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Googleホテル広告の仕組み|無料枠との違いと始め方

公開 更新 ホテルマーケティング 渡邉典史

この記事の要点

  • 無料の予約リンクは費用で上位を買えないため、まず無料枠に公式サイトが出るかを日付を変えて確認します。
  • ホテル広告を始めるには、Hotel Centerで一覧・料金・予約ページを管理し、料金の連携会社を先に確かめます。
  • 出す価値は、公式サイトと主要OTAの価格差±2%以内と予約完了率で判断します。

本文をもとにAIで作成しました。

Googleホテル広告の仕組み|無料枠との違いと始め方

「Googleホテル広告は、出したほうがいいのでしょうか」。私たちmicadoはホテル・旅館の集客とを支援していて、公式サイトの予約を増やしたい施設から、この質問をよくいただきます。Googleでホテルを探すと、地図や写真と一緒に、媒体ごとの料金と予約のリンクが並びます。そこに公式サイトの料金を出す方法の1つが、Googleホテル広告です。ただ、無料で出せる枠もあり、課金の方式も以前とは変わっています。

この記事では、Googleホテル広告に絞って、どこに何を出す広告なのか、どうやって始めるのか、出す価値があるかをどう判断するかを整理します。検索広告やディスプレイ広告などのWeb広告全般は、別の記事で扱います。Googleの仕様は、2026年11月1日に公式ヘルプで確認できた範囲だけを書いています。仕様は変わり得るので、始める前に公式ヘルプで確かめてください。


Googleホテル広告は、どこに何を出す広告ですか?

最初に、表示される場所と中身をそろえます。Googleホテル広告は、検索結果の上に文章で出る一般的な検索広告とは、出る場所も見た目も違います。皆さまの施設の名前をGoogleで検索したとき、料金の欄に公式サイトは並んでいるでしょうか?

検索とマップのホテルの欄に、料金と予約のリンクを出します

Googleの公式ヘルプによると、ホテル広告は、Google検索やGoogleマップでホテルが検索されたときに表示される広告です。表示される場所は、ホテルの予約の欄で、ホテルの写真、設備、料金、予約するためのリンクが並びます。施設は、この欄に公式サイトの料金と予約のページへのリンクを出すために入札します。

この欄を見ている人は、すでに施設の名前や地域で宿泊先を探していて、媒体ごとの料金を見比べています。つまり、ホテル広告で増えるのは、比べている人の目に公式サイトの料金が入る機会です。施設の名前で検索されたときに、の料金だけが並び、公式サイトが見当たらない状態は、公式サイトで予約する機会を逃していることになります。施設名での検索は、施設のことをすでに知っている人の検索なので、ここで公式サイトが見えないのは特にもったいない状態です。地域名で探している人には、近くの施設と並べて比べられます。どちらの検索で見られたいのかによって、広告に期待することも変わります。

無料の予約リンクとは、並び方の決まり方が違います

同じ欄には、有料のホテル広告とは別に、無料の予約リンクも表示されます。公式ヘルプでは、無料の予約リンクは費用がかからず、広告のオークションではなく利用者にとっての利便性で並び順が決まり、上位の位置を費用で買うことはできないと説明されています。ホテル広告に入札している場合は、無料の予約リンクを表示する資格が自動で与えられ、入札の額は無料の予約リンクの並び順に影響しないとされています。

つまり、公式サイトの料金をこの欄に出すだけなら、まず無料の予約リンクで出せます。有料のホテル広告は、広告の枠で上位に出るために入札するものです。無料の枠で出ているかを先に確かめ、そのうえで有料の枠に出す意味があるかを判断する、という順番になります。確かめ方は簡単で、施設の名前でGoogle検索やGoogleマップを開き、料金の欄に公式サイトが並んでいるかを、日付を変えて何度か見ます。並んでいない日が多いなら、広告より先に、料金の連携の状態を確かめます。


Googleホテル広告は、どうやって始めるのですか?

