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2023.11.21
2020.08.11
新型コロナウイルスの影響により多くの企業が採用予定人数の大幅削減を決定しています。採用を担当される方々は、企業の採用コスト削減の方針や採用計画の見直し等の対応に追われているのではないでしょうか。
「採用コストを削減することで応募者数が減少してしまう」
採用の目標人数が少なくなったとしても、優秀な人材を獲得するため、また自社に合った学生を採用するためにも応募者数は減らしたくないですよね。
今回は、多くの企業とお話しさせていただく中で効果的だった「応募者数を増やす」、「特に自社に合った人材の応募を増やす為の施策」、「採用サイトに上位表示させるべき内容」をお伝えしていきます。
企業の採用サイトを分析させていただくと、採用サイトに訪れているユーザー数が、実際に応募したユーザーの10倍以上いることがよくあります。
採用コストのパフォーマンスをよくする為には、「応募率」を上げていくことが重要です! 自社の採用サイトに以下のような情報を上位表示させていませんか?
–事業内容
–業界内での位置づけ
–実績や組織構成
–企業データ
これらの情報は学生にとって「客観的な判断」が可能になってしまう情報です。他社と「比較」できるような客観的情報を上位表示させてしまうと、応募の際、企業の想いや理念に重きをおくことなく、「企業の規模感」や「事業領域の大小」などによって応募をするか否かを決めてしまい、応募率の低下に繋がります。
また、応募されたとしても内定後の企業選択の際に、この「客観的情報による比較」が行われて、辞退率の増加に繋がってしまいます。
では、採用サイトの上位表示にはどのような情報を掲載すると「辞退率」が低下し、「応募率」が増加するのでしょうか?
学生の「辞退率」低下と「応募率」の増加を採用サイトにおいて最適化していく為には「情緒的判断」をさせる情報を上位表示させましょう。
–企業理念・哲学
–企業の方向性
–企業に集う人々の価値観・想い
これらの情報は、他社と同一の物差しで比較することができない主観的な情報です。これらを採用サイトの上位に掲載することで、サイトに訪れた全ての学生の目に自社の「想い」が伝わります。
この「想い」は各企業によって異なる為、「想い」に共感している、自社との親和性が高い学生が集まりやすくなります。これにより、「辞退率」の低下を期待することができます。
また、学生が「企業規模」や「事業領域の大小」によって企業選択をすることを防ぐことができ、「応募率」の増加に繋がります。
企業の「想い」をただ記載して表示するだけではなく、上記の3点を押さえた情緒的な情報を掲載することが重要です!
この数字は企業規模等の数字ではなく、あくまでも「想い」を伝えるような数字を掲載することが重要です。
例) 創業年のアピール「創業110年の歴史の新たな1ページに君を待つ。」
リアルなエピソードが重要です。このようにお伝えすると「もうやっているよ!」というお声を頂きそうですが、ここでいうリアルなエピソードとは企業の沿革に関するエピソードです。
リーマンショック時の影響等、自社が乗り越えた危機のエピソードをリアルに伝える事で、「有事の際でもこういう風に乗り越えてきたのか」という安心感や信頼感を学生に与えるだけではなく、社員の想いなども一層、情報としてすんなり入りやすくなります。
社員インタビュー等を拝見させて頂くと、充実した楽しそうな経験をひたすら記載されている企業様を見かける事があります。しかし、心理学に「両面提示の法則」という法則があるように、ポジティブな情報だけを掲載しているサイトはあまり、ユーザーから信頼されていないという現実があります。
ネガティブな情報をうまく差し込む事で、学生に信頼と安心を与える事ができ、辞退率の低下と応募率の向上につなげる事ができます。
例)「1年目では覚える事が多く、すごく大変だった。でも先輩方に教えてもらいながら乗り越えた事で3年目の今、仕事が本当に楽しい!」
採用サイトでは、「企業理念・哲学、企業の方向性、企業に集う人々の価値観・想い」のような情緒的情報を上位に表示させる事で学生の「辞退率」、「応募率」の改善させることで、採用コストの削減が期待できます。
また、今回ご説明した情緒的情報をサイトに上位表示させた際には、Google Analyticsを用いたデータ分析による効果測定と定期的な改善策立案が必須です!
採用に必要なGoogle Analyticsの分析指標をご説明するセミナーを開催しておりますので、お気軽にご参加ください!
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