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GOPPAR(Gross Operating Profit Per Available Room)とは?

1室あたりの営業総利益。売上だけでなく経費(コスト)も考慮した、ホテルの真の収益力を示す究極の経営指標です。

GOPPAR(Gross Operating Profit Per Available Room)とは、ホテルが保有する客室1室あたりから、どれだけの「営業利益(コストを引いた儲け)」が生まれているかを示す指標です。これは、売上だけでなく、経費も考慮した、ホテルの真の収益力を測るための最も重要な経営指標です。

この数値が高いほど、客室稼働率と客室単価の両方を最大化しつつ、同時に運営コストも効率的に抑えられている、非常に健全な経営状態にあると判断できます。

GOPPARは、「総営業利益(売上から運営経費を引いたもの)÷総客室数」という計算で求められ、客室の販売価格を意味するADRや、客室稼働率を意味するRevPARだけでは見えない、収益管理(レベニュー・マネジメント)の最終的な成果を可視化します。

ホテル・観光業界における具体的な活用事例としては、宿泊予約サイト(OTA)経由の予約と、自社公式サイト経由の予約を比較する際に用いられます。OTA経由の売上が高くても、支払う手数料(コスト)が大きい場合、最終的なGOPPARは低くなる傾向があります。そのため、手数料が低い「直販(公式サイト)」からの予約を増やすためのデジタルマーケティング施策に、より多くの資源を集中させる判断材料として活用されます。

初心者が誤解しやすいポイントとして、「客室単価(ADR)や稼働率(Occupancy Rate)さえ高ければ良い」と考えてしまうことがあります。しかし、実際はどんなに客室が埋まっていても、人件費や広告費、清掃費といった運営コストが増えすぎてしまえば、最終的なGOPPARは低迷してしまいます。したがって、GOPPARを分析することで、単なる売上ではなく、コスト効率を含めた「儲けの質」を常にチェックすることが大切になります。

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