出す場所が分かったら、始め方です。Googleホテル広告は、広告の管理画面だけでは完結しません。料金と空室の情報を、Googleに届ける仕組みが先に必要です。皆さまの施設では、公式サイトの料金をGoogleに届けている仕組みが何か、ご存じでしょうか?

料金を届ける経路を、先に確かめます

公式ヘルプによると、ホテル広告を出すには、宣伝するホテルの一覧、料金、予約のページを用意し、これらを「Hotel Center」というアカウントで管理します。料金をGoogleに直接つないでいる場合は、施設が自分でホテルのキャンペーンを作れます。一方、予約エンジンやなど、接続を提供する会社を通して料金を届けている場合は、その接続の提供会社に問い合わせる必要があります。

多くの施設は、後者にあたります。まず、使っている予約エンジンやの提供会社に、Googleへの料金の連携に対応しているか、無料の予約リンクに公式サイトが出ているかを確かめます。Google広告のアカウントとHotel Centerのアカウントをつなぐには、それぞれの管理の権限が必要なので、誰がどのアカウントを持っているかも整理しておきます。以前に広告代理店へ運用を任せていた施設では、アカウントの持ち主が代理店のままになっていることがあります。担当が替わっても運用を続けられるよう、施設の側で管理の権限を持っておくことをおすすめしています。

課金の方式は、以前と変わっています

入札の方式についても、公式ヘルプで確認できたことを書いておきます。以前は、宿泊が完了したときにだけ費用が発生する、コミッションに基づく入札の方式がありました。公式ヘルプによると、この方式は2024年4月30日から新しいキャンペーンでは使えなくなり、2025年2月20日にサポートが終了しています。理由として、滞在を確かめるために使っていたサードパーティCookieの廃止など、業界の変化が挙げられています。

現在は、クリックごとに費用がかかる入札や、広告費に対する予約の金額の目標を決める入札などを使います。予約が入ったときだけ費用を払う広告だと思って始めると、費用のかかり方を読み違えるので注意します。また公式ヘルプでは、旅行に関する目標のためのP-MAXと呼ばれる種類のキャンペーンも、移行先の1つとして案内されています。どの方式を選ぶかで、費用の管理のしかたが変わります。

Googleホテル広告を始める3つの手順
Googleホテル広告を始める3つの手順

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Googleホテル広告を出す価値は、どう判断しますか?

始め方が分かったら、出す価値があるかを判断します。ホテル広告は、媒体ごとの料金が並ぶ欄に出る広告なので、料金と受け皿の状態で成果が大きく変わります。皆さまの施設では、その欄に並んだときに、公式サイトの料金はより高く見えていないでしょうか?

料金の差と受け皿が、広告の前提です

ホテルの予約の欄では、公式サイトとの料金が並んで表示されます。ここで公式サイトのほうが高く見えれば、広告で上位に出ても、クリックした人はで予約します。私たちは、同じ条件で公式サイトと主要なの価格差が±2%以内に収まっているかを目安にしています。公式サイトを基準にした料金の設計はベストレートの考え方を扱った記事、料金と在庫の出し分けは直販率を上げる料金と在庫の記事で扱っています。

もう1つの前提は、リンクの先です。予約のページに来た人が、プランを選び、予約を終えるまでの途中で離れてしまえば、広告費だけがかかります。出す前に、公式サイトで予約を終える割合を確かめます。離れる場所の見つけ方は、予約完了率を上げる記事で説明しています。料金と受け皿が整っていて、無料の予約リンクでは上位に出ていない場合に、有料の枠を試す意味があります。反対に、料金で負けている、予約のページで離れる人が多い、という状態なら、広告費をかける前にそちらを直します。広告は、整った状態をより多くの人に見せる手段であって、整っていない部分を補うものではありません。

ここは率直にお伝えします

ホテル広告は予約が発生したときにだけ費用を払う広告だ、という説明を今も見かけますが、前の節で書いたとおり、その入札の方式はすでに終了しています。始める前に、現在の公式ヘルプで課金の方式を確かめてください。

