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2023.11.21
2021.10.23
SNSが普及するにつれてSNSマーケティングも発展しており、Twitterを活用したことでファンを増やしたホテル・旅館が多くいます。
そこで今回は、micadoで独自に調査を行い、Twitterをうまく活用できているホテル・旅館8施設を選び、2021年10月時点でフォロワー数の多い順に紹介していきます。
各宿泊施設のTwitterを分析したことで発見した点についても触れているので、Twitter運用で悩んでいるホテル・旅館さまは、今回紹介する成功事例をぜひ参考にしてみてください!
Twitterは”拡散力”に優れ、幅広い年齢層が利用していることから新たな層へのアプローチが可能です。
Instagramはアルゴリズムによって、フォローしていても投稿が表示される保証がありませんが、Twitterではおすすめツイートを表示させるか、最新のツイートを表示させるか選択できるため、より確実に投稿を見てもらうことができます。
SNSについて研究をしているWE LOVE SOCIALによると、フォローするきっかけはキャンペーンに参加するためが約8割で、興味があるからは約5割であることがわかりました。リツイート機能で拡散がしやすいTwitterでキャンペーンを行うことで、ホテル・旅館のことを知らない層にまでアプローチができるため、認知のきっかけを作ることができます。
また、公式アカウントをフォローしてからどのような変化があったかを調査したところ、約9割の人に好ましい反応があったことがわかり、実際に観光地に訪れた人は全体の3分の1もいました。(下図参照)
以上のように、Twitterを活用することで得られるメリットはたくさんあり、多くのホテル・旅館が運用しています。
関連記事:ホテル・旅館必見!SNSマーケティングで認知度を上げる方法
日本全国にホテルを展開するホテルチェーンであるルートインホテルズは、なんと約9万人ものフォロワーを抱えるTwitterを運用しています。
ルートインホテルズでは、多くの企業とタイアップを行っており、常にさまざまなキャンペーンを開催しています。Twitterでお得なキャンペーン情報を発信したり、フォローやリツイート、ハッシュタグを促す参加型キャンペーンもTwitter上で行うことでホテルのファンを増やしています。
また、多くのホテルを抱えるチェーンだからこそ、新しくオープンするホテルの情報も同時に発信しています。
創業391年の老舗旅館である箱根 一の湯グループは、アカウント名に「衛生管理徹底中!」とつけることで、コロナ禍でも安心して宿泊できる点をアピールしています。
Twitterでは、主にお得な情報やキャンペーン情報について発信しており、好評のある宿泊プランについても発信して多くのリツイートやいいねを獲得しています。
過去に開催したフォロー&RTキャンペーンでは、4,000件を超えるリツイートがされ、旅館の認知度を上げることに成功しています。
名前の通りスイスに本社を置くスイスホテル南海大阪は、日本で唯一展開してるホテルです。
スイスにちなんで展開しているサービスについて紹介したり、季節のメニューなど、綺麗な写真とハッシュタグでファンを獲得しており、「#ご存知ですか」というハッシュタグを使って豆知識を投稿することで、ユーザーが飽きないような工夫をしています。
宿泊プランの案内などもすることで約3万人ものフォロワーを抱えています。
全国に展開しているコンフォートホテルでは、プロフィールに「旅行を愛してやまない人たちが更新」「ホテル認定のご当地マイスターからの情報もたっぷり」と記載することで、フォローする価値のあるTwitterであることをアピールしています。
実際に、グルメや観光情報などを毎日のように投稿しており、競合施設のTwitterと差別化が図れていました。検索しなくてもわかるように、地図へのリンクも紐づけて投稿しており、多くのユーザーがリツイートやいいねをしています。
旅行メディアには載っていないような地元で有名なグルメが紹介されているため、グルメ好きからも好評でホテルの認知度向上へとつなげています。
世界中でホテルを展開しているシェラトンは日本でも9つのホテルを運営しています。シェラトン東京ベイは、日本にあるシェラトンの中でも一番多くのフォロワーを抱えており、約2.5万人のフォロワーがいます。
Twitterキャンペーンや、宿泊プラン・季節のメニューの紹介、イベント情報の発信をしており、撮影場所として利用された情報も掲載しており、公式サイトでは知り得ない情報まで投稿することで差別化ポイントを作っています。
また、メディアなどで紹介された記事はリツイートをしたり、頻繁にTwitterを投稿することで、多くのファンを獲得しています。
金沢にある川端の湯宿 滝亭は、金沢地域でも上位にランクする人気のある老舗旅館です。
他のホテル・旅館とは違ったスタイルでTwitterを運用しており、【定期】マークをつけて同じ内容のツイートをほぼ毎日投稿しています。【定期】マークのついているツイートは、旅館の紹介や周辺観光情報をまとめたリンクがあるもので、 リツイートや写真の投稿も織り交ぜて投稿しています。
新宿に位置するパークハイアット東京は、世界中に展開するハイアットグループであることから、Twitterのアカウント名とプロフィールが英語で記載されています。
投稿は主に日本語でされていますが、東京都の英語アカウントのリツイートをしていたりと日本人以外にもアプローチをしています。
また、「#〇〇の日」とかけてさまざまな投稿をしているのが特徴で、有益なコンテンツを提供することで高いエンゲージメントを得ています。投稿のコメントにも日本語・英語で返信をしており、Twitterでホテルの認知度向上につなげています。
ファンが多いことで知られる星野リゾートでは、全国に展開しているそれぞれのリゾートを紹介する投稿をしています。
グループホテルは各施設がそれぞれTwitterを運用しているケースも多いですが、リピーターの多い星野リゾートでは、違う場所のリゾートにも行ってもらえるようにアカウントを統一しています。
あらかじめ返信はしないことをプロフィールに記載しておくことで、業務の効率化を図りながらも、各施設の魅力を発信しており、どのツイートも一定数のエンゲージメントを獲得しています。
今回、さまざまなホテル・旅館のTwitterを調査して気づいた点があります。
それは、有益な情報を発信しているTwitterはフォロワー数が多い傾向があり、有名ホテル・旅館だからといってフォロワー数が多い訳ではないことです。
事例として紹介したホテル・旅館のTwitterは、1万人以上のフォロワーを抱えており、Twitterを活用できています。しかし、誰もが知っているようなホテル・旅館でも、フォロワー数が5000人以下のTwitterはたくさんあり、頻繁に更新して差別化を図っていないとエンゲージメントが低いことがわかりました。
ホテル・旅館でTwitterを成功させる秘訣。正しい運用で認知度アップを狙うの記事でも解説しましたが、Twitterで成果を得るには時間がかかります。Twitterは”拡散力”がとても高いので、正しい運用をすればTwitterからホテル・旅館の認知度を上げることが可能です。
今回ご紹介したように、弊社ではSNSを活用したマーケティング支援をホテル・旅館さま向けに行っております。公式サイトの改善やSEO対策、OTA運用など、多岐にわたって宿泊施設さまの売上を上げるお手伝いをしておりますので、詳しくはサービスページをご覧ください。
今まで600社以上のコンサルティングを行ってきた経験から得たノウハウの共有も行っており、マーケティング担当者が成長すると好評をいただいております。無料でオンライン相談も行なっておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
また、宿泊施設さま向けに無料オンラインセミナーを毎月開催しております!他社では聞けないホテルや旅館の集客戦略やデジタルマーケティングに関するセミナーを行っているので、ご都合がよろしければぜひご参加ください。無料で視聴可能な過去のセミナー動画も大変人気となっていますのでぜひお申し込みください!
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