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ブッキングカーブ(Booking Curve)とは?

予約が増えていくペースを示すグラフ。過去の形状と比較し、料金調整のタイミングを判断する「予約の羅針盤」です。

ブッキングカーブ(Booking Curve)とは、宿泊日や利用日が近づくにつれて、予約がどれくらいのペースで増えていくかをグラフで示した「予約の羅針盤」です。これは、過去の実績や目標と比較することで、将来の予約状況を予測し、客室の料金を適切に調整するために用いる、非常に重要な指標です。

このカーブを分析することで、「今年の予約の入りは順調か」「予約の動きが遅れているので対策を強化すべきか」といった判断が一目でできるようになります。

ホテル・観光業での具体的な活用事例としては、宿泊日の30日前から急激に予約が増え始める傾向(カーブが立ち上がる時期)を把握し、そのタイミングに合わせて料金を一段階上げたり、収益性の低いプランの販売を停止(手仕舞い)したりする方法が挙げられます。このように、予約の動きに合わせて柔軟に販売戦略を変更することが可能になります。

初心者が誤解しやすいポイントとして、「ブッキングカーブが例年のパターンよりも下回っている=売上が悪い」と捉えがちですが、実際は、予約の入りが遅いだけで、最終的に直前で盛り返す可能性もあります。大切なのは、カーブの形状をもとに「予約が遅れているなら、どのタイミングで、どの販売チャネルに、どのようなプロモーションをかけるべきか」という具体的な戦略を立てる判断材料とすることです。安定した収益を確保するためには、常にこのカーブをチェックし、需要を先読みすることが欠かせません。

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