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2023.11.21

2020.06.15

採用マーケティングにおいてGoogle Analyticsでチェックするべき項目とは

これから採用マーケティングに力を入れていく企業様が増えているようですので、今回はGoogle Aalyticsでは、どのような項目に注目してデータを見ていけばいいのかについて解説していきます。

そもそもGoogle Analyticsにログインしたことがない方は、企業のGoogle Analyticsを管理している担当者の方にGoogleアカウントのログイン情報をもらうようにしましょう。

採用マーケティングに限らず、最初に確認するべきなのはユーザー数、アクセス数、ページビュー数などの情報です。これは、簡単な操作で確認する事ができますので、一緒に見ていきましょう。

ユーザーデータをGoogle Analyticsで見る場合の操作方法と考え方

画面左側の「ユーザー→概要」の順番でクリックします。すると下の画像のような画面が表示されますので、ここで、赤枠内の数字を確認していきます。
その前に、期間の調整も忘れずに行います。右上側に表示されているのは計測期間です。ここでは、前月の1ヶ月分程度で設定しておきます。

では、赤枠の部分についての考え方について説明していきます。まずユーザー数について見ていきましょう。WebサイトにおけるCVR(コンバージョン率)は1%が平均と言われています。コンバージョン率は、Webサイトにおける目標の達成数(ここでは応募)/Webサイトのアクセス数で計算されます。では、御社の1ヶ月のWebサイトからの応募数の目標に当てはめて考えてみましょう。

例えば1ヶ月10人の応募が来ることが目標なのであれば、1,000件のアクセスが必要になります。今のアクセス数をご覧頂いてみていかがでしょうか?目標値に対してアクセス数は問題なさそうでしょうか?このケースではユーザー数で見ることをおすすめします。

もし、アクセス数は十分にあるのに、1ヶ月の目標が達成できていないのであれば、先ほどのCVRを平均以上の推移にする必要があります。その方法は、求職者に好かれる企業の応募が倍増!Web上での採用戦略とは?でご紹介してますのでチェックしてみてください。

逆に単純にアクセス数が足りなそうなのであれば、もっと認知してもらうためのマーケティング戦略が必要になりますので、コンテンツマーケティングや広告運用などを試す必要もあります。企業が低コストで取り組める採用戦略。求職者が求めている情報とは?では、アクセス数を増やすためのマーケティング手法について説明しておりますので、合わせてお読みください。

まだまだ、この赤枠内からは読み解くべき内容がありますので、順を追って見ていきましょう。ページ/セッションでは、一回のセッション(Webサイトの訪問からブラウザを閉じるまで)で、何ページ閲覧したかという情報が見れます。

この数値は採用サイトなのであれば、3ページ以上になっていないと、ユーザーにとって回遊(色んなページに移動)しにくい構造になっている。または、色々見回るほどのサイトではないと感じられてしまっている可能性がありますので、早めにサイトの改善を行いましょう。サイト改善のご相談は今なら1ヶ月間無料ですので、チェックしてみてください。

3ページはあくまで平均ですが、例えば御社の採用サイトにおいて絶対に見てほしいページが複数あるのであれば、そのページ数を目標値に設定しましょう。

ページ/セッションと合わせて見ていきたいのが、平均セッション時間(ユーザーの滞在時間の平均値)です。ここでは、ページ/セッションと同様の考え方になりますが、初めて御社の採用サイトに訪れた人が、応募に至るまで最低何分間滞在する必要があるのかという点から逆算して目標値を決めます。例えば、トップページで30秒、社員インタビューで2分、会社情報で3分、応募要項で2分だとすれば、合計7分30秒が目標ですので、この数字にできる限り近づけるようにサイト改善を行う必要があります。

最後は、直帰率について見ていきます。マーケティングには、直帰率と離脱率という似たような言葉があり、直帰率はスタートしてすぐに離脱をした状態。例えるならコンビニに入って、店舗に一歩足を踏み入れてからすぐに退店する人の割合です。離脱とは、少し範囲が広く直帰した人と店内で色んな商品を手に取りつつも、購入に至らず退店した人を合わせて計算された割合です。この例えですと、商品すらも見てもらえない直帰の方が改善する優先度が高いということがご理解頂けるかと思います。

採用サイトにおいては、この直帰率は30%前後に抑えることができれば、数値的には良いので現在30%後半や、それ以上になってしまっている場合は、改善を行うようにしましょう。こちらも無料期間の際にご相談頂けますので、分析をしつつ課題が整理されたタイミングでご相談頂くとスムーズな目標達成ができるかと思います。

問題のあるページをGoogle Analyticsで見る場合の操作方法と考え方

続いてはページ単位で改善ポイントを探していく方法についてご説明していきます。まずは先ほども触れた直帰率から見ていきます。先ほどの情報だけでは、全体の直帰率の良し悪しは分かっても、どのページが直帰率を上げてしまっているのかまではわかりませんでしたので、各ページの直帰率を見ていきたいと思います。また、直帰率とはランディングページでの離脱のことを指します。(突然よく分からない話が始まってしまいましたね。。)

ランディングページというのは、Webサイトに訪れた際、最初に着地する(ランディングする)ページのことですので、コンビニでいう入り口にあるマットのようなイメージをしてください。Webサイトの場合は、入り口がたくさんありますので、トップページから見る人もいれば、インタビューページから見る人もいますよね、なので今回はどのページが入口になりやすいのか、そしてどのページが直帰されているのかを一緒に見てみましょう。

まずは、左側のメニューから「行動→サイトコンテンツ→ランディングページ」をクリックします。画面が切り替わるので少し下にスクロールして頂くと以下の画像のような画面になります。赤枠内が直帰率を示しており、この場合は平均が47.11%で、最も見られているランディングページは67.86%ということがわかります。

みなさんの画面では実際にどのような数字になっていますでしょうか。多くのページが並んでいるため、どのページから改善するべきか迷うと思いますが、考え方としては、最も直帰数の多いページから改善することをおすすめします。上の例の場合は、たまたま最も見られているページが直帰率が最も高いですが、そうでない場合は、まずは平均より直帰率が高いページから手をつけるようにしましょう。今回の例でいう1番目と4,5番目になります。

ここまではランディングページについて見ていきましたが、続いては全体的に見て改善が必要なページを見つける作業をしていきます。今度は[行動→サイトコンテンツ→すべてのページ]の順番にクリックしてください。先ほどのランディングページのときよりも全体的に数字が増えていると思います。ここでは、すべてのユーザーが閲覧した、すべてのページについて、ページビュー数の多い順に表示されています。赤枠内にはそれそれの離脱率が表示されています。(お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、この方法でも直帰率を調べることは可能です)

こちらの離脱率も同様に、平均よりも高いページをピックアップするようにしましょう。上の例の場合は、2番目と3番目のページになります。表の中央あたりの平均ページ滞在時間などにも注目すると、改善案を考えやすくなります。例えば、ページの上から下まですべて読むのに2分かかるページが平均的に1分弱くらいしか読まれてない場合は、下までちゃんと読み切っているユーザーが少ない事が分かります。このような方法でも改善ポイントを見つけることができますので、是非Google Analyticsで実際のデータを見てみてください。

いかがでしたでしょうか?
今回は、Google Analyticsを使って、さまざまなデータの見方と考え方について説明してきました。これだけでなく他にもユーザーの行動や心理分析などができるツールでございますので、是非活用して頂ければと思います。もっと詳しく調べ込みたいという方は、1ヶ月間無料トライアルにお申し込みください!

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