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ホテル業界ニュース

2025.03.12

2023.03.11

2025年以降に流行る〇〇ツーリズムとは?ホテル・旅館でも取り組むべきトレンド10選

2023年以降に流行る〇〇ツーリズムとは?ホテル・旅館でも取り組むべき新たな旅行スタイル

本記事では、「〇〇ツーリズム」というキーワードを通して、旅行の進化を紐解き、2025年に注目すべき10種類の旅行スタイルを具体例を交えてご紹介します。
体験重視、地域との融合、持続可能性… 旅行のキーワードとなるこれらの要素が、それぞれのツーリズムにどう関わってくるのかを分かりやすく解説。

多様化する旅行のニーズを網羅的に理解することができます。さらに、ホテルや旅館などの観光事業者が、これらのトレンドにどう対応していくべきか、具体的なアプローチ方法についても紹介しております。


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進化する旅行の形!エクスペリエンスツーリズムとは?

日本の観光資源は世界的にみてもトップクラスと言われており、コロナ禍を経て旅行スタイルは多様化し、毎年新しいトレンドが生まれています。2025年以降、ホテル業界では「エクスペリエンスツーリズム」という新たな旅行スタイルがさらに加速していくと予想されます。これは、旅行者が単に観光地を訪れるだけでなく、その土地の文化、歴史、生活様式を深く体験し、理解することに重点を置く旅行形態です。本記事では、ホテルや旅館も取り組むべき新しい旅行スタイルである「エクスペリエンスツーリズム」について詳しく解説していきます。

エクスペリエンスツーリズムの3つの特徴

体験重視

エクスペリエンスツーリズムは、旅行者自身の五感を刺激するような体験を重視します。例えば、地元の職人との交流を通して伝統工芸を体験したり、農作業に参加して収穫の喜びを味わったり、地域の祭りやイベントに参加して地元の人々と交流するなど、単なる観光とは異なる、より深いレベルでの体験を提供します。これにより、旅行者はその土地の魅力をより深く理解し、忘れられない思い出を創造することができます。

地域との融合

エクスペリエンスツーリズムは、地域社会との共存共栄を重視します。旅行者は、地域の文化や生活様式を尊重し、地元の人々との交流を通して相互理解を深めます。また、地域の特産品を購入したり、地元のレストランを利用することで、地域経済の活性化にも貢献します。これにより、持続可能な観光の発展に寄与することができます。

持続可能性

エクスペリエンスツーリズムは、環境保護や社会貢献にも配慮した持続可能な旅行スタイルです。環境負荷を低減するために、公共交通機関を利用したり、エコツアーに参加したり、環境に配慮した宿泊施設を選ぶなど、責任ある行動が求められます。また、地域の文化や伝統を守り、次世代に継承していくことも重要な要素です。これにより、旅行者は地球環境や地域社会に貢献しながら、より豊かな旅行体験を得ることができます。

2025年注目のツーリズム10選

旅行者の価値観が多様化する2025年は、よりパーソナルで、より深い体験を求める傾向が強まると予想されます。ここでは、2025年に注目すべき10種類のツーリズムをご紹介します。

1.エコツーリズム

自然環境の保全と地域社会への貢献を両立させるエコツーリズムは、2025年も引き続き成長が期待されます。より一歩踏み込んだ体験として、再生可能エネルギー施設の見学や、生物多様性保全活動への参加などを含むツアーが人気を集めるでしょう。

環境保全への参加型体験

単なる見学ではなく、植林活動やビーチクリーンへの参加など、旅行者自身が環境保全活動に携われる体験型ツアーが求められています。例えば、地元NPOとの連携によるサンゴ礁保全活動への参加型ツアーなどが考えられます。

再生可能エネルギー施設の視察

環境問題への意識の高まりから、再生可能エネルギー施設への関心も高まっています。太陽光発電所や風力発電所などの見学ツアーは、学びと観光を両立できる魅力的なコンテンツとなるでしょう。

2.サステイナブルツーリズム

地球環境や地域社会への負荷を最小限に抑え、持続可能な観光を実現するサステイナブルツーリズム。2025年は、旅行者自身がサステナビリティへの貢献を実感できる体験が重視されるでしょう。

