コロナ第2波による宿泊・観光業界の行方とは。今後のホテルや旅館はどうなるのか考察してみた!

7月22日からGo To キャンペーンが解禁されて、日本の経済を復興を試みていますが、安心できるフェーズではありません。昨今、緊急事態宣言が解除されてからコロナウイルスの感染者数が再び増えてきました。

全国的にもホテルや旅館の稼働率は戻りつつありますが、安心して旅行ができる体制になるのは見通しがつきません。

「8月以降に国内旅行は戻ってくる」という声が上がっていましたが、コロナウイルスの感染力を見誤っていたのも一つの要因でしょう。

海外では、ロックダウン状態の都市があれば、失業者の数が急増していって、普段の生活がままならなくなっています。

コロナウイルスの影響によって、旅行に求められるものは確実に変わり、ホテルや旅館での宿泊条件は密に情報を発信することが重要です。

今回は、コロナウイルスの影響を踏まえて、変わりゆく宿泊情勢についての見解を書いていきます。

コロナウイルスの3蜜回避は、やるだけでは意味がない!?

コロナウイルスが拡大してから数ヶ月が経ち、ホテルや旅館でも3蜜回避の対策を行なっています。

人と人の接触を避けるためにチェックインを自動化したり、客室でのチェックインを行ったり、ビュッフェを一時中止して部屋での食事を済ませるような形式に変わっています。

このような事態でも、予約を獲得できているホテルや旅館の特徴としては、他の宿泊客と接触しないのは大前提で、施設周辺に人が密集しない自然やリゾートに目を向けている傾向です。

顧客の視点からすると、「3蜜回避の対策を行うのは当たり前でしょう!?」という反応です。各都道府県の観光協会などでは、コロナ対策のマニュアルを会員の宿泊施設に配っていたり、施設情報を調べたときに「安心・安全」であることを訴求しなければなりません。

しかし、公式サイト上で「3蜜回避の対策をしています!!」と、お知らせやブログなど

で公表していますが、安心感は伝わっていない可能性も考えられます。

ホテル三日月グループさんのコロナ対策をサイトコンテンツにして、公式サイトを閲覧したユーザーに、安心感を与える工夫を施しています。

ブログページで5〜6行くらいでまとめるより、感染リスクを抑えるための詳細を伝えてあげることが予約検討熟度を下げないポイントです。

インターネット上で情報収集をしてから宿泊予約に至ることが一般的であることを踏まえて、公式サイトやブログ、SNSを基に、3蜜回避に対する取り組みをコンテンツすると顧客に信頼される材料になるでしょう。

今後の宿泊情勢はさらに悪化していく!?

“”東京商工リサーチによると、2020年上半期(2020年1月~6月)の宿泊業の倒産件数は、前年比140%増の72件で、2.4倍増となった。過去20年間を見ても、2011年(87件)に次いで2番目に高い水準だった。””

個人的な見通しでは、ホテルや旅館の倒産件数はさらに増えていくと考えています。

補助金や助成金などの支援によって、年内は存続できる算段が立てられても、いつ収束するか予測できないので、運営戦略やキャッシュフローを何回も見直して改善しての繰り返しが求められるでしょう。

2020年12月末を一つのボーダーラインとして、日本の宿泊業・観光業がどう変化していくのかを見据えながら、オンライン・オフラインを併合したマーケティングを取り組んでいくことが重要です。

“待つ集客”をするのではなく、「自ら顧客にアプローチする集客」を行うことが現状と将来の改善につながります。

ホテルや旅館は”密な対策”と”密な情報発信”を

宿泊・観光業のマーケットは必ず回復します。人と人が接する機会を減らしても顧客満足度を下げないために、宿泊施設のDX(デジタルトランスフォーメーション)に移行する動きも見受けられます。

この苦しい現状を耐えるため、少しでも緩和できるように新しい施策や既存業務の改善に取り組んでいきましょう。ポジティブに捉えると、運営戦略の見直しができるということです。

接触する機会を減らしても、顧客満足度を上げる方法が重要視されると考えています。

従来のように接客だけに力を入れるだけでは不十分です。宿マエから楽しめるコンテンツを発信し続けて、より多くのユーザーに知ってもらったり、宿泊予約に促せるような活動を続けることは、今後の予約材料になるでしょう。

魅力的なコンテンツが多いホテルや旅館はメディア化し、周りの人々や地域を巻き込みながら、宿泊・旅行価値を上げていくこと。

今後の宿泊・観光業はインターネット上での”密な情報発信”が集客面だけでなく、ブランドの構築にもつながります。

今回ご紹介した宿泊・観光業界の行方とは…”をより詳しく聞きたいという方は、810日に開催するオンラインセミナー(ホテル・旅館の最新デジタルトランスフォーメーション(DX)とその先)にご参加くださいませ。