会員限定記事は
※利用開始をもって利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
閉じる
2023.11.21
2020.09.02
ホテルや旅館では、公式サイトを活用した予約獲得が重要視されています。
Web上での集客活動をする場合は、ターゲットを絞った上で、対策をすることがユーザーの心に刺さりやすくなります。
今回は、最近のWeb事情を踏まえて、ホテルや旅館が意識するべきポイントについてご説明していきますので、ぜひお役立てください。
近年、さまざまなタイプの施設が増えましたが、ホテルや旅館の差別化戦略は何をするべきなのでしょうか?
多くの施設では、お部屋・お風呂・料理を写真映えよく写したり、公式サイトのデザインをオシャレにしたりなど、競合施設でも同じような差別化を図ろうとしているので、かえって差別化になっていません。
今の時代、2000円〜3000円出せば綺麗な場所に泊まることができる中、価格戦略で勝つことはまず厳しいでしょう。
現場に出ているレベニューマネージャーや支配人クラスの方々は、市場に合わせるような販売戦略は効果が薄くなっていると痛感しているかと思われます。
OTA集客に頼ってしまうと、やはり獲得できる予約数に限界があるので、新しい集客施策が重要です。次の見出しでは、公式サイトを活用して予約数を増やすポイントについて解説していきます。
SEO対策をする上で、守らなければいけないルールが多くありますので、そちらに関しましては、8月21日に開催したオンラインセミナーのレポートまたはホテル向けに書いたSEO対策のコンテンツをご覧ください。
*ここからは、SEO対策に関するコンテンツをお読みになったと仮定して進めさせていただきます。
予約エンジンからの予約数を増やすには、公式サイトにアクセスするユーザー数を増やすことだと、皆様も知っているでしょう。
では、競合施設と差別化をしながらサイトアクセス数を増やす方法はいかがでしょうか?
通常は、競合差別化をするための戦略を練ってから、サイトアクセスを増やす施策について考えるのが一般的です。
Web上での露出度を増やす”SEO対策”を取り組むことで、GoogleやYahooで検索したときに、同キーワードで競合となる施設が検索ヒットされなければ、多くのユーザーが行う比較検討するホテルや旅館が少なくなります。
「東京+ホテル」などの「地域名+ホテル(旅館)」のキーワードで表示されているコンテンツは、”東京都内のおすすめホテル10選”などの比較しやすい記事コンテンツが多い傾向です。
「東京+ホテル」のように検索需要が高ければ、予約率も高くなる可能性が多いですが、差別化戦略とは言えません。スムーズに予約行動に促すためには、比較されないキーワードを選定する必要があります。
【独自のキーワードを探す方法】
・ホテルや旅館を検索するときの王道キーワードをピックアップ
・競合施設が上位表示されているキーワードを把握する
・自社施設の特徴を言語化し、キーワードにする
Google Adwordsで検索需要を確かめる上で、キーワードは4つの性質に分かれていることを踏まえて対策するといいでしょう。
【キーワードが持つ4つの性質】
1.今すぐキーワード
すぐに予約行動に移るキーワード2.お悩みキーワード
ニーズは感じているが、品定めしている状態3.そのうちキーワード
これからニーズが高まるキーワード4.まだまだキーワード
まだ検索需要がないキーワード
今回ご紹介したのは、公式サイトで予約を増やす一部の事例です。
キーワードを選定した後は、コンテンツ作成に移っていくのですが、ここではライティング力や読者の心理を読み解く能力などが必要とされます。
コンテンツ作成に関しましては、先日投稿した「ホテルや旅館のブログ集客方法! ファンを増やす魅力的な3つの戦略」を参考にしてみてください。
まとめますと、公式サイトからの直接予約を増やすためには、SEO対策を踏まえたキーワード選定を行い、コンテンツ作成や既存サイトに記載している文章や写真などの変更をすることが重要です。
ただ変更するだけでは効果測定ができないので、ユーザーの行動を分析できるGoogle Analyticsの導入が必須となります。
新型コロナウイルスの影響を受けていて、例年のような集客ができなくなったことから、施設の集客面を見直すことが重要です。
以下の“売上改善に成功した宿泊施設の取り組み事例6選”では、micadoが一緒にお仕事をさせていただいたホテルや旅館さんでの集客事例をご紹介しております。
「これから新しい集客施策に取り組みたい!」「直接予約を増やして、利益率を上げていきたい」など考えている施設の担当者様は、ぜひお役立てください!
また、弊社では定期的に無料で参加できるオンラインセミナーを開催しております。
他社では聞けないホテルや旅館のマーケティング戦略やツールを活用した取り組みなど、多彩な内容を提供しておりますので、セミナーの詳細ページからご覧ください!
過去のセミナーに関しましては、書籍形式でわかりやすくまとめてあるので、気になる内容がございましたらご覧ください!
現在、表示するeBookはありません。