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2023.11.21

2022.10.04

ホテルのおもしろいプランは企画力で変わる?予約が増えたプランの事例と考え方を解説

近年、ホテル・旅館への滞在目的は多様化しており、ユーザーの需要に合った宿泊プランを販売していれば、各プランのターゲットの目に留まるようになります。さらに、ホテル・旅館の検索方法も増えており、最近のトレンドとして話題なのが”SNS上での検索”です。

ホテル・旅館の紹介を専門としているSNSアカウントでは、ユニークな宿泊プランを紹介しているアカウントもあり、話題性があるほど認知の獲得がしやすくなります。つまり、宿泊予約の増加へと繋げる機会が生まれるようになるのです。

今まで販売していたようなシンプルな素泊まりや食事付きプランだけでは訴求力が弱く、多様な宿泊ニーズに応えられるようなおもしろい宿泊プランを販売する必要がありますが、一体どうしたら競合施設と差別化を図れるのかお悩みの施設様も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、宿泊予約に繋がるおもしろい宿泊プランの企画の仕方について徹底解説していきます!考え方から具体的なプランの例も挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。

ホテル・旅館のおもしろい(ユニークな)プランアイディア

冒頭でも触れたように、ホテル・旅館の宿泊目的は多様化しており、ここ数年で一般的になったのはリモートワークをしながら旅を楽しむ”ワーケーション”やホテルにこもってホテルを満喫する”おこもりステイ”です。

仕事しやすい環境を整えたワーケーションプランや、通常よりも長い時間滞在できるロングステイプランなど、多くの施設が新しく販売するようになりましたが、他の施設と同じプランを販売しても目新しさはなく、結局ホテル・旅館の認知度によって左右されるようになってしまいます。

宿泊者属性にメリットのあるプラン特典が決め手となる

ユニークな宿泊プランを考えるために欠かせない要素は、「誰に・いつ・どのような」です。

ペルソナ(ターゲット)のニーズによって宿泊目的は変わるので、どのようなプラン特典であれば予約したいと思ってもらえるかを考えることができれば、ニーズとマッチするプランを販売できるようになります。

プラン特典の内容を考えていくにあたり、競合施設が販売しているプランアイディアをリサーチするかと思いますが、シティホテルとリゾートホテルでは求められているニーズが違ったり、そもそもの設備も大きく異なります。

実際に自社でできるのかどうか、適しているのかを判断しながら、これから紹介するプランアイディアを参考にしてみてください。

シングルユース(1人利用)向けの宿泊プラン

シングルユースのユーザーは、出張などのビジネス利用が圧倒的に多く、ワーケーションや一人旅を楽しみに来ている方も多いです。

一人のため、贅沢さは求めずにコスパや快適さを重視するユーザーが多く、連泊特典もニーズが高い傾向です。ビジネスやワーケーションで利用するユーザーは、”仕事を快適に行える”という点を重視しており、どんな特典が付いたプランが必要とされているか考える必要があります。

【特典例】
・ウェルカムドリンク
・有線Wi-Fiのケーブル等のレンタル
・テレビをモニターとして使う時のケーブルレンタル
・ワイシャツなどのクリーニング特典

カップル向けの宿泊プラン

カップルがホテル・旅館に宿泊する目的でありがちなのが、誕生日や記念日のお祝いです。贅沢をしに来ているので、ボトルシャンパンやケーキなど、お祝いができる要素が強いプランが売れやすい傾向があります。

プランの特典内容はもちろん大切ですが、カップルに刺さりやすいプランタイトルも重要となります。「記念日におすすめ」「アニバーサリープラン」など、シンプルでわかりやすいプランタイトルだとニーズとマッチするので、プラン内容まで見てくれる確率が上がり、予約へと繋がりやすくなります

ファミリー向けの宿泊プラン

子連れでの利用が多い家族旅行では、お子様アメニティなどを用意することで、予約検討熟度が高くなりやすい傾向にあります。特に小さいお子様だと、余分に荷物を用意しなくてはならないので、親御様の心配や荷物の負担を減らすためにも、お子様アメニティがあると喜ばれます。

また、「子連れ旅行におすすめのホテル・旅館」というようなキーワードでの検索も多く、特集ページや記事もあるので、ファミリー向けのプランを販売し、子連れ旅行に優しいホテル・旅館だと認識してもらえれば、宿泊したいと思ってもらいやすいくなります。

【特典例】
・◯歳以下のお子様は添い寝無料
・お子様は朝食無料
・お子様向けアメニティ

シニア向けの宿泊プラン

ゆったりとできる旅行プランを好むシニア層は、若年層と比べると、金銭的にも時間的にも余裕があるユーザーが多いです。さまざまな観光名所を訪れるより、ホテル・旅館でゆったりとできる宿泊プランの方がニーズが高く、長時間滞在できるプランやディナー付きプランなど、滞在中の体験が充実する宿泊プランが予約されやすい傾向があります。

シニア世代が自分で予約する宿泊プランを販売するのはもちろんですが、少し視点を変えてみると、ユニークなプランのアイディアが出ます。子供が親に旅行をプレゼントする親孝行プランなど、販売している施設が少ない宿泊プランであれば、話題性も高く差別化ができます

各ユーザーのニーズを理解した宿泊プランで売上に貢献

競合施設との差別化のためにも、おもしろい宿泊プランが必要不可欠であることはすでにご存知の方も多いかと思いますが、「誰に・いつ・どのような」までしっかり考える必要があったことは、今回の記事で初めて知った方もいるかと思います。

ホテル・旅館全体でペルソナを設定している施設は多いかと思いますが、宿泊プランにもペルソナを設定することで、特定のターゲットに予約されやすい宿泊プランを生み出すことができます。

プラン戦略には、予約を増やすための宿泊プランと、話題性を生むための宿泊プランの2つの役割があり、最近のトレンドとして話題になりやすいのがサウナプランです。”サウナ好き”というペルソナを設定し、ユニークなプランを販売して話題になったホテル・旅館もあるので、マーケティング思考とトレンドに早く反応できる力も欠かせません。

本記事で取り上げた内容でもっと詳細を知りたい方は、他の記事コンテンツやホテル・旅館のマーケティング成功事例を厳選したE-Bookをご覧ください。

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