会員限定記事は
※利用開始をもって利用規約とプライバシーポリシーに同意したものとみなします。
閉じる
2023.11.21
2022.05.18
みなさまのホテル・旅館は、すでにSNS運用をしていますか?
SNSにはさまざまな媒体がありますが、SNS別クチコミの購買転換率調査によると、「写真を見るだけで良さが伝わりやすい商品カテゴリー」において、
旅行業界のInstagram(インスタグラム)運用は、購買転換率が高いことがわかります。
Stacklaの研究結果によると、旅行業界は86%のユーザー(Z世代は92%)が一般ユーザーの投稿から旅行にいきたい!と示されています。
では、一体どのようにして一般ユーザーからのクチコミを蓄積していけば良いのでしょうか?
今回は、そのUGCを貯蓄するメリットやインスタグラムで紹介されやすいアカウントにする方法を解説します。ぜひ最後までご覧ください。
UGC(User Generated Content)というのはユーザー生成コンテンツと呼ばれ、「一般ユーザーによって作られたコンテンツ」のことを指します。
具体的には、個人のSNSの投稿・写真・ブログなど消費者発信のコンテンツのことです。
そして、SNS上のUGCは
・発信がフォロワーに影響を及ぼすようになった
・いいね!やリポスト機能により、UGC自体が拡散されやすくなった
上記二点によってリーチ(投稿を見たユーザー数)が多く獲得できます。
UGCを貯蓄するメリットは、”ULSSAS”というホットリンク社が提唱したSNS時代の新・購買行動モデルに関連しています。
下記の株式会社ホットリンクのULSSASの構造をご覧ください。自社の投稿や広告配信をし、これらに反応したユーザーが「いいね!」をつけた後、SNS内での検索、GoogleやYahoo!での検索と続き、購買、シェアと、行動が変化していきます。
その行動に合わせて、UGCもどんどん拡散していきます。つまり、このサイクルが生まれれば、UGCが蓄積されればされるほど多大な広告宣伝費を投下しなくても、アテンションが継続的に自然発生するようになっていきます。
また、前述の通りStacklaの調査によると、旅行業界は86%のユーザー(Z世代は92%)が一般ユーザーの投稿から旅行にいきたい!という結果が出ていることがわかっています。
このように、購買行動の変化やさまざまな調査結果により、UGCを活用・蓄積できるアカウントにすることで、ホテル・旅館への集客の増加を期待できます。
いかにUGCの蓄積が重要であるか、お分かりいただけましたでしょうか?
しかし、UGCを蓄積するためには、何からやっていけばいいのでしょうか?
そこで、下記にUGCを蓄積する手順を示しました。
①自社でUGCのお手本となる投稿を行う。
自社の投稿を行わないと、どのように写真を撮ればいいのかがわかりづらくUGCが生まれにくい状況になりがちです。
②質の高いUGCは公式で積極的に取り上げる。
一般ユーザーの投稿が公式で取り上げられることにより、ユーザーのモチベーションが上がり、質の良いUGCが増えていきます。
ホテル・旅館のインスタグラムのアカウントにおけるUGCの活用事例や方法については、「今やUGCは当たり前!?ホテルの集客を成功させるためのインスタグラム活用術」の記事でも詳しい説明をしてますので、ぜひ参考にしてください。
今回はホテル業界において、一般ユーザーに紹介されやすいアカウントにするための方法について説明していきましたがいかがでしょうか?
ULSSASからもご説明させて頂いたように、UGCを生成するためには自社投稿で「どのように写真を撮ればいいのか」が分かる、質が高い投稿が必要不可欠です。
2021年ザルツブルク応用科学大学観光イノベーション・マネジメント学科の研究によると、インスタグラムで使用する写真の色により、ユーザーエンゲージメントは大幅に変化するという結果が示されています。
自社投稿でどのような印象を与え、予約に結びつけたいのか。投稿の参考例を出し、UGCにも上記研究結果を反映させるためには旅行業界に理解の深いカメラマンの起用が最も重要です。
プロがとる写真によってどれほどの効果があるのか気になる方は、【予約転換率150%UP】ホテル・旅館の写真撮影の重要性をご覧ください。
また、弊社ではインスタグラムの運用代行、コンサルティングの他、カメラの見積もりは無料で行っておりますので、ぜひ一度お問合せください!