地域文化への貢献

伝統工芸の体験や、地元の祭りへの参加など、地域文化の継承に貢献できる体験が提供されると、旅行者はより深い満足感を得られます。例えば、着物の着付け体験や、茶道体験などを提供することで、日本の伝統文化を体験しながら、その継承にも貢献できます。

環境負荷軽減への取り組み

宿泊施設でのプラスチック製品の使用削減や、地産地消の推進など、環境負荷軽減への具体的な取り組みを旅行者に提示することで、サステイナブルツーリズムへの共感を高めることができます。例えば、アメニティを竹製品に切り替えたり、地元産の食材を積極的に使用することで、環境負荷軽減に貢献できます。

3.カルチャーツーリズム

その土地の文化や歴史に触れるカルチャーツーリズムは、2025年も根強い人気を誇るでしょう。よりニッチな文化体験や、地域住民との交流を重視したツアーがトレンドとなる見込みです。

地域住民との交流

観光地を巡るだけでなく、地域住民との交流を通じて、その土地の文化や生活を深く理解できる体験が求められています。例えば、地元住民による郷土料理教室や、民泊体験などを提供することで、よりリアルな文化体験を提供できます。

ニッチな文化体験

一般的な観光ルートから外れた、よりニッチな文化体験への需要が高まっています。例えば、地方独特の伝統芸能鑑賞や、地域に伝わる民話の語り部によるイベントなどを企画することで、他にはない特別な体験を提供できます。

4.フードツーリズム

食を通じて地域の魅力を体験するフードツーリズム。2025年は、生産者との交流や、食文化の背景にあるストーリーを重視した体験が求められるでしょう。

生産者との交流

食材の生産現場を訪れ、生産者と直接交流することで、食の背景にあるストーリーやこだわりを深く理解することができます。例えば、農園での収穫体験や、ワイナリーでの醸造体験などを提供することで、食への関心を高めることができます。

食文化のストーリー体験

その土地の食文化がどのように育まれてきたのか、歴史や風土との関わりを学ぶことで、より深い食体験を提供できます。例えば、郷土料理の由来や、地域独自の食習慣などを紹介するツアーを企画することで、食文化への理解を深めることができます。

5.ウェルネスツーリズム

心身の健康を促進するウェルネスツーリズムは、2025年も大きな注目を集める分野です。マインドフルネスや瞑想を取り入れたプログラムや、自然の中でリフレッシュできる体験が人気となるでしょう。

マインドフルネス体験

ストレス社会において、マインドフルネスや瞑想を取り入れたプログラムは、心身の健康を促進する効果が期待されています。自然の中で行うヨガや瞑想体験は、都会の喧騒を離れてリラックスできる貴重な機会となるでしょう。

自然の中でのリフレッシュ

森林浴や温泉療法など、自然の中で心身をリフレッシュできる体験は、ウェルネスツーリズムの定番と言えるでしょう。自然の力を活用したスパトリートメントや、ハーブを使ったアロマテラピーなども人気を集めるでしょう。

6.アドベンチャーツーリズム

非日常的な体験を求めるアドベンチャーツーリズム。2025年は、よりサステイナブルで、地域貢献につながるアクティビティが求められるでしょう。

地域貢献型アドベンチャー

地域住民と連携したツアーや、地域資源を活用したアクティビティは、地域経済の活性化にも貢献します。例えば、地元ガイドによる登山ツアーや、地域の特産品を使ったワークショップなどを企画することで、地域貢献とアドベンチャー体験を両立できます。

サステイナブルなアクティビティ

環境負荷を最小限に抑えた、サステイナブルなアドベンチャーツーリズムへの需要が高まっています。例えば、電動自転車を使ったサイクリングツアーや、自然環境に配慮したキャニオニングツアーなどを提供することで、環境保全に貢献しながらアドベンチャーを楽しめます。

7.ビジネスツーリズム

仕事と観光を組み合わせたビジネスツーリズムは、2025年も進化を続けると予想されます。ワーケーションや、オンライン会議とオフラインイベントを組み合わせたハイブリッド型のイベントが増加するでしょう。

