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OTA集客 国内OTA

2023.12.13

2023.06.01

一休.comでホテル集客を強化するためにやるべきコトとは?

ホテル・旅館にとって欠かせないOTAですが、なかでも一休.comはラグジュアリー層から人気があり、ポイントがすぐに使える点も人気の理由の一つです。

そこで今回は、一休.comの概要や集客施策についてご紹介していきます。戦略的にマーケティング施策を行うために、まずは一休.comについて知っておくべきコトや集客施策についても紹介していきますので、施設でOTAを担当している方は、ぜひ参考にしてみてください!

一休.comで売れるためにまずは知っておくべきコト

一休.comは、日本で最も有名なオンライン旅行予約サイト(OTA)の1つであり、ホテルの集客にとって重要な存在で、日本国内の多くの顧客に利用されているため、幅広い顧客層にアプローチすることができます。

都市部の高級ホテルや旅館を中心に掲載されており、ラグジュアリー嗜好の顧客が多く利用しているため、高級嗜好のユーザーを獲得したい施設にはおすすめのOTAですが、一休.comによる審査があります。一休.comによってラグジュアリーではないと判断された場合、ビジネスホテルやカジュアルホテル、バケーションレンタルなどの分野に自動的にカテゴライズされます。

今まで一休.comでは地方の宿泊施設にはあまり力を入れていませんでしたが、最近では地方の宿泊施設や豊富な施設タイプも取り扱うようになっており、幅広い顧客層にアピールできるようになってきています。

また、Yahoo!トラベルやレストラン、海外宿泊、スパ、ギフト、お取り寄せ、ふるさと納税などに特化したサービスも同グループで提供しており、共通でポイントが使える点やラグジュアリーに絞った販売戦略が一休.comの人気の理由の一つでもあります。

一休.comにしかない機能を活用して集客

一休.comには会員ランク制度があり、戦略的にマーケティング施策を考えれば、ホテル集客にうまく活用ができます。一休会員になると、一休ポイントが貯められ、他のOTAにはない特徴として、「ポイントを即時利用ができる」点があります。

他のOTAが宿泊後にポイントが付与されるのに対し、一休.comでは予約する際にポイントがすぐ使えるため、ポイント還元付きのプランを販売することで、ユーザーにお得感を感じてもらえるため、集客に効果があります。

会員限定の特別割引・サービス、会員ランクアップによる特典もあり、ゴールド会員以上だけが予約できるお得なプランの販売や、ダイヤモンド会員限定のプラン・予約特典の設定もホテル側で設定ができるので、一休.comが開催している特集に内容を合わせることで露出の拡大が期待できます。

会員限定の特典を充実させることで、一休会員のリピート率の向上が期待でき、さらに一休会員限定の特別プランを販売すれば、競合施設と差別化が可能です。

【一休.comの特徴まとめ】

・ラグジュアリー嗜好のユーザーが多い
・ポイントが即時利用できる
・様々なグループサービスを抱えており、豊富なユーザー数を誇る
・会員ランクによる特典が豊富

一休.comでの集客でできるコト

一休.comではマーケティングツールを提供しており、戦略的に活用することで集客が期待できます。ホテルが販売している特別プランを紹介するメルマガの配信や、一休.comの公式SNSでのホテル紹介、PR記事の掲載など、ホテルの宣伝に役立つマーケティングツールを提供しています。

各種セール

一休.comでは定期的にセールを行っており、それぞれのセールによって特徴は異なります。ここでは、数あるセールのなかから厳選したものをご紹介していきます。

各セールにはそれぞれ参画するための条件があり、参画できればセールの特集ページへ掲載されるので、露出の拡大による集客が期待できます。まだあまり有名ではないホテル・旅館は、特集へ参加することをおすすめします。

【定期的に開催されているセール】

・ポイント倍増キャンペーン:一休.comではポイントが即時利用できるため、お得に予約したいユーザーから支持されているセールです。しかし、ポイントを付与し過ぎてしまうとキャンペーン外に予約が入りにくくなるので、注意が必要です。

