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2023.11.21
2023.02.23
ホテル・旅館の予約はOTA経由がメインとなっており、OTAが持つ集客力を上手く活用できればホテル・旅館の認知度アップにつながり、結果的に売上を伸ばすことにも期待ができます。
しかし、OTAを運用する際にはいくつかの注意点を把握しておかないと、成果に繋げることが難しくなってしまうので、必要な知識を押さえておくことが大切です。
今回はOTAの運用に必要な知識とポイントを解説しているので、これからマーケティング力の強化をしていきたい施設様は、ぜひ最後までご覧ください!
OTAとは「Online Travel Agency」の略で、店舗を持たずにインターネット上だけで運営している旅行代理店のことです。実店舗を持つ旅行会社もインターネット上で宿泊予約などを行っていますが、OTAは実店舗を持たない旅行代理店のことを指しているので、異なるタイプの旅行代理店になります。
登録手数料はかからないので始めやすく、民泊施設から規模が大きいホテル・旅館まで多くの施設がOTAを利用していますが、予約が成立すると手数料が発生する仕組みになっており、注意して運用していく必要があります。
手数料はOTAによって異なり、OTA内の有料広告やキャンペーンなどを活用するとさらに費用がかかる場合があるので、コストパフォーマンスに気をつけながら販売促進を考えていくことが重要です。
OTAはユーザーにとって多くのメリットがありますが、ホテル・旅館側にとってもたくさんのメリットがあります。
OTAが提供している各サービスを利用することで、集客や売上アップにつながるので、実際にOTAにはどのような魅力があるのかユーザーと施設様それぞれにわけてご説明していきます。
ホテル・旅館がOTAを運用するメリットは、公式サイトやSNSだけでは獲得できないユーザーにアプローチできるだけでなく、海外ユーザーの集客も期待できることです。自社だけでは海外ユーザーを確実に取り込むマーケティング施策を行うことは難しいですが、OTAの力を借りて売上アップへと繋げられます。
OTAに登録したページは検索エンジンで上位表示されることもあるため、OTAを普段利用していないユーザーの獲得も可能で、ユーザーが予約に至らなくても、一度閲覧すれば再びOTA上でおすすめに表示されるので認知度の向上にも期待ができます。
一部のOTAでは高評価な口コミを獲得できると、掲載順位が上がる仕組みを設けているので、ユーザーが検索したときに表示される機会が増え、結果的に予約へと繋がる可能性もあります。
また、OTAに登録すると運用をサポートするコンサルティング担当者が付くので、OTA内の市場データや競合施設の動向を教えてもらうこともでき、季節やトレンドにあわせたイベントやプランの企画といったマーケティング施策を強化できるのもOTAの強みです。
ユーザーがOTAを利用するメリットは、1つのプラットフォーム上で複数のホテル・旅館を比較検討できるので、サイトを行き来する必要がないことです。
OTA上で日時やプランの条件を検索するだけで、希望にあった施設を簡単に見つけられ、航空券やアクティビティ体験の予約手続きも同時に完了できる利便性の高さから多くのユーザーが利用しています。
各OTAが季節やトレンドに合わせて特集を行っていますが、特集から施設を簡単に探せたり、口コミから実際に宿泊したユーザーのリアルな感想や人気のホテル・旅館を参考にできます。
たくさんのメリットがあるOTAですが、施設側が運用していく際には注意すべき点があり、価格競争に陥らないように気をつけることが大切です。
少しでも予約を獲得するために料金を下げようとしがちですが、利益率が下がってしまうので、競合施設のリサーチをしっかりと行い、施設の魅力をしっかりとアピールできるように、ブランディングを確立していきましょう。
集客力を上げるためにOTAの有料広告やキャンペーン・クーポン施策を利用する方法がありますが、ホテル・旅館によって効果が期待できる施策は異なるので、まずは施設のターゲット層にあったOTAを選んでいく必要があります。
以下にて、各OTAの特徴とユーザーの傾向をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
・一休:ラグジュアリーなホテル・旅館に特化しているOTAで、関東圏の高級至高のユーザーが多い傾向がある
・楽天トラベル:お得なイベントやキャンペーンが豊富にあり、価格重視のユーザーが多いのが特徴的
・じゃらんnet:ファミリー層に人気で温泉のある施設やリゾートホテルに強い
・るるぶトラベル:宿泊施設の情報だけでなく観光スポットやアクティビティ体験の情報が充実している
・OZmall:トレンドに敏感な女性ユーザーが多く、ラグジュアリーなホテルで過ごす記念日プランが人気
・Relux:高級ホテル・旅館を中心に掲載しており、特別な日に贅沢な体験をしたいユーザーの利用率が高い傾向がある
・Booking.com:ゲストハウスからリゾートホテルまで多くの施設が掲載されており、世界中のユーザーが個人の旅行や出張などに利用している
・Expedia:世界最大のOTAであり、宿泊予約と一緒に航空券やレンタカーなどの手配ができるダイナミックパッケージを取り扱っている
・Agoda:東南アジア地域のユーザーが多いため、東南アジアからの旅行客が多い日本では集客に期待ができる
・Trip.com:訪日中国人の半数が利用していたり、他サイトでは掲載されていない施設が紹介されている
このように各OTAの特徴やユーザーの傾向がわかると、どのサービスを利用してアプローチ展開していけばいいか戦略を立てやすくなります。
ホテル・旅館ともにOTAを利用するメリットは多くありますが、施設様が運用する際には、事前に手数料や特性を理解したうえで運営することが大切です。
OTAを上手く活用することで予約の転換率アップに期待ができますが、手数料が大幅にかかって利益を生み出すことが難しいので、公式サイトからも予約が増える仕組みを作っていきましょう!
OTAに掲載できる情報は限られており、公式サイトを訪れて予約を検討するユーザーもいることから、上手く予約の獲得に繋げていくためのポイントを他の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
OTAをどのように活用したら集客力をアップができるか具体的な取り組みを知りたい方は、無料でダウンロードできる「OTAの活用法と売上アップ」についてまとめたE-bookをぜひご覧ください。OTAで集客につながる仕組みやノウハウが詰まっているので、今すぐ参考にして集客力アップにお役立てください!
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