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レートパリティ(Rate Parity)とは?

全ての販売チャネルで宿泊価格を同一に保つ原則。顧客の混乱を防ぎ、各チャネルの公平な競争環境を整えます。

レートパリティ(Rate Parity)とは、ホテルや旅館が、自社の公式サイトを含むすべてのオンライン予約チャネル(旅行予約サイト/OTAなど)で、同一の客室、同一の宿泊条件に対して、同じ価格で販売するという取り決めのことです。簡単に言えば、どこで予約しても料金が変わらない状態を指し、この契約を順守することは、オンライン販売戦略の基本となります。

この原則は、多くの場合、ホテルとオンライン旅行会社(OTA)との間で結ばれた契約に含まれています。お客様の混乱を防ぎ、特定の販売チャネルが不当に優位になることを避ける目的があります。

ホテル・観光業での具体的な活用事例としては、自社の公式サイトと、大手OTAである「じゃらん」や「Booking.com」などで、朝食付きの同じツインルームの価格をすべて1泊10,000円に設定し、価格差が生じないように在庫管理を行うことが挙げられます。これにより、お客様は価格を気にせず、使い慣れたサイトや、特典が豊富な公式サイトを選んで予約できるようになります。

初心者が誤解しやすいポイントとして、「レートパリティを守ると、公式サイトで安く売れないので直販が増えない」と考えてしまうことがあります。しかし実際には、レートパリティの契約下でも、公式サイト限定の特典(例:ウェルカムドリンク無料、レイトチェックアウトなど)や、独自のパッケージプラン(例:現地ツアー付き)を提供することで、価格以外での差別化を図り、直販を優位に進めることが可能です。そのため、単に価格を比較するだけでなく、提供する「価値」をどこで高めるかが重要になります。

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