また、当日から前日に予約する人が最も予約につながりやすい、という説明も見かけますが、確かめられる資料がないため、この記事では扱っていません。どの日、どの時期に成果が出るかは施設によって違うので、出したあとに自社の数字で確かめてください。確かめるときは、広告費をホテル広告経由の予約件数で割った1件あたりの獲得費を出し、の手数料や他の広告と並べて比べます。売上の倍率だけで判断せず、手元に残る額で見ることが、続けるかどうかを決める物差しになります。検索広告などWeb広告全般との使い分けは、Web広告の考え方を扱った記事で整理しています。

Googleホテル広告を出す前の3つの確認
Googleホテル広告を出す前の3つの確認

まとめ

Googleホテル広告は、Google検索やGoogleマップでホテルが検索されたときの予約の欄に、公式サイトの料金と予約のリンクを出す広告です。同じ欄には無料の予約リンクもあり、こちらは費用で上位を買えず、利用者にとっての利便性で並びます。

始めるには、Hotel Centerでホテルの一覧、料金、予約のページを管理し、多くの施設は予約エンジンなどの接続の提供会社を通して料金を届けます。宿泊が完了したときだけ費用を払う方式は2025年2月に終了しています。出す前に、無料の枠で出ているか、料金の差が目安に収まっているか、予約を終える割合が十分かを確かめてください。

読んで「なるほど」で終わらせていませんか?

施策は思いついても「どの順で・いつやるか」で止まっていませんか。いま売上を伸ばしている施設と、そうでない施設の差は、「どこで取りこぼしているか」に気づき、「いつ・何をすべきか」を数字で判断できているか。違いはそこだけです。

同じエリア・同じ規模の施設は、すでにデータを見ながら最適なタイミングで手を打ち始めています。一方で「分析する仕組みがない」「何から手をつければいいか分からない」と判断を後回しにしている間も、機会損失は静かに積み上がっていきます。

まずは”自社で実際に何が起きているか”を見るところから。それが、最適なタイミングで最適な一手を選べる施設への第一歩です。

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無料の予約リンクに公式サイトが出ているか、有料のホテル広告まで出すべきか、その前に料金と予約ページのどこを直すべきか。私たちは、施設の料金と予約の数字を見ながら、Googleでの見え方を一緒に整えています。答えを用意してから相談していただく必要はありません。

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    Googleホテル広告に関するよくある質問

    Googleホテル広告は検索やマップのどこに出ますか?

    Googleホテル広告は、Google検索やGoogleマップのホテルの欄に出ます。そこにはホテルの写真、設備、料金、予約するためのリンクが並びます。

    Googleホテル広告と無料の予約リンクは何が違いますか?

    Googleホテル広告は入札して表示を狙いますが、無料の予約リンクは費用がかかりません。無料の予約リンクの並び順は利便性で決まり、入札額は影響しません。

    Googleホテル広告を始める前に何を確認しますか?

    Googleホテル広告を始める前に、料金を届ける経路を確認します。Hotel Centerで一覧、料金、予約ページを管理し、予約エンジンやサイトコントローラーを通す場合は提供会社に問い合わせます。

    Googleホテル広告はどんな基準で出す価値を判断しますか?

    Googleホテル広告は、料金の差と予約の受け皿で判断します。公式サイトと主要OTAの価格差が±2%以内かを目安にし、予約ページで離脱が多いなら先に改善します。

    本文をもとにAIで作成しました。

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    この記事を書いた人

    渡邉典史

    渡邉典史

    ホテルマーケティングコンサルタント

    デジタルマーケティングによる集客戦略を担当。独立後コンテンツマーケティングにおける企画立案から記事作成などを行い、サービス提供開始から最短2ヶ月で集客数6.5倍を達成。Googleアルゴリズムの研究を行い、SEO,MEO対策の目標達成が短期間で可能。海外経験を活かしインバウンドマーケティングの責任者としてホテル・旅館を中心に集客支援を行っている。

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    監修

    田代貴彦

    株式会社micado 代表取締役

    マーケティング支援実績700社以上