民泊需要が高まる理由とは?ホテル集客に役立つ旅行トレンドを紹介!

新型コロナウイルスの影響で多くの宿泊施設が苦境に立たされている中、民泊の需要が世界的に安定して伸びています。日本でも、大手民泊予約サイトAirbnb Japanの国内の宿泊予約数がコロナ前の水準を上回るなど、民泊需要の高まりが見られます。

今回は、どうして民泊がホテルの需要よりも先に回復し始めているのか、また、ホテルが集客戦略に取り入れるべき民泊旅行のトレンドについてご紹介します。

トレンドを押さえて顧客ニーズを捉えた戦略を立てることができれば集客が見込めるので、ぜひお役立てください!

世界的な民泊需要の高まりの理由とは

新型コロナウイルスの影響で旅行・宿泊需要が激減したことにより、世界中の宿泊業界は大きな影響を受けましたが、最近では民泊の需要が先行して回復し始めています。

特に回復傾向が目立つのがヨーロッパです。オンライン広告を研究しているCriteoが2021年第一四半期の旅行業界を調査したところ、2021年4月にヨーロッパの民泊予約数がコロナ前より22%増加し、アメリカでも3月に予約数がコロナ前を上回る水準に達しました。

引用:「旅⾏者の⼼理と 今後の⾒通し

日本国内でも、一部の民泊代行サービスは順調に売り上げを伸ばしており、なかでも好調なのが大手民泊仲介サイトのAirbnb Japanです。日本経済新聞社によると、2020年6月中旬の国内予約数は前年同期と比べ78%も増加しており、コロナ前より予約数が伸びている状況が分かります。

世界で民泊市場がいち早く需要を回復させた理由を分析すると、「宿泊業界の中でもソーシャルディスタンスを保ちやすく安全面で優れていること」や「コロナで在宅勤務が増加し、長期滞在しやすい民泊施設でのワーケーション利用が進んだこと」などが挙げられます。

実際に、世界中で一棟貸し民泊の人気が高まっていることからも、非接触長期滞在のしやすさの観点から民泊が選ばれていることがわかりました。

民泊旅行のトレンドから考えるホテルの集客戦略

大手民泊予約サイトAirbnb Japan代表取締役の田邊泰之氏によると、ユーザーの予約傾向からコロナ禍の国内旅行には3つのトレンドを見ることができるといいます。

3つのトレンドとは、近場であること長期滞在型ワーケーション・3密回避ができることです。これらを踏まえて、続いてはホテル・旅館が取り入れるべき集客戦略を解説していきます!

1. 近場の人へ向けたローカルマーケティング

近場への旅行が人気な傾向から、ホテルを運営する方にはローカルマーケティングに力を入れることをおすすめします。地元の人をターゲットにして効果的にホテルの魅力を発信していくことができれば、集客の向上につながるでしょう。

Airbnb Japanの国内予約の内訳からも、コロナ禍には近場で宿泊先を探す旅行者が増えたことがわかりました。実際に、自宅から車で1時間半ほどで行ける近場の予約がコロナ前より増加しています。

関連記事:ホテル・旅館のローカルマーケティング手法!リピーター獲得を促進させるコツを解説

2. 長期滞在・ワーケーションプラン

Airbnb Japanは、国内予約のもう一つの特徴として旅行の長期化を挙げており、28連泊以上の長期予約がコロナ前より増えたと発表しています。

Airbnbのサービスでは、ユーザーが必要なアメニティや設備条件を指定して宿泊先の絞り込み検索を行うことができます。そこでコロナ禍で上位になった検索条件を見てみると、キッチン付き・WiFi付き・洗濯機付きなど、どれも長期滞在やテレワークに必要不可欠な設備が求められていたことがわかりました。

以上のことからも、長期滞在やワーケーションの需要が高まっていることは明らかなので、長期滞在プランやワーケーションプランを打ち出すことで集客が期待できます。その際には、ホテル・プランならではの良さをWeb上でアピールすることで、他のホテルや民泊施設と差別化が行えるでしょう。

関連記事:ワーケーションプランの需要は伸びる?ホテル・旅館が販売すべき理由を解説!

3. 安全への取り組みについてWeb上で発信する

Airbnb Japanの調査によると、コロナ禍に旅行者に選ばれるためには、非接触や衛生面の徹底などの宿泊施設の安全対策が必須だとわかりました。

ホテルの感染対策としては、お客さま同士の接触を避けるために導線やチェックイン・アウトの体制を変更したり、コロナ対策ガイドラインを作成するなどができます。また、行っている取り組みについて忘れずにWeb上で発信することで、お客さまに安全な施設であることをアピールしましょう。

トレンドを把握してホテルの集客戦略に取り入れよう!

今回は、需要が高まっている民泊市場のトレンドから、ホテルが集客戦略として取り入れるべきポイントをご紹介しました。宿泊業界のトレンドを常に把握して戦略に取り入れることで、顧客のニーズを満たし集客力を上げることができます。

そして重要なのは、戦略にトレンドを反映させて終わりではなく、行っている取り組みについてSNSやWeb上で発信することです。SNSの運営については、Webマーケターが教えるホテル・旅館の伸びるSNS運用の集客戦略とは?でも紹介しているので参考にしてみてください!

弊社メディアでは、ホテル・旅館に向けたマーケティング知識やノウハウを公開しています。宿泊業界のトレンド記事はもちろんのこと、Web集客力の向上や宿泊予約を増やす戦略・戦術も豊富に紹介しているので、ぜひお役立てください!

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投稿者プロフィール

小柴 里沙
小柴 里沙
ホテル・旅館のWeb集客力を底上げするために販売促進やプロモーションについて研究し、mint(micado hint)のメディア運営を担う。国内マーケットの動向や先々のトレンドを分析しながら、宿泊業界に貢献をする。