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2023.12.13
2023.05.17
ホテルのInstagram運用は、必要なのはわかっていても「なぜ必要なのか」「どのような効果が期待できるのか」「何を目標値として設定するべきなのか」など、運用する意味を言語化できているSNS運用担当の方は少ないようにお見受けします。
本記事では、なぜ宿泊施設においてInstagramの運用が重要なのかを解説し、SNS担当者様の必要性について社内で説明できるような状態になっていただければと思います。
まず初めに、ホテルのInstagramアカウントで成功するためには、何が重要なのかについて考えていきましょう。
アカウント運用において、3日に一回の投稿頻度を維持することや、プロフィール画面の改善方法、UGCの使い方、生み出し方など、細かいノウハウをあげればキリがないですが、宿泊施設がInstagramを運用するべき理由について、しっかりと言語化できていることが重要になります。
なんとなく運用をしてしまい、なんとなく伸びたり伸びなかったりで、自分の仕事に実りを感じていないというご担当者様にたくさんお会いしてきました。この記事をお読みの皆様には、ぜひ明確な目的意識を持ってアカウント運用の成功へと導いていただきたいです。
よくあるお悩み第1位が、Instagramは写真を投稿するだけのツールで、フォロワーが増えれば良いという浅い理解であることです。これにより、Instagramの企画作成や投稿作成、UGCの管理などには通常時間がかかるのに、サボってると思われてしまいがちです。
その結果、Instagramにかけられる時間が少なくなってしまい、戦略的な運用ができない。さらには、投稿頻度が減ってしまってリーチ数の伸びないアカウントに退化してしまいます。
よくあるお悩みの第2位は、周りの部署から投稿依頼が殺到してしまい、アカウントを伸ばすための投稿ができていない、または時間を使えないケースです。レストランチームなどから新しいメニューのプロモーションをしてほしいという相談を受け、本来の投稿がなかなかできないことがよくあると耳にします。
しかし、その投稿を行ったことによるレストランの売上増加を分析すると、0に近い数字が出てきます。「1万人のフォロワーがいれば、1万人に見てもらえる」というような考え方で運用をしてしまうと、1万人のフォロワーが2万人になるチャンスを逃してしまうことにも繋がります。
まだまだ、価値が認められにくいInstagramの運用ですが、どうすれば評価され、マーケティング機関の中枢を担うようなポジションになれるのでしょうか?
我々がお手伝いさせていただいてきた全ての施設で共通して言えることは、「貢献度をデータで表現しつつ、期待値を予測すること」にあると考えています。
宿泊施設の予約獲得方法としてOTAが登場して以来、直販よりもOTAに手数料を払ってでも予約数を獲得できるチャネルに予算を投下することが当たり前になってきました。
しかし、時代は代わりOTAよりも旅行先が調べやすく、施設のディテールも見やすく、さらにリアルなユーザーの感想や感動がInstagramを通して見えるようになりました。最近の若年層の検索行動は、InstagramまたはTikTokで下調べをし、そこでピックアップしたいくつかの施設の中から予約するという行動が大半です。
そんな時代に、OTAは全力で、Instagramは片手間。そのような力配分で良いのでしょうか?・・・・続きは、こちらのeBook(電子書籍)で解説しています!無料ですので、ぜひダウンロードしてご覧ください。