【採用マーケティング】介護職の採用コストを削減する方法とは

介護業界の市況

日本は現在超高齢化社会となっており、
2018年のデータによると65歳以上の高齢者の割合は人口の28.1%を占めています。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、この割合は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)に生まれた世代が65歳以上となる2040年には、35.3%になると見込まれています。
この結果、介護職の人材不足は年々深刻となると予想されます。

また公益財団法人 介護労働安定センター(2017年)の発表によると「66.6%が介護サービスに従事する従業員が不足している」と回答しました。また不足している理由は「採用が困難である」(88.5%)が最も多く「離職率が高い」は 18.4% と低い結果が出ています。「採用が困難である原因」を」56.9%が「同業他社との人材獲得競争が厳しい」と回答しており、
介護職員の争奪戦が展開されていることがわかります。
この介護職員の争奪戦に打ち勝っていくには
どのような採用戦略を打ち出すべきなのでしょうか?

魅力的な採用活動をできていない?

介護職の求人は長年人材サービス会社への委託が主流となっていました。「介護求人ナビ」「タウンワーク」「Indeed」などの大手人材紹介会社に対して、広告掲載、人材紹介、人材派遣、成功報酬型契約等をすることにより、
不足する介護職員の獲得をしている施設様が多くありました。

しかし、これらの大きな2つのデメリットをご存知でしょうか。

1.採用コストが高くなり、目標採用人数獲得のハードルが上がる。

介護職員の一人当たりの平均採用コストは60万円程度です。

また大手人材紹介会社に求人広告を掲載すると10~100万円程度のコストがかかります。

成功報酬型でも、応募が来ただけで一人当たり数千円〜数万円、採用が成功すると想定年収の30%を取られてしまいます。高額な紹介手数料を支払わなければいけないことで、「本当に欲しい採用目標人数に届かない」というケースが発生してしまいます。また、本来施設の設備投資に回せるお金を、人材採用にかけてしまうことになり施設としても大きな損をしてしまいます。

2.採用広告に力を入れすぎて、自社の採用ページの魅力が薄い。

求人広告では魅力的なことがたくさん書かれているのにも関わらず、自社施設の採用ページには「求人票を載せるだけ」や「給料や、必要資格など最低限の情報しか書かれていない」というケースが多くの施設様に多く見受けられます。求職者は本当に求人広告しか見ていないのでしょうか?自分が将来働く可能性のある施設のホームページはチェックしますよね?

求人広告で魅力的な施設だと印象を持たれても、施設のホームページがパッとしないと応募には至らないことが多いのが現実です。

応募される魅力的なWebサイトとは

介護施設が採用活動で陥りがちなことを上記でお伝えしましたが、

具体的なWeb上でのプロモーション戦略はどうすればいいのでしょうか。

介護業界の課題としては「同業他社との人材獲得競争に打ち勝つ」ですが、企業目線ではなく、働き手の目線となって考えなければなりません。理由としては、施設側の自己認識と求職者の抱いているものは、すれ違いやすいからです。

介護施設の採用ページの多くは、「求人情報」と素っ気ない印象を与えてしまいます。ページをクリックすると、給与面や労働時間に関しての情報のみが記載されていて、求職者目線で物を言うのであれば、十分な情報量ではありませんね。

成功している採用サイト(ページ)の事例では、求人情報ではなく、「一緒に働いてくれる人」と細やかな温かさがあり、「従業員のリアルな声」や「仕事を通してどういった成長ができたのか」などをオウンドメディア(ブログ)に投稿やSNSでの企業情報の発信などに取り組んでいます。

施設で働いている人々が前向きに仕事を取り組む姿をコンテンツにして、同じ目線に発信することで、親近感が湧くだけでなく、その記事を見たユーザーは「自分の働く姿」のイメージがしやすくなるのでしょう。このことから、応募や求人に関するお問い合わせへの行動を促すことはできます。また、これらの情報を載せることで、入居を検討している方々に対しても、実際に働いている人々の様子が見え、施設のブランディングをすることができるため、施設の見学応募数の増加、入居数の増加にも繋げることができます。

介護業界はこれからも成長していく

超高齢化社会へのレールを進んでいる日本において介護業界は成長産業と言えます。
将来、ますます人材獲得が難しくなることが予想されている今日、
魅力ある採用活動を展開していく必要があります。

単にWeb製作会社へ委託するのではなく、
施設のウェブサイトを分析することにより現状を把握し、今後の改善につなげていきましょう。

【本記事まとめ】
・競合が多く採用が難しい
・求人広告のみではコスト面、効果面に大きなデメリットがある。
・働きたいと思うようなサイトが重要。

採用を増やすためのWebサイト改善についてお話してきました、これからの時代デジタルマーケティングはどの企業においても重要になってきます。これから採用マーケティングを強化していきたいとお考えの方は、6月16日に採用マーケティングに関するオンラインセミナーを開催致しますので、是非チェックしてみてください!

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投稿者プロフィール

kazuki funayama
kazuki funayama
江戸川区の町工場地域出身。下町育ちで人情深い一面がある。
好きな言葉は「他人を儲けさせろ。そうすれば自然と自分も儲かる。」
ゲストハウスで働いていた経験と地域にインド系、中華系の人々が多いことから国内における外国人の就職を手伝いたいと思い早稲田大学在学中に国際人材紹介業界に飛び込む。中国、ベトナム、フィリピンをはじめとした多くのアジア諸国、地域に訪問し、優秀な外国人人材獲得の現場交渉を行い各地を奔走。その結果、1000人を超える架け橋となり多くの日系企業の人手不足問題を解決する。現在は株式会社micadoにて企業採用ページのWeb分析、改善をする事によって企業の安定した優秀な人材獲得に尽力するため日々精進している。