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【D.A.S.H 予約実績レポート|2026年3月】前年同月比で見る足元の予約動向と先行きの示唆

2026年4月7日 D.A.S.H 予約実績レポート 渡邉典史

【D.A.S.H 予約実績レポート|2026年3月】前年同月比で見る足元の予約動向と先行きの示唆

本記事は、当社が提供するサービスを通じて取得した匿名化済みの予約実績データをもとに作成しています。
本データは現時点での予約状況を示すものであり、将来の宿泊実績を保証するものではありません。
本データは市場全体の動向を網羅するものではありません。
個別の施設・事業者が特定されないよう、統計的に加工・集計しています。
本記事の内容は情報提供を目的としたものであり、
本データを用いた意思決定によって生じたいかなる損害についても、
当社は責任を負いかねます。


① サマリー

現時点における2026年3月の予約状況について、以下の3点に要約されます。なお、本数値は現時点での予約実績に基づく未確定データであり、最終的な宿泊実績とは異なる可能性がある点にご留意ください。

  • 予約水準の推移:足元の販売室数は前年同月の91,994室に対し、現時点では118,294室となっており、予約の積み上がりが前年を上回るペースで推移していると見られます 。
  • 需要の変容:国別シェアにおいて、前年は台湾・香港が中心でしたが、現時点ではオーストラリアやアメリカなどのシェアが拡大しており、客層の多様化が進んでいる可能性があります 。
  • の長期化:91日以上の早期予約の割合が前年比で増加しており、先行予約の勢いが強い傾向にあると考えられます 。

② 現時点の予約実績(前年同月比)

足元の予約水準を整理すると、以下の傾向が確認されます。

  • 販売室数:前年比で増加傾向にあります 。
  • 宿泊人数:1名利用が減少し、2名以上のグループ利用の構成比が高まっていると見られます 。
  • 泊数シェア:1泊のシェアが約60%まで上昇しており、短期滞在の予約が先行している可能性があります 。
  • 室単価:30,001円以上の高価格帯の予約構成比が拡大しており、単価水準は前年を上回る推移を見せていると考えられます 。

③ 指標別分析

販売室数(前年同月比)

現時点での販売室数は、前年同期と比較して高い水準で推移していると見られます 。これは早期予約の取り込みが順調である可能性を示唆しています。

日別ごとの販売室数(未充足日・集中日の視点)

特定の日付に予約が集中する傾向があり、特に中旬から下旬にかけて予約数が多い傾向が見受けられます 。一方で、週初めなどにはまだ在庫の余裕がある「未充足日」も存在していると推測されます。

宿泊人数(前年同月比)

現時点では、2名利用の構成比が約43%と最も高く、前年の約27%から大幅に上昇している可能性があります 。レジャー需要による複数人予約が先行している傾向が見て取れます。

泊数シェア(前年同月比)

1泊予約のシェアが50%未満から約60%へと拡大している一方、3泊以上の長期滞在シェアは現時点では前年を下回る傾向にあります

室単価(前年同月比)

30,001円〜50,000円の価格帯が約32%を占めており、前年の約11%から構成比が大きく変化していると見られます 。全体として高単価帯での予約が足元では活発である可能性があります。


④ 主要分析(前年同月比)

チャネル別の予約構成比では、海外(Expedia, Agodaなど)の合算シェアが拡大しており、前年の国内主導の構成から変化している可能性があります 。特にExpediaのシェアが伸長している傾向が見受けられます


⑤ 地方別シェア分析(前年同月比)

地方別では、関東エリアの構成比が前年の約26%から約33%へと上昇している一方、近畿エリアは前年を下回るシェアで推移していると見られます 。エリア間での予約獲得ペースに差が生じている可能性があります。


⑥ 国別シェア分析(前年同月比)

予約の足元動向として、台湾が首位を維持しているものの、アメリカやオーストラリアのシェアが上昇し、欧米豪圏の需要が強まっている可能性が考えられます 。一方で香港のシェアは前年比で低下傾向にあると見られます


分析(前年同月比)

現時点では、31日以上の長期での予約構成比が合計で約65%に達しており、前年よりも早期に予約が動いている傾向にあります 。特に121日以上の超早期予約が約10%まで増加しており、需要の早期確定が進んでいると評価されます


⑧ 総括(現状整理)

現時点では、高単価・早期予約・客層の多様化を伴いながら、前年を上回るペースで予約が積み上がっている状況にあると見られます。ただし、これらはあくまで現時点での傾向であり、今後のキャンセル動向等により変動する可能性がある点に留意が必要です。


『コンサルタント/専門家としての考察』

本レポートで確認された足元の予約動向を踏まえると、2026年3月の需要は「早期化」と「高付加価値化」が同時進行している可能性が高いと考えられます。予約実績特有の不確実性として、特にが長い予約ほどキャンセルリスクを内包していますが、現時点での販売室数および室単価の構成比を見る限り、強気な価格設定が市場に受け入れられている状況と推察されます。

一般的な業界構造に照らすと、3月は卒業旅行や春休み等の国内レジャー需要と、桜シーズンを目的とした訪日外客需要が重なる繁忙期です。データ上で欧米豪圏のシェアが拡大している傾向は、滞在期間の長期化や高単価帯への寄与が期待できるポジティブな兆候と見なせます。

事業者が判断材料として確認すべき視点は、現在の高い予約水準に安住せず、チャネル別の成約単価とキャンセル率の推移を注視することです。この傾向が継続する場合、直前期の在庫不足を招く可能性があるため、供給過多なチャネルのコントロールや、未充足日に対するピンポイントな販促検討が、最終的な収益最大化の鍵になると考えられます。


株式会社micadoについて

「昨日の成功法が、今日は通用しない」。
本レポートで市場の激しい変化をご覧いただいた通り、
今の宿泊業界において「勘や経験」だけに頼る経営は、
あまりにリスクが高いと言わざるを得ません。
株式会社micadoは、約10億のデータを処理する独自開発のAI・分析システムと、
700社以上のWebサイト分析実績を基盤に、
「最も成功確率が高く、再現性のあるマーケティング」を追求する専門家集団です。
私たちが一般的なコンサルタントと異なるのは、圧倒的なデータ量だけではありません。
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「3ヶ月以内に96%の確率で売上改善」という確かな実績を積み重ねてきました。
第三者の客観性と、当事者の熱量を併せ持つパートナーとして、
不確実な市場を勝ち抜くための「確実な一手」を提供いたします。

2026年3月の予約動向に関するよくある質問

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この記事を書いた人

渡邉典史

渡邉典史

ホテルマーケティングコンサルタント

デジタルマーケティングによる集客戦略を担当。独立後コンテンツマーケティングにおける企画立案から記事作成などを行い、サービス提供開始から最短2ヶ月で集客数6.5倍を達成。Googleアルゴリズムの研究を行い、SEO,MEO対策の目標達成が短期間で可能。海外経験を活かしインバウンドマーケティングの責任者としてホテル・旅館を中心に集客支援を行っている。

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監修

田代貴彦

株式会社micado 代表取締役

マーケティング支援実績700社以上