ワーケーションの進化

快適な仕事環境と観光を両立できるワーケーションは、2025年も引き続き人気を集めるでしょう。リゾート地や地方都市でのワーケーションプランを提供することで、新たな顧客層の獲得につながります。

ハイブリッド型イベント

オンライン会議とオフラインイベントを組み合わせたハイブリッド型のイベントは、より多くの参加者を集めることができます。地方都市でのオフラインイベントとオンライン配信を組み合わせることで、地域経済の活性化にも貢献できます。

8.レジャーツーリズム

純粋な娯楽やリフレッシュを求めるレジャーツーリズム。2025年は、パーソナルな体験や、特別な思い出作りを重視した旅行が増加するでしょう。

パーソナルな体験

旅行者の個々のニーズに合わせた、パーソナルな体験を提供することが重要になります。例えば、趣味や好みに合わせたアクティビティや、特別な記念日向けのプランなどを提供することで、顧客満足度を高めることができます。

特別な思い出作り

旅行の目的が「特別な思い出作り」となる傾向が強まっています。写真映えするスポットや、ユニークな体験を提供することで、旅行者の記憶に残る思い出作りをサポートできます。

9.ローカルツーリズム

地元住民の生活に触れ、地域の魅力を再発見するローカルツーリズム。2025年は、より深く地域に根ざした体験や、地域住民との交流が重視されるでしょう。

地域密着型体験

観光客向けではなく、地域住民向けのイベントやアクティビティに参加することで、より深く地域文化を体験できます。例えば、地元の祭りへの参加や、地域住民が運営するワークショップへの参加などを促すことで、よりリアルな地域体験を提供できます。

地域住民との共創

地域住民と共同で観光プランを開発することで、より魅力的で持続可能なツーリズムを実現できます。例えば、地域住民がガイドを務めるツアーや、地域住民が考案したお土産などを開発することで、地域経済の活性化にも貢献できます。

10.パイロットツーリズム

新たな観光ルートやアクティビティを開発し、地域の魅力を発掘するパイロットツーリズム。2025年は、よりニッチなテーマや、地域資源を活用したユニークな体験が求められるでしょう。

ニッチテーマの開拓

特定の趣味や関心を持つ旅行者向けのニッチなテーマのツアーは、新たな顧客層の開拓につながります。例えば、アニメの聖地巡礼ツアーや、特定の動植物を観察するツアーなどを企画することで、コアなファン層を獲得できます。

地域資源の活用

地域独自の資源を活用したユニークな体験は、パイロットツーリズムの成功に不可欠です。例えば、廃校を活用した宿泊施設や、地元の伝統工芸を体験できるワークショップなどを企画することで、地域の魅力を再発見できます。

ホテル・旅館が取り入れるべき具体的アプローチ

2025年は、旅行者の多様化がさらに加速すると予想されます。それぞれのニーズを的確に捉え、満足度を高めるためには、ホテル・旅館独自の強みを活かした具体的なアプローチが不可欠です。ここでは、3つの主要なアプローチをご紹介します。

多様な体験プログラムの提供

旅行の目的が多様化している現代において、画一的なサービスでは顧客の心を掴むことはできません。顧客のニーズに合わせた多様な体験プログラムを提供することで、満足度を高め、リピーター獲得につなげることができます。

体験型プログラムの具体例

例えば、以下のようなプログラムが考えられます。
・地域の特産品を使った料理教室やワークショップ
・地元の職人による伝統工芸体験
・近隣の農園での収穫体験や農業体験
・ガイド付きのサイクリングツアーやハイキングツアー
・星空観察や自然観察会
・地域の文化に触れることができる祭りやイベントへの参加
・近隣の温泉やスパ施設との連携….など

これらのプログラムは、旅行者に地域の魅力を深く体験してもらうだけでなく、地域経済の活性化にも貢献します。また、持続可能な観光を実現するためにも、環境に配慮したプログラムを提供することが重要です。

