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2023.11.21
2023.02.21
シニア層のソーシャルメディア利用率が高まる中、ホテル・旅館は新たなビジネスチャンスを迎えています。ゆこゆこホールディングス株式会社の調査によると、2023年にはシニア層の95%が「旅行に行きたい」と答えており、潜在的な顧客となり得ることを意味しています。
しかし、”シニアの40%が技術的な課題からオンライン決済を行えない”という問題があるようです。そこで本記事では、シニアをターゲットにした集客戦略として、メディア利用や公式サイトとの関わり方に着目し、提案をいたします。
シニア消費者へのリーチとコネクティビティの可能性を開く方法について取り上げているので、シニア層の集客に力を入れたいと考えているホテル・旅館さまは、最後までご覧ください。
シニア層をターゲットにするためには、メディア利用を理解する必要があります。SNSを利用するユーザーは、年齢による違いが顕著に表れているデータが多く出ています。リーチと接点作りの可能性を広げることを目的に、彼らのニーズに合わせてターゲット化する必要があります。
シニア層がメイン顧客となっている「ゆこゆこ」の会員データをまとめた株式会社ADKマーケティングの調査によると、男女60歳以上のシニア層で最も利用の多い媒体は「LINE」だとわかりました。続いてGoogle66.2%、Yahoo!66%と、SNSの利用は3割にも満たない結果になり、「SNS内での検索方法をしたことはあるけど、今後は検索しないだろう」ということを示していたようです。
GoogleやYahoo!上での検索エンジンマーケティングは、シニア層にリーチするための効果的な方法です。検索結果ページに表示されるコンテンツを最適化し、インターネットでの認知度を高めることに力を注ぐ必要があります。
上記データでもあるように、多くのシニアは情報を探すために”検索エンジン”を利用しています。検索エンジンでの可視性を最適化することで、企業は顧客を絞り込み、効果的に顧客と関わることができるのです。
ある有名ブランドで良い社会体験をした消費者の約70%は、そのブランドを他の人に薦める可能性が高いと言われています。特にホテル・旅館では、ポジティブな顧客体験の創造や顧客との関わり合い、顧客との関係構築に注力する必要があります。
また、口コミで評判を広める効果的な方法として、リファーラルマーケティングを活用する必要があります。すでにそのブランドでポジティブな体験をしている既存の顧客を利用して、新たな顧客基盤を作る必要があるのです。
シニア層へのアプローチは、特に地方のホテル・旅館にとって必要不可欠であることが言えます。閑散期の稼働率アップや全体予約の底上げを行うためには、シニアマーケティングの集客力は貢献しやすいポイントだと言えます。
改めて、シニア層のメディア利用はさまざまなので、デジタルとアナログのどちらが効果的かは検証する必要がありますが、マーケティング施策を行うことで施設独自のノウハウなども構築できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
Withコロナ〜Afterコロナにかけて、宿泊情勢の変化は続き、予約するユーザーの基準なども変わっていくことが予想されます。
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