ホテルマーケティング 成功事例の紹介

2023.11.21

2020.12.21

【2023年版】OTA手数料を削減しよう。まずは知るべきOTAの仕組みを解説!

#ホテルマーケティング

アフターコロナの未来が見えてきてからインバウンド需要が急激に回復しており、コロナ禍中に放置していた海外OTAの集客を慌てて行っている施設様も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、20年間というさまざまな時代の変化の中で、揺るがないOTA(Online Travel Agent)の薄れつつある集客力について解説していきます。

さらに、これからホテル・旅館が取り入れるべきプロモーション戦略についても触れているので、2023年以降は運営の指針を変えようとしている施設はぜひお役立てください!

OTAで売上アップのために活用すべき機能

従来からメインチャネルとして活用されているOTAでは、宿泊プランを販売するだけでなく、売上分析ができる機能や新規顧客・リピーターに販売促進をかけられる機能があります。

こちらに関しては当然のように皆様ご存知でしょう。しかし、従業員のリソースやOTA内でかけられる予算によっては、満足に運用できていない施設は少なくありません。

季節ごとの宿泊需要、地域イベントによる宿泊需要の増加、ターゲット層ごとの訴求など、それぞれの施設に一致する条件で販促をかけることで、2倍,3倍以上の費用対効果が期待できます。

実際のところ、コロナ禍中に実施された”GoToトラベルキャンペーン”の期間中にOTAの有料広告に打ち出したところ、投資利益率は5~8倍という結果になりました。

もちろん旅行者や地域のトレンドを加味して出した施策なので、予想していたよりも良い成果が出たわけですが、宿泊需要が低い時期に実践しても同じような成果が得られるわけではありません。

OTAを十分に活用できていない施設は、新しい施策を試すのもいいですが、使い慣れているOTA内での施策をまずは検討してみてはいかがでしょうか?

【販促に活用できるOTAのおすすめ機能3選】
1.楽天トラベル・じゃらんのOTA有料広告
2.国内OTAの特集・キャンペーン参画
3.各OTA上でのユーザーポイント還元

それでもOTAの売上が上がらない理由とは?

地域の稼働率はかなり高いのに、自社の売上は落ちている時期があった! というご経験はないでしょうか?

一部の施設が占めている…という噂もありますよね。ある日、各OTAのマーケットマネージャーに話を伺ったときに、施設名は出せないものの、一部の施設が地域の稼働率を引っ張っていると聞いたことがあります。

地域周辺の施設数が少なかったり、大きい施設が多くある地域などでは、こういった数字上による見掛け倒しが起きてしまっています。

OTAの仕組みに気づけば掲載順位が上がる?

部屋数が少ないホテル・旅館は、OTA内での掲載順位を上げることが難しいですよね。OTAの検索順位が決まるロジックとして、予約数(売上)がとても重要ですが、販促機能を使って積極的に販促をしているかどうかもOTAによっては重要な指標の一つとなっています。

そもそも、各OTAが予約数に対する手数料や広告費などで収益を上げていることを考えれば、売上を上げようと頑張っている施設をサポートするのも納得ですよね。だからと言って、やみくもに各OTAの販促機能を活用しても売上が確実に上がる訳ではないので、自社にあった施策を見極める力が必要となります。どのOTAを活用していくべきかについては、こちらの記事でもっと詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。

OTAの手数料削減のために欠かせない公式サイトからの予約

さて、こちらでは公式サイト内での予約獲得について解説いたします。
mint(micado hint)では、ホテル・旅館が直販を増やす方法について年間150記事以上も発信してきました。

実際に、得意とするデジタルマーケティングを駆使して、直接予約数の増加を実現しており、施設規模にもよりますが、毎月OTAに支払う手数料を数百万近く削減することに成功しています。そんな我々だから皆様にお伝えできることは、公式サイト内の集客力向上は無限大の可能性があります

OTAと違って掲載できる情報量に制限はなく、配置できる画像やテキストは自身で自由自在にアレンジができます。創意工夫によって、公式サイトに訪れるユーザーに記憶してもらうことができるだけでなく、予約がされやすいデザインを見つけ出すことができれば、公式サイトからの予約が増えてOTAの手数料を大幅に削減することができるのです。

公式サイトは「掛け合わせ」が重要!

公式サイトからの予約を増やすポイントとしては、「掛け合わせ」が重要です。公式サイトの画像やテキストを変えるだけでも成果は出るのですが、公式サイトの可能性を最大限に引き出すためには、「公式サイト×SNS」や「公式サイト×デジタル広告」、「公式サイト×コンテンツマーケティング」などのデジタルマーケティング施策との掛け合わせが必要です。

競合施設と差別化をするためには、多方面での見せ方やさまざまな媒体の活用をしなければなりません。その中でも、ターゲット設定を間違えてしまうと、目標値の達成率が下がってしまいます。

毎月・年間ごとのOTA手数料を20%,10%でも削減できれば、新しい施策を次々に打つことができるので、ぜひ脱OTAを目指してみてはいかがでしょうか?【公式サイトの「掛け合わせ」に関連したお役立ち記事一覧】

1.宿泊予約に”デジタル広告”は必要なのか。Web上での購買行動から考える最適解とは?

2.SNS流入は資産となる!ホテル・旅館の集客力や認知度を上げる活用事例とは?

3.【連載第1回/SEO対策編】将来の売上へ貢献します。公式サイトのアップデートを成すべき理由を徹底解説!

4.【連載第1回/GA分析編】公式サイトの分析&改善による直接予約の向上!今ホテル業界に大切な要素とは?

5.公式サイトは「制作後」が重要。ホテルの利益率を10%上げるWeb施策とは?

2023年以降は新しい施策を試す一年

今回は、OTAの手数料を削減する方法についてご紹介しました。今後は国内外の客を棲み分けたマーケティング施策が欠かせません。現在はやっと海外旅行が楽しめるようになったためにインバウンド需要も高いですが、この需要がいつまで続くかも分からないため、最新の宿泊動向をもとにマーケティング戦略を立てていきましょう。

当メディアでも定期的に最新の動向をご紹介しておりますので、無料のメルマガに登録して日々のマーケティング活動へとお役立てください!また、数々の施設様のOTA手数料を削減して売上を改善してきた弊社だからこそお届けできる有料級のノウハウも無料で公開しておりますので、ぜひこちらからご覧ください。

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