・合同プライベートセール:ゴールド会員以上だけが予約できるセールで、特別な特典を付けたプランで施設をより魅力的に見せることができます。

・人気のシティホテルタイムセール:一休.comから招待されたシティホテルしか参画できないセール。厳選されたホテルが掲載されているため、参画できれば差別化ができるセールです。

【不定期開催のセール】

・旅館・リゾート14days:旅館とリゾートホテルのみ参画でき、バケーションでの利用を検討しているユーザーへとアプローチができます。

・週末72hタイムセール:週末の72時間限定で開催されるセール。不定期で違うセールに入れ替わることもあり、販売期間が短いからこその特典で予約へと促すことができます。

・クチコミ高評価のホテル:クチコミが高評価のホテルしか参画できないセールで、このセールに参画できている時点でユーザーから好印象を抱いてもらうことが可能です。

クーポンの発行

一休.comではクーポンの発行が可能で、戦略的にクーポンを発行することで露出の拡大や集客が期待でき、マーケティング戦略の一つとして広く活用されています。ユーザーにとって直接的なメリットで予約を促進する強力なインセンティブとなるため、戦略的にクーポンを発行することは有効的です。

クーポンを発行すれば一休.comの特設ページにて掲載されるため、露出が拡大されてまだ施設のことを認知していないユーザーにもアプローチができ、「先着50名限定」などの限定的な設定をすることで、「今すぐ行動しなければ得られない特典」の感覚を創り出し、ユーザーの購買行動を喚起できます

さらに、クーポンを利用して得をしたと感じたユーザーの顧客満足度が向上することも期待でき、口コミによる新規顧客の獲得へと繋げることも可能です。どのタイミングでクーポンを発行すれば一番予約がされるかなど、購買傾向の分析をしながらクーポンを発行することで、今後のマーケティング戦略を考える際にも役立ちます。

しかし、クーポン発行に頼り切ってしまうとクーポンで値引きしている分と一休.comの手数料でなかなか収益を上げることが難しくなってしまうため、クーポンのコストを上回るようにマーケティング戦略を立てることが重要です。

広告施策

セールや特集に特化していたためあまり広告施策は一休.comで行っておりませんでしたが、集客を強化するためのプログラムが始まりました。3ヶ月での売上を20%以上伸ばすことを目的とした広告施策で、通常の予約でかかる手数料10%に5%上乗せした、宿泊金額に対して合計15%の手数料で参画ができます。

GoogleやYahoo!で「東京 ホテル」と検索した際に、一休.comのサイトで施設名が表示されるリスティング広告や、メタサーチやSNS上での一休.comの広告に施設の情報が露出されるなど、予算を持っているOTAだからこその効果が期待できる広告施策となっています。

露出を強化するための広告なため、確実に売上が上がることは保証されていませんが、テスト導入したほとんどの施設で手数料を上回る売上増加となっているため、一休.comの集客を強化したい施設であれば検討したい施策の一つです。

また、期間中に全プランに5%以上のポイントを付けることで特集ページに掲載されるだけでなく、一休.com原資でさらに5%のポイントが付くポイントアッププロモーションも始まりました。まだ不定期ですが、10%以上のポイントが付与されることでお得になっているのでユーザーの目に留まりやすく、予約してもらえる可能性が高まります。

関連記事:『OTA有料広告の目的とは?』広告予算を無駄にしないための効率的な考え方について解説!

まとめ

今回は、国内OTAのなかでもラグジュアリー系に強い一休.comの販売戦略について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?ここまでご紹介してきた以外にも、一休.comで行えるマーケティング施策はまだまだあり、自社にあった施策を選んで行うことが重要となります。

一休.comからの流入を増やしたいけど、どのような施策を行うべきか分からない施設様は、ぜひお問い合わせからお気軽にご相談ください!数々のホテル・旅館様の売上を改善してきた弊社だからこそ提案できるマーケティング施策をご提案させていただきます。

また、将来的にOTAではなく公式サイトからの予約を増やしたいとお考えの施設様には、予約が増える公式サイトが誰でも簡単に作れる「miray」がおすすめです!詳しくは、こちらをご覧ください。

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