閉じる 
閉じる 
ホテルマーケティング ホテル業界ニュース

2023.11.21

2022.05.25

今後のホテル業界の行方〜3分で読めるアフターコロナに必要な考え方について解説〜

「今後のホテル業界はどういった変化が求められるのか…」や「アフターコロナに向けて私たちが何をするべきなのか」など、日々ホテル・旅館さまからご相談をいただいています。

近隣のホテルが〇〇を始めたから私たちも真似しなければいけない…といった悩みなどが多く、周りと比べても遅れていることから焦りを感じたり…。
短期間で成果の出る施策を求めてはいないでしょうか。

この記事では、アフターコロナに向けたWeb集客の考え方や最適な施策について解説します。

コロナ禍でOTAや自社販売の考え方が変わった

コロナ禍に突入してからホテルの販売手法や集客戦略がガラッと変わりました。リアルエージェント(旅行代理店)やインバウンド集客など、さまざまなターゲットをあらゆる手法で獲得できていましたが、コロナの感染拡大によって、OTA(Online Travel Agency)や自社販売などのWeb予約に切り替わっています。

集客経路はWeb上のみが頼りになり、多くの施設ではOTAからの流入がほとんどではないでしょうか。約3年間で数百社以上のホテル・旅館の集客支援をさせていただき、コロナ禍に突入してから頼れるOTAは一休.com・楽天トラベル・じゃらんくらい…という何とも言えない状況になったことです。

充分な集客力はあるものの、今までOTAで販売していなかった施設も掲載したり、宿泊需要が低下したり、より価格競争の激しいマーケットになっています。

この数年間は価格訴求型がメインで、どのようにお得に感じさせられるかで競っていましたが、やはりそれだけでは獲得できる予約数も限られてしまうでしょう。

そこで一部のホテルは、OTAに頼りすぎるのではなく、自社販売を強化するために公式サイトをはじめとしたマーケティングに注力するようになりました。

今後のホテル業界はWeb特化の施策が欠かせない

自社販売を強化するためのマーケティングは、OTAの予約数増加に繋がるのはご存知でしょうか。自社サイトやOTAはWeb予約という共通点があるので、認知を上げるプロモーションなどに力を入れることで結果的には予約獲得に繋がっていくのです。

今後のホテル業界は、自社販売を軸としたプロモーションやブランディングをより磨くことによって、競合施設との差別化を行い、特定のユーザーにとって頭ひとつ抜けた存在となります。しかし、マーケティングはさまざまなパターンの施策があり、一つひとつの取り組みによって、目的や成果が異なるのです。

もちろん、ホテルのカテゴリや規模によっては目的やターゲットは変わります。また、施設が位置するエリアでも戦略や戦術は変わるため、施策内容によっては期待以上の成果につながるケースもあります。

自社販売につなげるマーケティングは、成果が出るまでに長期的な目線で見る必要があるので、それまではOTAを中心とした集客活動をするのが合理的です。

資本力のあるグループホテルでは、自社販売を伸ばすためにコロナ前から力を入れはじめていて、長年のマーケティング活動を得て、直販数も増えるようになりました。

2022年からのホテルマーケティングはまだ間に合う!?

mint(micado hint)では、2020年〜2021年にかけてホテルマーケティングの必要性を発信していますが、特にコロナ禍でどれだけマーケティング力を蓄積できるかが重要だと考えています。

ホテルマーケティングに大当たりはなく、当たりの確率を増やせるような施策が行えるかが鍵となります。実際に、コロナ禍でも大きな影響を受けなかった多くのホテル・旅館は、マーケティング力の高い施設であることが言えます。

過去に実施してきたマーケティングは蓄積されていくので、今日から0ベースで始める施設が勝てる可能性は低いでしょう。ですが、さまざまな施策を戦略的に行えば決して勝てないわけでもありません。

OTA集客だけでは将来が不安…と感じているホテル・旅館さまは、自社販売を増やすために欠かせない理想的な公式サイトについて解説している記事をご覧いただけると役に立つはずです。

2022年を迎えてから、ホテル業界のマーケティングも進んでいるので、この記事を機会に日頃の集客やプロモーションを見直してみてはいかがでしょうか。

「プロモーションか売上改善のどちらが優先か」を選ぼう

アフターコロナのホテル業界に必要なことは「マーケティング活動」です。さまざまな手法があるので、適切な施策を企画すれば、膨大なユーザーの認知や集客につなげることができるでしょう。

ただし、マーケティングを始める前に”何を目的にするかを明確にすべき”です。その理由としては、「認知度を上げるマーケティング」か「売上改善をするマーケティング」かで取り組み方が変わるので、方向性にブレがないよう進めていく必要があります。

社内リソースが不十分な場合は、ホテルマーケティングに特化している連携会社を活用するのも一つです。

今まで外注の経験がないホテル・旅館さまは、失敗しない契約・依頼の方法について説明している記事をお役立てください。

また、全国のホテル・旅館のマーケティングやInstagram運用、OTA運用支援などワンストップでサポートしているmicadoのサービス資料もぜひご覧ください。

他の人はこちらも読んでいます

  • micadoの無料eBook

    今この記事をお読みの方にピッタリの教材はこちらの2つ!

    eBook一覧
    ホテル・旅館のマーケティング運用チェックリスト

    ダウンロード

    OTA運用は〇〇で売上が変わる!?~今からでも間に合うホテル集客の活用法~

    ダウンロード

    Contact
    お問合せ
    貴社の施設規模や課題に沿って
    最適なプランをご提案いたします→
    Company
    会社概要
    詳しくはこちら→
    Recruit
    採用情報
    詳しくはこちら→