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2023.11.21
2020.03.27
新型コロナの影響でホテル業界は大打撃を受けていて、倒産や破産申請するホテや旅館が相次いでいます。事態が収束する目処は立っておらず、最悪のケースは年末まで伸びる可能性も考えられます。
一方、全ての宿がダメージを受けているわけではなく、このような状況だからこそ稼働率が上がっている宿泊施設もありました。
キーワードはずばり、「地方」「車」「人口密度」です。
人口密度の高い地域に位置してる宿泊施設の稼働率は、例年の10~20%ほどのなか、人口密度の低い「地方のホテルや旅館」の需要が高まっています。
某大手ホテルリゾートの稼働率は徐々に回復していたり、今回の一件で、満床近くの稼働率を叩き出している宿泊施設もあるとの情報が入ってきています。
そこで、新型コロナの影響で稼働率の上がっている宿泊施設が事態が収束する前に行うべき対策と、新型コロナが収束する前に最低限行うべき対策について、時本記事でご紹介しています。
新型コロナの影響で稼働率が上がっているホテルや旅館の特徴は、「地方」に位置しているのが条件となっています。
感染リスクを避けるために、人が集まりにくい場所を抑えて、自家用車で移動するお客様が増えているとのことです。
今回の件では、施設側の対策というより、宿泊したお客様が検索して安全そうな場所を選定したことが考えられます。
上記を踏まえて、国内旅行者が宿泊予約のために利用するツールがポイントです。多くのユーザーは、国内OTA(楽天,じゃらんなど)を利用している割合が多いので、どのような宿泊形態・どのような地域の宿泊需要が高いか識別することが可能です。
しかし、特定の地域の宿泊需要が高くなっていますが、この稼働率がずっと継続するわけではありません。事態が収束すれば、比較検討する宿が増えるので、この機会に利用してくれたお客様には、リピートのためのキッカケづくりが必要です。
接客サービスでの印象づけも大切ですが、お客様がチェックアウトした後の定期的なアプローチをすることもリピート率を上げる要因となります。
旅行する人の検索方法の変化などから、「待って集客」ではなく「呼び込む集客」をすることが求められるようになりました。
現段階で集客できていない宿泊施設は、無理に集客にコストを費やすのではなく、支出を最小限に抑えましょう。通常の状態に戻るまでに、運営収支の見直しなどできることはいくらでもあります。
こういった時期だからこそ、「できるコト」の事例を以下に挙げました。
・公式サイト(自社サイト)の見直し
・GA(Google Analytics)の導入・設定
・自社マーケティングの強化
・予約エンジンの変更・強化 ….など
micadoが常に掲げている「OBO(Online Booking Optimization:オンライン予約最適化)」とは、オンライン上で獲得できる予約単価を最大化、予約1件あたりの利益率を最大化することを指します。
デジタルマーケティングを導入することで、販路拡大や予約数の改善だけでなく、ユーザーの行動や心理を分析し、どのような人に閲覧され、どのような人が予約を考えているかなどと、適切なアプローチ方法を実践することができます。
しかし、日本の宿泊業界ではデジタルマーケティングが浸透しておらず、業務や集客戦略の見直しを行わなければ、10年後に生き残っている確率は20~30%くらいとも言われています。
現在の多くのホテルや旅館様は、OTA集客に依存していますが、宿泊施設の増加によって目にされる機会が減っていたり、OTA上で予約率減少も起きています。
また、OTAでの販売戦略を強化する記事もあるので、そちらも参考にしてみてください。
弊社では、宿泊施設さまのブランディングに欠かせない写真撮影やドローンによる撮影、公式サイトの改善やSEO対策、OTA・SNS運用など、多岐にわたってホテルマーケティングを行っています。
今まで600社以上のコンサルティングを行ってきた経験から得たノウハウの共有も行っており、マーケティング担当者が成長すると好評をいただいております。無料でオンライン相談も行なっておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。