「SEO対策してますか?」〜ホテル・旅館に何度もお伝えするワケ〜

「宿泊してくれたお客様を満足させることはできる…! けど、予約数が減っているのが心配..。」というホテル・旅館様からのご相談は増えています。

新型コロナウイルスの影響だけではなく、地域周辺に大手ホテル会社の参入によって、予約競争が起きていることも一つの要因でしょうか。

今回は、宿泊施設の規模にかかわらず、公式サイトからの直接予約数を増やす”SEO対策”のご紹介をします。

「SEO対策」って聞いたことあるけど、何だっけ?

そもそも「SEO対策(Search Engine Optimization)」とはご存知でしょうか?
ホテル・旅館に勤めている方は、あまり聴き慣れない用語ですね。

簡潔にまとめると、特定のキーワードでWebサイトを上位表示させる取り組みことを指します。

例えば「東京 ホテル」と検索したときに1ページ目に表示されることで、キーワードによっては、かなりのサイトアクセス数をつながります。

上の画像では、約1年間で「東京 ホテル」が調べられた検索(ボリューム)数を、1ヶ月毎で平均した数字です。

検索ボリューム数が大きければ大きいほど、上位表示できればサイトアクセス数が増える可能性がありますが、競合の数も増えるので念頭に入れておいてください。

「東京 ホテル」のキーワードに記載されている「中」というのが、検索したキーワードの「競合度」です。

特定のキーワードで上位表示しやすいのは「低>中>高」の順番です。もちろん、検索ボリューム数によって、上位表示できる難易度も変わるので、コチラも忘れずに。

近年のSEO対策で重視されているのは、競合度が低いキーワードを狙った戦略にシフトするWebメディアが増えています。

理由としては、SEO対策で成果の出る期間は、“一般的に3ヶ月〜6ヶ月”と言われているからです。

「じゃあ、SEO対策の費用対効果はものすごく悪いんじゃないの?」と思われた方もいるかと思います。

SEO対策の成果が出るのに3ヶ月後くらいかかる上に、そのサイトでは成果が出るかもわからないからです。

安心してください、ホテル・旅館のSEO市場はまだまだ付け入る場所(キーワード)がたくさんあります。

成果の出やすいSEO対策を紹介する前に、ホテル・旅館が公式サイトのSEO対策をすることで、どのような効果を期待できるのかご説明します。

なぜホテル・旅館はSEO対策をするべきなのか?

「SEO対策って本当に必要なの? OTAがあるからいいじゃないか!」と反感を買うことも少なくありません。

ホテル・旅館がSEO対策をするための納得してもらうためには、3分以上かかってしまうので、耳も傾けてもらえないこともあります….。

今回は、この場を借りて言わせていただきます!

ー「ホテル・旅館がSEO対策をすることで、宿泊予約の数を増やすことができます!」

ー「だから、その理由が知りたいんだよ!」

ー「はい! その前に….!」

もう少しだけSEO対策の効果を説明させてください。実はSEO対策って、公式サイトだけの予約を増やすことは大前提で、その他にも大きな効果を期待できます。

公式サイト上での施設ブランディング、新規顧客からの認知度向上、公式サイト上でのリピーター獲得による予約意欲の向上など、さまざまな潜在効果があります。

冒頭の部分で、「宿泊してくれたお客様を満足させることはできる…! けど、予約数が減っているのが心配..。」というホテル・旅館が増えているとお伝えしましたが、公式サイトが原因となっているのはお気づきでしょうか?

OTAで宿泊予約を検討しているユーザー(お客様)は損をしたくありません。施設情報をしっかりとチェックしてから予約に至るので、公式サイトに訪れるユーザーが多いことが考えられます。

実際に、今まで私たちがホテル・旅館の公式サイトを分析してきて、少なくとも月間在庫数の約10倍のユーザーが情報収集に訪れていることがわかりました。

宿泊予約に至る前に、公式サイトで施設の思いや強みなどを主張することが、ユーザーの興味・関心度合いを上げるポイントです。

近年では、「公式サイト上でのホスピタリティ」が予約検討熟度を上げるキーワードとなっています。

成果の出るSEO対策の「検索意図」とは?

最後に「成果の出やすいSEO対策」についてご紹介します。

結論から言いますと、SEO対策でキーワード選定”はもちろんですが、”ユーザーの検索意図”をしなければ予約を増やすことは難しいでしょう。

「よしっ! “東京 ホテル”の検索ボリューム数は月間74,000だから、徹底的にSEO対策をしよう!」

上の画像は、「東京 ホテル」と検索したときに最も上部に表示されているWebサイトのタイトルです。

何かに気づかれたのではないでしょうか?

「東京 ホテル」で検索すると、1番目と2番目に表示されているのは、楽天やじゃらんなどOTAですね。

3番目に表示されている「東京でホテル・旅館に泊まろう:一度は泊まりたい!東京の人気…」は、東京でおすすめしたいホテル・旅館のまとめ記事だと予測できますね。

つまり、「東京 ホテル」で検索するユーザーは、「東京にどのようなホテルがあるのかを知りたい」という意図で検索しています。

仮に、予約獲得を目的としたホテルが「東京 ホテル」で上位表示できたとしても、双方の目的がマッチしないので、サイトアクセス数は増えても、ゴールポイントにしている予約に至る可能性は低いでしょう。

宿泊予約を目的としているのであれば、「東京 ホテル」ではなく、「東京 ホテル おしゃれ」や「新宿駅 ホテル 」など、目的がはっきりとしたキーワードで検索することが考えられます。

SEO対策とは、”検索ボリューム数”や”競合度”という表面的な情報だけではなく、「”ユーザー(お客様)が本当に求めていること”を理解すること」が重要です。

競合施設との予約競争に巻き込まれないため、OTA手数料を削減した宿泊予約の獲得をするためには、SEO対策は切っても離せない取り組みでしょう。

SEO対策に力を入れているホテル・旅館の公式サイトは多くありません。検索意図を把握したSEO対策への取り組みについて興味のある方は、他の記事も参考にしてみてください。

さらに、成果の出る公式サイトにするために、必要な情報を詰まっている電子書籍を配布しております。他では読むことのできない内容です。
電車やバスなどの移動時間でも読めるので、ぜひご覧ください!

Google Analyticsを活用した心理分析~BtoCマーケティング編~