内旅行者は回復しており、コロナ禍の旅行トレンドも見えてきました。

では、コロナ禍で国内旅行はどのように変化したのでしょうか?

観光白書のデータをもとに、「コロナ禍の旅行の特徴」と「トレンドとなっている旅行スタイル」について解説していきます!

コロナ禍における旅行の特徴

観光白書によると、コロナ禍の旅行には以下の3つの特徴があるとわかりました。

 1. 旅行先の近場化
 2. 旅行人数の少人数化
 3. 個人旅行の増加

新型コロナウイルスの影響で、県をまたぐ移動の自粛が要請されているため、コロナ前と比べて近隣地域内で観光をする人の割合が増えています。「旅行先の近場化」は、コロナ禍の旅行の大きな特徴です。

また、一緒に旅行に行く人に関しては、友人や職場の同僚と旅行する人の割合が3.5%ほど減り、夫婦同士やパートナーと旅行を楽しむ人の割合が約7%増えました。感染リスクを極力抑えるために、旅行人数を減らし、より親しい人とのみ旅行をするようになっていることがわかります。

旅行形態の特徴としては、旅行会社があらかじめ旅行内容を企画するパッケージ旅行・団体旅行より、個人旅行の割合が増加し、自由に旅行を計画する傾向が強くなっています

コロナ禍の旅行スタイル

新型コロナウイルスの影響でニーズが拡大した旅行スタイルとして「観光白書」で取り上げられていたのは、分散型旅行・ワーケーション・アウトドアなどの自然体験や滞在型観光でした。

コロナ禍に人気なのは、やはり安全性の高い旅行スタイルです。

とくに、人数・時期・場所を分散させる「分散型旅行」は、感染リスクが低い旅行スタイルとして注目されています。政府や旅行・インフラ系の企業は、休日に旅行客が集中しないよう、比較的人が少ない日時に割引を実施して「分散型旅行」を推奨しています。

リモートワークの普及によって可能になった「ワーケーション」は、20〜30代の若者からの需要が特に高い傾向です。そのため、快適なワーケーション環境を提供することで、若年層を呼び込もうとする地方のホテル・旅館が増えています。

コロナ前から商品ではなくサービスや体験にお金を使う「コト消費」の傾向が強まっていたことに加え、3密回避が必要になったことによって、人が少ない自然環境でのアウトドア体験や一つの地域で文化・暮らしをじっくり体験する滞在型観光が人気になりました。

また、旅行データを分析・研究しているADARAの調査から、コロナ禍で宿泊予約が直近化していることがわかりました。直前予約が増えている理由としては、感染拡大や宣言発令のタイミングが不透明な状況で事前に旅行の計画を立てにくいためだと考えられます。

With/Afterコロナ時代のホテル・旅館の集客戦略

ここまで説明してきた旅行トレンドをまとめると、コロナ禍において、旅行者は「近場・少人数で安全にコト消費体験」ができるホテル・旅館を求めているとわかります。

以上の旅行者ニーズを踏まえて、ホテル・旅館がWith/Afterコロナ時代に取り入れるべき集客戦略を紹介します!

マイクロツーリズムとローカルマーケティング

近場旅行がトレンドであることがわかっているため、ホテル・旅館さまにおすすめしたい集客戦略が、「マイクロツーリズム」「ローカルマーケティング」です。

コロナ禍で長距離移動がしづらくなり、注目を集めたのがマイクロツーリズムという自宅から1〜2時間の場所で観光を楽しむ旅行の形です。ホテル・旅館さまは、地域の事業者と連携し、地域の魅力を活かした宿泊プランを販売することによって、コロナ禍でも集客力を高めることができます。

また、マイクロツーリズムを取り入れる際には、周辺に住むローカル客にアピールしていく必要があるため、ローカルマーケティングの活用がおすすめです。

ローカル客に効果的にホテル・旅館の魅力を発信できれば、集客の向上につながります。ローカルマーケティング手法については、ホテル・旅館のローカルマーケティング手法!リピーター獲得を促進させるコツを解説の記事をご覧ください!

コト消費体験の提供

もう一つの旅行トレンドは、滞在型観光や自然体験といった「コト消費体験」です。

コト消費を好む傾向は若者やインバウンド客の間で顕著なため、コロナが収束したあともトレンドは続くと予想されます。そのため、コト消費欲を満たせるような体験の提供が、With/Afterコロナ時代の集客戦略として重要になってきます。

とくにホテル・旅館さまに取り入れていただきたいのが、一つの地域に長期間滞在して地域の魅力をじっくり味わう「滞在型観光」です。メリットとしては、お客さまが長期滞在するため経済効果が高いこと、地域の魅力が伝わりやすいためリピーターになってもらいやすいことが挙げられます。

また、キャンプや水上アクティビティなどの自然体験を提供する「アクティビティプランの作成」もおすすめです。自然の中でのアクティビティ体験なら、3密を避けながら楽しめるため、コロナ禍にもニーズが高い宿泊プランです。

関連記事:今後需要が伸びる?売れるアクティビティプランの作成方法とは

「近場でコト消費体験」ができる宿泊プランを作ろう!

今回の記事では、旅行トレンドの変化を踏まえ、With/Afterコロナの時代にホテル・旅館が行うべき集客戦略を紹介しました。

観光白書の旅行トレンドからわかったのは、コロナ禍に旅行客がホテル・旅館を選ぶ際には、感染症対策が万全で安全性が高いことは必須条件であり、プラスアルファの「コト消費体験」が求められているということです。

地域の魅力を体験できるマイクロツーリズムプランや滞在型観光プラン、自然を楽しめるアクティビティプランなど、さまざまなアプローチからコト消費体験を提供することが可能なので、ホテル・旅館に合った方法を試してみてください!

また、集客戦略に旅行トレンドを反映させて終わりではなく、行っている取り組みや宿泊プランについてSNSやWeb上で発信することも重要です。SNSマーケティングのノウハウは、こちらにまとめているので、ぜひご活用ください!

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