顧客層に合わせたプログラム設計

ターゲットとする顧客層によって、提供するプログラムの内容も変化させる必要があります。例えば、ファミリー層には子供向けの体験プログラム、シニア層には健康促進に繋がるプログラム、若い世代にはSNS映えするような体験プログラムなどを提供することで、それぞれのニーズに応えることができます。また、訪日外国人旅行者向けには、日本の文化や伝統を体験できるプログラムを用意することで、より深い旅行体験を提供することができます。

地域との協働によるブランド構築

地域との連携は、ホテル・旅館のブランドイメージ向上に大きく貢献します。地域資源を活用した独自のサービス提供は、他にはない魅力となり、競争優位性を築くことができます。

地域連携の具体例

地域との連携は、様々な形で実現できます。
・地元の食材を積極的に使用した料理の提供
・地域の特産品を販売するコーナーの設置
・地域の観光スポット情報やイベント情報の提供
・地域住民との交流イベントの開催
・地域の伝統工芸品を客室のアメニティとして採用
・地元企業とのコラボレーションによる商品開発


地域経済の活性化に貢献するだけでなく、ホテル・旅館のブランドイメージ向上にも繋がります。また、地域住民との良好な関係を築くことで、より質の高いサービス提供が可能になります。

ストーリー性のあるブランド構築

地域との連携を通じて、ホテル・旅館独自のストーリーを構築することも重要です。その土地の歴史や文化、自然環境などを織り交ぜたストーリーは、顧客の共感を呼び、特別な体験を提供することに繋がります。例えば、創業以来受け継がれてきた伝統や、地域に根付いた文化をサービスに取り入れることで、顧客に深く印象付けることができます。また、そのストーリーを効果的に発信することで、ホテル・旅館の魅力をより多くの人に伝えることができます。

デジタル化と柔軟なサービス設計

デジタル技術の活用は、顧客体験の向上に不可欠です。オンライン予約システムや多言語対応ウェブサイトの構築、SNSを活用した情報発信など、デジタル技術を駆使することで、顧客との接点を増やし、よりスムーズなサービス提供を実現できます。

デジタル化の具体例

ホテル・旅館のデジタル化は、様々な場面で効果を発揮します。
・オンライン予約システムの導入による24時間予約受付
・多言語対応ウェブサイトの構築による訪日外国人旅行者への対応
・SNSを活用した情報発信やプロモーション
・客室タブレットによる館内情報や周辺観光情報の提供
・スマートロックやAIコンシェルジュの導入による省力化


これらのデジタル技術を活用することで、業務効率化だけでなく、顧客体験の向上にも繋がります。また、顧客データの分析を通じて、顧客ニーズに合わせたサービス提供も可能になります。

柔軟なサービス設計の重要性

顧客のニーズは常に変化するため、柔軟なサービス設計が求められます。例えば、パーソナライズされたサービスの提供や、多様な宿泊プランの設定、ベジタリアンやアレルギー対応など、顧客一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な対応が重要です。また、急な変更やトラブルにも迅速に対応できる体制を整えることで、顧客満足度を高めることができます。顧客からのフィードバックを積極的に収集し、サービス改善に繋げることも重要です。

まとめ

2025年は、旅行者の価値観が多様化し、単なる観光だけでなく、体験や地域貢献、持続可能性を重視する傾向がさらに強まると予想されます。本記事では、進化する旅行の形を「〇〇ツーリズム」と定義し、その特徴として体験重視、地域との融合、持続可能性の3点を挙げました。

ホテルや旅館などの観光事業者は、10種類のツーリズムを踏まえ、多様な体験プログラムの提供、地域との協働によるブランド構築、デジタル化と柔軟なサービス設計といった具体的なアプローチを通して、変化する旅行者のニーズに応えていく必要があります。例えば、地域独自の文化体験プログラムや、環境に配慮した宿泊プランなどを提供することで、持続可能な観光業の発展に貢献できるでしょう。旅行者のニーズを的確に捉え、進化するツーリズムに対応していくことで、観光産業は更なる成長を遂げることが期待されます。

適切なホテルマーケティングを取り組むために

最後に、宿泊施設の魅力を最大限に引き出し、適切なターゲットに届けるためには、データに基づいた現状分析が欠かせません。


☑︎自社のマーケティング施策が本当に効果を発揮しているのか?
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